児童相談所は元来、めぐまれない子どもやその親を「支援」する役所だった。
それが、児童虐待がクローズアップされると、児童相談所は親への「介入」(摘発、懲戒)を求められるようになった。
「支援」と「介入」という相反する役割を求められて、児童相談所は苦悩していた。検事と弁護士の役、両方を求められたからだ。(このことは児童相談所の「股裂き状態」との標題で 2011-04-03 に指摘しておいた。)
このたび厚労省のワーキンググループが「支援」と「介入」の分離を言い出した。遅きに失したが当然の発想である。
※今日、気にとまった短歌
白い飛び石のやうにおにぎりは女の過去に散在してゐる 幸田文
それが、児童虐待がクローズアップされると、児童相談所は親への「介入」(摘発、懲戒)を求められるようになった。
「支援」と「介入」という相反する役割を求められて、児童相談所は苦悩していた。検事と弁護士の役、両方を求められたからだ。(このことは児童相談所の「股裂き状態」との標題で 2011-04-03 に指摘しておいた。)
このたび厚労省のワーキンググループが「支援」と「介入」の分離を言い出した。遅きに失したが当然の発想である。
※今日、気にとまった短歌
白い飛び石のやうにおにぎりは女の過去に散在してゐる 幸田文