中流階級の食寝言 ~それでも上流階級の夢をみる~

普段、人様は何を召し上がっているのか気になりませんか?自分は物凄い気になる。。。

本格手打 もり家@大門 ★★★★★

2021-04-06 12:31:00 | うどん
モーツァルトの死後、制作中のレクイエムを弟子が引き継いで作曲しましたが、神がかった前半に比べて後半は凡庸そのものであった例を挙げ、海原雄山先生はこう仰いました。




本物は本物で語らなくてはならない。
楽釜製麺所無き今、本物のうどんを語るために、どこか良いお店は無いかと放浪しておりましたら、ぶち当たりましたこちらのお店



もり家
瀬戸内海をコンセプトにしたアンテナショップの2階にございます。


この日は季節外れの夏日。ひゃっこいうどんが食べたいのでこちらを注文いたしました。


梅とろろぶっかけ

楽釜より数段綺麗な盛り付けです。


つゆは楽釜と違って、厚く削った鰹節を惜しみなく使っているのが分かるしっかりとした味わい。


うどんは楽釜もかくやのもんのすごいコシ。ただし、楽釜の様にうどん粉の塊だからコシが強いって訳ではなく、しっかりこねてこねてこね上げているからの正統派のコシ。キメが細かく舌触りはシルキーで典雅です。


とろろが冷んやりとして最高。梅は瀬戸内ってコトで南高梅と芸が細いです。


味変調味料も凝ったヤツが揃っていて楽しいです。こりゃぁ

楽釜後の本物のうどんだ!★★★★★
つか、そもそも楽釜って果たして「本物」だったのかしらん?…

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