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430MHzの落成検査に向けて

2023-01-30 16:24:21 | アマチュア無線

 この1ヵ月はフィルター設計について興味を惹かれたので、やや脱線気味でしたが、これも430MHz帯のQRO落成検査の準備の一つとして欠かせない学習だったように思います。

 色々紆余曲折はありましたが、エキサイターはIC-705にするよということで変更申請の変更をすることにします。IC-705とリニアアンプの間にBPFを挿入して、IC-705のヘテロダインによるキャリア近傍(±40MHz)および第2高調波のスプリアスを除去します。BPF無しでは、いくら優秀なリニアアンプを使っても-70dBc以下というスプリアス規制のハードルをクリアすることができないことは、これまでの実験で分かっています。

 1年程前にHenry-radioで購入したBirdの30dBアッテネータの容量は300Wなので、このままでは500Wでのテストができません。どうしたものかと思案した結果、アンテナの部品として用いられる430MHz帯用2分配器を用いて、HF帯の試験に用いていた定格不明のダミーロード(500W ~1kW)に半分の電力を消費してもらうことにしました。分配器には周波数特性があるので、スプリアス測定の正しい方法ではないことは承知していますが、アマチュア的には可とにしました。

 IC-705の出力調整を88%にすると、500Wをやや上回る位になります。エキサイターをIC-705にすることで、オーバードライブによるリニアアンプの損傷を回避することができて、丁度良いバランスなのかもしれません。

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