Pの世界  沖縄・浜松・東京・バリ

もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

風よけと補強

2014年08月02日 | ワヤン上演
 先日のワヤンの名古屋公演で火を使ったのですが、やはり風が強いと火が流されて危ないのです。時には火の粉が散ったり、スクリーンを焦がすこともあります。そのためバリではスクリーンの裏側をシャットアウトすることが多いのです。つまり風の影響を極力受けないようにステージが作られています。
 日本では裏からもみれるように舞台設定しますから、締切ることはできません。そこで、今回、側面からの風をさえぎるための風よけを透明のプラスチック板を使ってとりつけました。また油の壺が重いために、ステンレス製の柱でかなりしっかり補強をしました。これで安心して上演することができます。
 グンデルのメンバーは本当に器用に設計用の図面を作り、材料を集め、こうして舞台道具を作ってくれます。本当にありがたい。この舞台、明日の阿佐ヶ谷公演で初お目見えです。ただ台風の影響で風が強いと火が使えず電球です。明日になってみないとわかりませんね。台風の影響がありませんように。