もりいち@亀戸 ★★★★★

彼はヨハン・フリードリヒ・ベッドガー。錬金術師を名乗り、錬金に成功したなどとホラを吹いたもんだから、ザクセン選帝侯に捕まり、やれ金を作れ、そら金を作れと矢の催促で、進退窮まりもう何でもいいから作っちゃえ！といい加減に作って出来た白い磁器。

そう、

マイセン

一皿ウン万のこちらのお皿はザクセン選帝侯を大いに満たした訳ですが、本日ご紹介するこちらのお店は一皿税込180円で庶民を大いに満たします。

もりいち

何やらコスパがよろしいとの話を聞き付けやって来たのでございます。

ムフフフ、楽しみ〜


気になるヤツを注文またはレーンから取っていきます。

と、その前にお疲れちゃん。

インド鮪

見るからに旨そうな赤身がドンブラコ流れて来ましていただきます。そしたら、ねっとりとした赤身でいきなり美味い★★★★☆ そして、酢飯は赤酢を用いていてまろい酢加減。素敵。

さんま

今や超高級魚の秋刀魚様もここでは180円也。全身脂の如し脂乗りですが、そこは青魚。後味はさっぱりとしているから不思議です。めっちゃ美味い★★★★★

赤貝

磯の香りがプンと立ち、また貝の旨味も強く力強いお味★★★★☆

金華いわし

コレはちょいと水っぽくてアテが外れてしまいました。

つぶ貝

コリッコリのコリッコリ★★★★☆

えんがわ 

脂っぽいかな？と警戒しながらさにあらず。適度な脂乗りで、奥底の鰈のお味も味わえます。

とろ〆さば

なんとこちらは三巻でやってきました。そしてめちゃくちゃ脂が乗っていて美味い★★★★★ それぞれ山葵、和芥子、柚子胡椒が乗っかっていますが、やはり山葵が一番かな。

とろたく巻き

最近好きな巻き物。鮪の脂分と沢庵の塩気、酸味の対比が気に入ってます★★★★☆

アジネギみそ巻き

要はなめろうチックなこちら。美味さのあまり皿まで舐めろう、とはよく言ったものです★★★★☆

素晴らしいお店。一皿180円でこのレベルとは恐れ入ります。人気も頷けます。というワケでお店は始終満席。コレも現代における錬金術ですな。