Pの世界  沖縄・浜松・東京・バリ

もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

合宿

2008年08月03日 | 大学
 昨日から県の少年の家でゼミ合宿。初日の午後からゼミ生の発表。一日目の発表が終わってからは飯盒炊爨でご飯をたいてカレー作り。もう絵にかいたような野外活動である。企画を学生からもらったときは、「えーっ、この暑い沖縄で5時から薪割り、火おこし・・・?」と愕然としたが、実際にやってみると結構楽しい。蚊に刺されながらビールを片手にカレーとサラダの夕食。
 大学時代、夏休みに相模湖ピクニックランドで泊り込みのキャンプの指導員のバイトをしていたときのことを思い出した。あれからもう25年は経過しているのに、飯盒炊爨の方法は何ひとつかわらない。薪に火をつける方法、ご飯の炊き方、おいしいカレーの作り方。あのころは毎日かわるがわるやってくる家族にそんな方法を教えていたのだから。
 楽しく話をしてさて寝室へ。といってもホテルのベットルームとは大違い。部屋は横長の二段ベットで、子供だったら12人は眠れるような大部屋を教員3名で使う。私は一人で上段を占領して大の字で眠る。小学生だったころ弟と二段ベットで眠っていたときのことを思い出す。やっぱりそのときも私は上の段だった。夜中に目が覚めたとき、なんだかまだ小学校低学年の弟がベットの下でスヤスヤと寝息をたてて眠っているような錯覚を覚えた。考えてみると、そんな二段ベットで寝ていた私の歳は、今の息子の年齢だ。大学生時代の自分、そして小学生時代の自分をふと感じられた一泊二日。