浜松まつりで使う太鼓は基本、一人で首からかけて使用するのだが、このグループはなんと棒に太鼓を吊り下げているではないか?たぶんこのタイプはかなり珍しいと思う。太鼓が大きくてとても一人で持てないのである。まるでこれは青銅製ゴングを吊り下げて歩くバリのバレガンジュルである。
浜松まつりで使うラッパは基本的には二種類である。いわゆるラッパの「巻き」の違いにより、音の基本となる高さが違うのだ。同じグループは当然同じラッパを使うが、合同練りなどの場合は音がずれるため、交互にフレーズを演奏する。複数のグループで演奏するときの音楽的特徴である。
街中で行われる合同練りや、御殿屋台の練りを見る楽しみは、それぞれの団体の演奏の旋律や楽器の種類を見ることもまた楽しみだ。今晩が今年最後の合同練りである。すでに三日目、どのグループもぐったりなんだろう。たぶん各地域に帰ると夜遅くまで「後夜祭」が行われて、浜松の人々の3日間にわたる祭りは終わるはずである。
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