必殺シリーズ 備忘録

主に各回の名シーンまとめ
※『新仕舞人』『仕置屋稼業』をまとめ中!

第12作 江戸P・必殺商売人 第06話「手折られ花は怨み花」

2016年02月28日 | 第12作 江戸P・必殺商売人



【ストーリー】
正八は母親に死なれ伊豆から江戸へ父親探しに来た少年・紺平と知り合う。

一方その頃、おせいや新次と懇意にしていた半玉(芸者の見習い)の静香が、旗本の養子・水島弥之助と心中した。
結果水島家はお取り潰しとなったが、おせいと新次は二人の心中に疑念を抱く。

【知ってるゲスト】
島田順司、田畑猛雄、仁和令子、松田明

【名シーン】
①とんでもないことを言う秀英尼
    正八の灯台を訪ねてきた秀英尼が一両差し出す。
秀英尼「お礼を申し上げに参りました」

 正八「何ですか、これ?」
秀英尼「紺平さんが先ほど父御(ててご)に引き取られていきました」
 正八「父御に引き取られた!?」
秀英尼「名前は申されませんでしたが、色々と面倒かけたと、なんと五両も下さったのです。
    ですから正八さんにもお礼をと思いまして」
    秀英尼は正八に近づき耳打ちする。
秀英尼「またお金持ちの子供がいたら、さらってくださいね…」
 正八「えぇ~っ!?」
秀英尼「シー!いいんですよ、分かっていますから。あなたに御仏のご加護がありますように」

↑なんつー尼さんだ、こいつは!

【感想】
内容がちょっと難しいです。まとめると…
伊豆の鹿ヶ谷は水島家の所領で、そこは温泉が出る。
現在の水島家はみのと養子の弥之助だけ。
みのは武家の暮らしに飽きていたし、しかも札差の越後屋とできていたため、水島家を潰そうと画策(ただし水島家が潰れれば所領は御上に没収される)。
水島家を潰す=弥之助を消すために、みのは色仕掛けで伊平を騙し、弥之助と静香を心中に見せかけて殺害させる。
水島家はお取り潰しになるが所領の没収を避けるため、侍の井本を通じ、鹿ヶ谷が越後屋に払い下げになるように手配する。
井本は邪魔になった伊平と、ついでに父親探しに来た紺平を消す。

ややこしすぎて、今回はあまり面白くありませんでした。

↑静香役の女優さんがちょっぴり綾瀬はるかに似ているなと思いました。