和庵

土佐に和庵あり!土佐弁に癒されに?来とうせよ。友達というもんは、まっことありがたいもんぜよ。

2012年5月の運勢

2012-04-28 | 九星気学

5月5日~6月6日まで  気学上 乙巳 五月 旧四月


全体運
天の気(宇宙のエネルギー)は【乙(きのと)/木性・陰】で、種を割って出た芽が右往左往する姿を現している。これを「軋み(きしみ)」といい、今月、天は軋んでいる。ということは、5月は政界再編に向けての軋みが起こる可能性がある。消費税が決まるのか、いよいよ大連立に向けて動くのか、それとも大阪維新の会が国政に出るための準備を始めるのか。4月の動向もあるけれど、5月が一つの山場となり政局を迎える可能性がある。軋みとは摩擦だから、反対勢力があるなどさまざまなことが予想される。もう一つ、軋みには「地震」の意味もあるから、軋んでいた復興事業がこのあたりからスタートする可能性もある。また「軋む」と同時に、「軌(き/軌道・道筋)」が明らかになってくる・出口が見えてくるとしたら、復興事業がスタートすることで株価が上昇するが、その上昇は一時的なものになるだろう。
今月の恵方は【庚(かのえ)】で「さらに」という意味がある。4月の【甲(きのえ)】が「更に」となるので、何か反対勢力を押し破って出てきたものが、さらに力をつけてドンと前に出てくる可能性がある。また甲(きのえ)は「検閲」という意味がるので、十分民衆にさらされて、民衆の評価を得ていく。だからなお、5月は世の中の動きが面白い。首相に指名されそうな人は、総裁選前の批判を避けて一瞬姿を隠すから、石原新太郎あたりは表に出なくなるかもしれない。検閲されるとか、民衆の是非を問われる状況に置かれる……そういう意味では選挙の声は上がるだろう。個人の人生においては、スタートしたものが軋みながら動いていく。だから4月中に何かを始めたかが重要になる。もし4月中に始めたものがあるなら、もう一発踏ん張るといい。始めたことで安心するのでなく、始めたものは伸びていくけれど、「さらに」と力を加えたものは【恵方】となり、ツキとチャンスに恵まれるから、4月に強引に出たもの・パキっと音を出して割って出てきたものについては、もうひと踏ん張りしてみること。

地の気(地球のエネルギー)は【巳(み)】で、止まるという意味がある。【辰(たつ)】は伸びる、【巳(み)】は止まる。止まるというよりも溜まるという意味合いがあり、ぎゅっとつぼみになるように栄養がたまる。伸びたものがぐっと集約されるから、これまで皆が負けずにやってきた経済活動がここで一つ実を結んでいくかもしれない。逆に、今月丸まらないものは花は咲かないし、何もやってこなかった人につぼみは付かない。何か継続的にやってきた人、目標を持って歩いてきた人ならつぼみになるし、それは花が咲く一歩手前だから、その歩み方は正しかったということ。さらにこのつぼみは、いずれ実質的な金銭的ゆとりにつながっていく。
【丑(うし)・巳(み)・酉(とり)】は【金局三合(きんきょくさんごう)】といい、つぼみをつけたものは全部お金につながる。今は見えないけれど、天に道がつながっている。またこの5月、あきらめずに歩き続けている人は、今は「苦しい」が見えているかもしれないが、もうすぐ「宝=欲しかったもの」が見えてくるから、とにかく歩き続けよう。また何かを束ねて歩いている人、何かを集約しようとしている人も、全部お金につながっていく。だから5月は事業の拡大ではなく、縮小するなど「まとめること」は賛成。「集める・束ねる・溜まる・集約する」がキーワードとなる。
【酉(とり)】は「酒壷の中で熟成した酒」の意味があり、熟成しているもの、束ねていくもの、まとまっていくものなどは、実は非常にお金に縁がある。それを5月にやっているかどうかが重要。宝までの道のりは遠いが、近づけば近づくほど匂いは強く上がってくる。だから諦めずに歩こう。その道は間違いなく上り坂で、暗い上り坂ならその道は正解ということ。そのときに事業を縮小したり仲間をまとめたり束ねることができれば、必ずこれまでやってきたことがつぼみとなり、全部まとまってくるし、道筋が見えるようになる。一方、今月楽をしたい人はハズレ。


