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追善公演

2022年04月21日 | ライブ・公演・舞台

今日の新聞に藤山直美さんはじめ松竹新喜劇が、藤山寛美さんの三十三回忌の追善公演をすると載っていました。追善公演と言えば、ジュリーが「桂春団治」を演じた、十三回忌の藤山寛美さんの追善公演を思い出さずにはいられません。あれは2002年のこと、もう20年もたってしまったんですね。

画像は2009年の御園座のチラシ。

三十三回忌の舞台には、ジュリーはもう立たないのだろうとは思っていました。演劇の舞台自体に立つことも無いのかな。

桂春団治の舞台には思い入れが有ります。ジュリーの語る大阪弁が、関西弁が好きです。
観る前はなんでジュリーが、あの喜劇王の藤山寛美さんと同じ役を演じるの?ジュリーと松竹新喜劇は遠い場所にあると思っていたので、最初はなんとなくノレなくて。

開幕して見れば、ジュリーの話すネイティブの大阪弁の台詞は、まさに緩急自在、調子よかったり、怒ったり、怒鳴ったり、そうおもえば優しかったり、甘えたり・・・ なんと色気のある甘い声!
水色に橙色などの鮮やかな色の着物が、はんなりと素敵に似合って、短く整えた髪の襟足やうなじに、匂いたつような色気があって、とても艶っぽかった。 

観る前はさほどの期待はなかった舞台だったのに、観るたびにのめりこみ、春さんに合いたい!その声を聴きたい!ジュリーというよりも、演じている春団治はんにカーッとなってのぼせ上がりました。

TVで見られない、コンサートで1年に数回しか逢えないと、ジュリーへのテンションがどうしても下がり気味に・・。そうすると毎回大阪弁のジュリーが私を引きもどしに来ます。「The近松」「大阪物語」「夫婦善哉」。思い起こせば、ジュリーの大阪弁の作品は、私がジュリーを見直す大きなターニングポイントになっていると思います。

2009年の御園座公演は、松竹座よりもさらに料金が高くて、高いな~っと思いました。💦 しかも、千秋楽は年末のクリスマス。さすがに、クリスマスは観客に敬遠されたようで、後から弁当付き公演になってました。ただし、私は先に澤會で取っていたので、弁当は無しで損した気分に。(^^;) 13年前でこの値段なら、現在の料金はなんぼ??


 

松竹新喜劇は、朝ドラの「おちょやん」で主人公の千代が所属していた劇団のモデルです。

藤山寛美さんの孫の扇治郎さんは、ジュリーの春団治では子役のデッチでした。今は朝ドラにも出演しています。直美さんとお顔が似ていて、やっぱり同じ血筋を感じます。

 

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