Pの世界  沖縄・浜松・東京・バリ

もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

二人ではなく七人で上演します

2012年02月10日 | 那覇、沖縄
 いよいよワヤン・トゥンジュクのジャパン・ツアー、沖縄公演が明日に迫りました。といってもバタバタしているわけでもなく、いつもと同じように時が流れています。昨日遅くまでかかって採点を終えて成績を事務に送ったのでなんだかすっきり。
 ところで数日前、新聞に告知記事が掲載されたのですが、なんと上演がワヤン・トゥンジュク氏、伴奏がグンデル・トゥンジュク氏となっています。何も知らない人だったら、こんな名前の外国人の演奏者が一人いるんだろうと思いますね。でも、よく考えると、ワヤン・トゥンジュク氏の中に二人の人間が()に入れられているものも面白いのです。
 グンデル・トゥンジュク氏という人名を見て、突如思い浮かんだのが、ドビュッシーの《子どもの領分》の中の〈グラドゥス・アド・パルナッスム博士〉でした。「わけがわからない名前つながり」だっただけです。それでもドビュッシーのピアノ曲の名前を思い浮かべるなんて、ぼくは本当に「インテリ」なんです。
 そんなことはどうでもよくて、演奏は4人、人形遣いの補佐が2人、私を入れると合計7人、いわゆる「7人の侍(アンゴタ)」で一座は成り立っています。
 またまたそんなことはどうでもよくて、お時間のある方はぜひ、午後4時に南風原文化センターへおいでください。駐車場はとっても広いですし、県外の方もまだ明日のフライトには空席があるようです(?)。