人の気は【二黒土星(じこくどせい)】で、二黒には「古い・大地・育成する」という意味がある。今月は古いものに吉。それから、育成ということに携わってきた人には吉で一つの結果が出る。一方、今月はじっくり準備してきたものを変化させてはいけない。こうやりますと言っていたのに、全然違うことになっているのはまずいから、準備してきたものは変えずにスタートを待つこと。同時に、今月は何か変化できなければ五黄殺。何かやろうと準備してきたのに、途中で自信がなくなって止めてしまう人、変えてしまう人がたくさんいるが、それはつぼみをつける前なのだから、今月は「そういう自分を変化させろ」「そういう自分を止めろ」と【丑】は言っている。止めることができれば今月は合格で、【寅】は「始まる」という意味から、「止まると始まる」。逆に止められないのはワガママでしかなく、その者は間違いなく準備してきたものを変化させてしまい、事件・事故・トラブルに発展していく。継続してやってきたけれど不協和によって行き詰まり、「これは本当に私のやりたいことじゃない」「私のやりたかったことはこれだ」と、また勝手に理由をつけて変化していく。だからそれはつぼみ(お金)にならず、また貧乏クジを引いていく。日蓮の言葉に「汝早く信仰の寸心改めて実乗の一膳に帰せよ」という言葉があるが、人間が幸せになるのは「寸心」だと言っている。ほんのちょっとしたことなんだと教えている。「私にはできない」「もう無理」というその心は「気のせい」であり、準備してきたことに間違いはないのだ。また今月、新しい話に飛びつくと痛い目を見るが、なぜそうなるのかというと、いつも最後までやり通さない尻の軽さがあるからだ。そういう自分を4月に捨てる予定だったのに捨てられずに来た人は、今月その種が発芽する。二黒中宮のときは、対中相性で向かい合わせた星同士が皆仲がいい。だから古いものに着手して整理・処理してきた人、または地道に自己改革してきた人……とくに心の中の問題をきちんと処理してきた人は、万象繰り合わせてオールクリアになる。まとまるぞという姿なのだ。その結果がつぼみになっていったり、暗闇の中で坂道だと思って歩いていたけれど目標に繋がっていく。きっとその道のりは長かったはずだが、全部報われるからしっかり歩こう。



一白水星
(S20、29、38、47、56、H2、11、20年の2/4~翌年2/3生まれの人)

 90点。運気のいい今月の一白水星。これまでやってきたことがつぼみ化していくから、ここはひとつ焦らないこと。つぼみ化してもドンと発射せずに、つぼんだまま大事にしておかなければいけない。発射は6月、中宮で花を咲かせればいいから、今月はじっくり行こう。一白は高運期に限らず、何でも気軽に引き受けて忙しく過ぎてしまうし、ダブルブッキングも多い。それでは信用を落とすから、ここはじっくり、仕事を減らすぐらいでいい。無理に減らすことはないから「減らすぐらいの気持ち」で、つぼみ化していくこと。花がきれいに咲くには、温度差や起伏、緩急があることこが大事。温度差とは、起伏を作ること。高運期で、大股でドンドン歩いていてもちゃんと休憩する。休憩しても嫌でも上昇するので、ブレーキを自分でかけること。それがぎゅっと凝縮するつぼみとなる。ここで温度差を与えれば、バッと咲くときに綺麗なピンクの桜になる。上手に休みを取れるように調整することが今月は大事なのだ。全部自分で引き受けず、人に任せてみるといい。そうすれば人も育って一石二鳥。



二黒土星
(S19、28、37、46、55、H1、10、19年の2/4~翌年2/3生まれの人)

 90点。高運期だが、「不変運」の二黒は高運期ほど衰運に感じるので、気分的にはあまりよくない。また「裏(裏方)の星」であり、目立ちたくない二黒が表に立たなければならないから、余計に具合が悪い。そういう時はどうするかというと、二黒中宮(中心)ということは対中相生(向い合せた星が全部吉)になるから、二黒が中宮にいる時は周囲をまとめることに心を砕くことが大事。そんな「二黒らしさ」とは何かというと、「見えないところでの心遣いや努力」なのだから、周囲をまとめることに心を遣ってみるといい。揉めている親族がいたら仲良くなるよう触れてみたり、離婚で揉めているなら仲良りするか、もしくは協議がスムーズに進むように触れるなど、何かしら周囲を整えまとめていくことが重要。ところが、それは「嫌だ、嫌だ」という心があれば暗剣殺で、後ろから何か事件、事故に追われる姿となるから、何か責任に追われて、次から次へと忙しいという状況になる。一方、積極的に全体を取りまとめている、積極的に裏方に回る、積極的に地味なことをこなしている二黒は、きっと多くの仲間や友人・知人、またお金や物、知識情報が集まってきて、想定外の喜びとなるだろう。



三碧木星
(S18、27、36、45、54、63、H9、18年の2/4~翌年2/3生まれの人)

