Pの世界  沖縄・浜松・東京・バリ

もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

明日は撮影会です

2013年10月04日 | 東京

 明日は東京にてスタソマ物語に登場する皆様の撮影会です。時間は午後5時過ぎからの予定。場所は国分寺のワヤン・トゥンジュク一座スタジオにて。ということで、浜松から撮影会のために大きな虎がやってきます。
 この12月に東京公演で上演予定のスタソマ物語はラマヤナ、マハバラタとつながってはいますが、ヒンドゥーの物語というよりは仏教説話をインドネシア文学として書きかえたものといえるでしょう。スタソマ自身は仏の化身なのですから。
 捨身飼虎という仏様のお話があります。仏様は前世で自らの身を虎にささげる話です。スタソマ物語でもまたこの話が少し形を変えて登場します。もちろんスタソマ王が死んでしまっては話が続かないので、インドラ神がちゃんと生き返らせてくれるわけです。そこがおもしろいところで、ヒンドゥーの神が登場するのですね。
 ということで、そんな虎さん、親子で明日の撮影会に行く予定でしたが…、どうも浜松のワヤンの箱の中には子虎がいないようなので、一足先に東京にふらりと行ってしまったようです。しっかり世話ができない親虎をPがしっかり鎖をつけて連れていきます。 きっと素敵なチラシに掲載されるはずです。もちろん撮影時は鎖は外します。逃げないようにちゃんと見張ってますから大丈夫。