左上に、六甲アイランドへ渡る二重の橋が見えるここはどこ?
画面下の道路は国道二号線です。
私がいるのは御影公会堂の塔屋です。特別に入れていただきました。有難うございます、ラッキ~♪
夏の終わりの どこまでも澄み切った青い空に突き刺さるのは、屋上の避雷針。
塔屋からの景色は、北には六甲山、南には海と360度のパノラマです。
この春、耐震改修工事をして1年ぶりにオープンしました。→御影公会堂HP
8月末に、この春に改修された御影公会堂に行ってきました。御影公会堂は「火垂るの墓」にも登場する、東灘区の石屋川沿いのランドマークです。
改修によって1年間閉鎖されていましたが、美しくなって再び姿を現しました。茶色いスクラッチタイルの外壁、船のような丸い窓、特徴的な階段状の屋根など、毎日横を通るので見ている建物ですが 辿ってきた歴史を改めて感じます。
昭和8年から、災害、戦争、震災の何度もめぐってきた苦難をくぐりぬけて、住民に愛されながらこの地に変わらずに建ち続けています。
レトロな姿はそのままに、玄関ホールなどは使いやすく改修されました。意外に低い天井にどっしりとした太い柱が特徴です。戦争で内部は全焼して改修されたとかで、華美な装飾はなく質実剛健の印象です。改修前は柱周りや壁の塗りがボロボロでした。
いくらなんでもこれはひどい、綺麗にしてくれたらいいのに・・ と思っていたので、ほんとに綺麗になりました!柱のアーチが優雅で素敵です。
初めて入れて貰えた、1階の広い会場。ここでは、企業のフェアなどが よく開催されています。
鶴の緞帳は、白鶴酒造から多額の寄付で この公会堂が建ったから
2階から3階への白い階段に、明り取りの天井から柔らかい日が差して 白い空間は静かに穏やかです。このレトロで柔らかい雰囲気が好き!
天上の明り取りも綺麗になって、レトロな空間がさらに清潔感が増して、とても素敵です
2階の部屋は貸し室になっていて、人気があるそうです。
地下には人気の洋食店があり、新たに御影郷土資料室・嘉納治五郎記念コーナーが開設されました。嘉納治五郎さんといえば、講道館柔道ですが教育者でもあり、その縁の灘高には石碑があります。東洋人初のオリンピック委員で、日本にオリンピック招致を尽力した方です。
再来年のNHK大河はテーマがオリンピック、嘉納治五郎さんも登場するかも?そうなると、ここも さらに注目されそう!
嘉納治五郎さんの銅像の前で、若い男性が数人たむろしていたので、柔道関係?にしては茶髪やわ?と思っていたら、人気洋食店に入るのを待っている人たちだった。相変らず洋食店は人気です。また私も食べに行きたいわ~
神戸はいよいよ明日ですね。楽しみです♪
御影公会堂の屋上に特別に登られたのですか!
眺め良さそうですね~。
私もパルナス展の時、十年ぶりぐらいで
屋内に入りました。
やっぱり風情があります。
1933年築……うちの母より年上です。(^^♪
御影公会堂はなんと、J友さんの特別なお計らいで見ることができました。思いがけないジュリー繋がりで、嬉しいです
懐かしいパルナス展をやっていたのは、知りませんでした。見たかったです、またやって欲しいわ~