 50点。月破でなければ60点の今月、気分的にはかなり楽だが、「種」を意味する【亥(い)】の【破壊殺】が-10点で、その「種」は物の見え方が間違っていることを表している。もし冷めかけている人間関係があれば、我慢せず早急に対処したい。それはきっと【六白(乾)】の「相手に施す」気持ち(させていただくという感謝の心)が枯れ始めていたり、施すことに疑問を感じ始めているのだ。「乾は大志なり」といって、六白は与え続けて見返りを求めないが、今月の三碧は主人や妻、子ども、友人、上司、部下などに対して見返りがないことで不満を抱き、そこから心が離れようとしている。だからここで、もう一回与えてみたらどうだろう。なぜなら三碧にとって、これまではそれが生きがいだったはず。相当距離が近くて、その人に施すことが喜びだったのに、冷めてきたぶん見返りを求めてしまう。今月は衰運の入り口だから、黙っているとどんどん冷めていくし、自分では止められない。そこで太陽の意味を持つ六白の気を借りれば温まる。すると「雨降って地固まる」「地固まって水湛(たた)える」というように、豊富な水で潤い万事うまくいく。三碧のすごいところは、飽きもせず人に親切にできるところで、沈むことのない「朝日」なのだだから、自分らしく、どこまでも懲りずに親切に、布施し続ければいい。



四緑木星
(S17、26、35、44、53、62、H8、17年の2/4~翌年2/3生まれの人)

 80点。調子に乗りやすい今月の四緑木星。恵方と天道がなければ70%だが、無責任な時ほどパワーが炸裂する。「楽しければいい」というような感覚で、周りから見るとどこかいい加減に見えてしまう。準備しない・片付けしないというような印象がある。役割が違い、そもそも盛り上げ役なのだが、その四緑が西に廻座して、いい加減さが炸裂してしまう。自分の都合のいい時だけ人の世話をし、不都合が生じると人のせい、何かのせいになるのが四緑の特徴。この四緑が80%という運気にのって調子に乗り、言葉のミスが多くなる。一番は「私がやってあげている」という思いから不足不満が出てしまう。「やってあげている」ではなく、「させていただいている」になってくるといいが、とにかく今月は不満を言わないこと。人の世話をするということは「自分が苦労をする」ということなのに、「自分だけ苦労している」「してあげているのに誰も協力しない」と思っていたら、それは「世話」とはいえなくなる。その思いを止めるためには、ここはぐっと堪えて「させていただく」という気持ちでいきたい。そうすれば恵方で、天への道が開く。それができれば、ついてくる人がなかなかいない四緑に、今月はついてくる人が出てくるはず。



五黄土星
(S16、25、34、43、52、61、H7、16年の2/4~翌年2/3生まれの人)

 90点。五黄は何かしら過去に失敗したことがあり、今月はそれを補填し、クリアしなければいけない。五黄が北東に廻座した時は非常に過ごしやすいが、この時、五黄がしなければいけないのは何といっても「変化」である。それは「地道さ」が必要でで、五黄が地道になったら鬼に金棒なのだ。要は「名参謀」「名番頭」「縁の下の力持ち」と言われる五黄が、汚れ役を買って出ることができたら最高なのだ。それを嫌って目立ちたい、目立つことだけしたいという思いがあるならば、その心が後々、衰運(北)で苦しみとなる。だからこの運気の強い時期に、自制心でもってその月の心構えに従い、自分を作り変えることに五黄は力を注ぎたい。ひたすら地道なことの反復で、自らを省みることだ。「止まる」ことに三合だから、とりあえずこれまでのことを止めてみよう。衰運の中での運気の強さゆえに、勘違いが増幅する。気の高ぶりでいろんなものに出会う から、全部チャンスに見えてしまい、次から次に手を出して、結局お金だけ失くしていく……そういうことが五黄にはある。だからここは一つ「止まる」ということが大事で、止まれば溜まっていき、止まるから束ねられる。つまり止めて束ねたら変化できるということ。



六白金星
(S15、24、33、42、51、60、H6、15年の2/4~翌年2/3生まれの人)

 30点。後天上位の南・九紫に廻座して、今月は非常に過ごしやすいけれど要注意でもある。それは「太陽」と言われる六白が、自分の後ろにもう一つ太陽を背負っている姿で、太陽が太陽に照らされている姿となる。その背後の火が強過ぎて……世の中が明る過ぎて、自分が陰になっていること分からない状態なのだ。実はその後ろにある太陽のお陰で物事がうまくいっているのだが、そこを見落とすから翌月北で苦労する。だから今月、六白は勘に頼ってはいけないし、うまくいっても自分の実力だと勘違いしないこと。また明るく前向きなのはいいけれど、調子に乗った言葉や無責任な発言は避けたい。人が「あなたのために頑張りたい」と思えるような言葉を使うためには知識・智慧が必要だから、今月は表に立つよりも、一線を退いて読書や勉強をしよう。すると声がかかり、「これを育ててほしい」と頼まれて出ていくような役割……町内会や学校、組織、団体のまとめ役が来るはず。お願いされたら快く引き受けて、優しく触れ合うだけでいい。また選ばれたら地道にやること。自分から発言せず、聞かれたときだけ答えること。つい口が出てしまう六白だけに、今月はそこをぐっとこらえることがポイント。



七赤金星
(S14、23、32、41、50、59、H5、14年の2/4~翌年2/3生まれの人)

 70点。七赤は北(最衰運期)に落ちても、一白(同類の星)の上に乗るため、非常に過ごしやすい。ただこの時に問題なのは、利口な七赤なら動かないところを、運の悪い七赤は動いてしまう。運気は下火なのに70点の気の強さで、新しいことに手を付けてしまう。そんな七赤が今月すべきことは、自分の心を調整すること。物を頼まれてもその人との間合いをちゃんと図り、距離をとること。そうやって調整・調和をとることが、5月の七赤の心構えなのだ。そうすることで大きな希望が見えてくる。「あんなことをしてみたいな」「これはこうしてみようかな」と夢をたくさん語ることで調和がとれていく。とくに過去に諦めたことならなお「やってみようかな」と言葉にしてみるのはいい。始めるかどうかは別にして、いい加減でいいから次々と夢を語ってみよう。その調子よく話している感じがいいのだ。ただし、今は動かないことが大事。大風呂敷の七赤が夢や希望を語ると周囲がワクワクするし、何となくほのぼのとしたものを与えることができる。そうすることで、自分の行き先に少し希望が見えてくるし、生きがいが見つかる場合もある。見つかったらそれは重要度が高いから、周囲にはあまり言わず、メンターにだけ話して大事に温めたい。準備を始めるのは6月、スタートは7月がベスト。



八白土星
(S13、22、31、40、49、58、H4、13年の2/4~翌年2/3生まれの人)

 90点。点数の高い時の八白は、そんなに調子は良くない。今月は、二黒の上に八白が廻座していて、それはだだっ広い大地の上にドンと山が立っている姿。だから四方から見える富士山みたいなもので、そこにいるだけでいいのに、この富士山は調子がいいとしょっちゅう動きまわってしまうが、山(目標物)が動くと邪魔でしょうがない。だから、じっと皆が登ってくるのを待たなければならない。それが八白の山の姿で、そうなるためにはこまめにメールしたり、連絡を取ってみるといった関わりが必要になる。山が動くのは地震や地角変動する時だから、地面が動いてくれないと山は動けない。地面が動くということは、大衆が動いてくれないと八白が動けないのに、八白だけが動いてしまうとついていけない。八白が1人で動いてもそれは形にならず、皆に動いてもらえるように、普段の関わりが重要となる。中でも「悪いことは私のせい、いいことは皆のおかげ」と言える心が大事。「なんで私ばっかり」という心に問題がある。だから準備が整っていない(普段から、そうした人との関わりができていない、動いてくれる人がいない)八白は、今月動かないこと。準備不足で動けば想定外の問題や弊害が出てしまう。高運気でも動けないということは、今まで何をしていたのかと問われてしまう。八白が目標を達成するには、いかに動かずに周囲に心を配り気遣いするかである。



九紫火星 
(S12、21、30、39、48、57、H3、12年の2/4~翌年2/3生まれの人)

 80点。どれをとってもいい感じだから大股で歩いていいが、唯一の弱点は横柄な態度と言葉遣いだから、ここさえ気をつければ後はOK。もともと器用な九紫は何でもこなすが、今月は自らノルマをかけ、もっと高いところ(できる以上のこと)を目指してやってみるといい。5できるなら10やる、2日かかるなら1日でやってみる、10人集められるなら100人集めてみる。そうすると、九紫は自分ができることをやってきただけで、自分の能力を超えようとはしていなかったことに気づくはず。九紫はいつも勝算のあることにしか絶対に手を出さない。負け戦を勝ち戦に作り直そうとはしない。六白はあきらめが悪く、どうにかならないかと考えるが、九紫はあっさりあきらめてしまう。今月はその軽さがと出やすいから、「軽くできること」だけをやらずにノルマをかけていこう。そうやって自分の心を育て、我慢強さを身につけたい。もともとスタンドプレーの九紫が、多くの人の協力を得て何か形にできるようになったらいい。九紫は何でも自分でやるから「お陰さまで」と言えない。それが言えるようになり、全体と調和が取れるようになってきたら大したもの。九紫が大人しくなり、全体を見渡せるようになったら本命を生かしているといえるだろう。




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