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ジュリーが令和3年度京都市文化功労者に!

2021年11月15日 | JULIE

「京都その②」の前に、J友さんから嬉しいニュースを教えて頂きました。

令和3年度京都市文化功労者の表彰について

22日が授賞式ですが、福岡でコンサートがあるので欠席です。残念なような・・もし、その日があいていたら、ご夫妻で出席したんだろうか?

その他の受賞者に北王路欣也さん

京都市文化功労者とは、永年にわたり本市の学術・芸術などの文化の向上に多大の功労があった方々を,昭和43年度から「京都市文化功労者」として,毎年表彰しています。

国がくれる何とか褒章とかには、縁が遠そうなジュリーだけれど、京都市からはもっと早く頂いても良かったんじゃ、と思うくらいです(^-^) 

京都市文化功労者の受賞者一覧を見ていたら、瀬戸内晴美時代の寂聴さんが受賞していました。令和2年に受賞 の佐野 藤右衛門( 造園・桜守)さんの庭には、数年前に櫻を見に行きました。

表彰式の行われる京都市役所は、外側は古色蒼然とした重厚な建造物で(最近、中を大金かけて綺麗にしたらしい)、以前から中に入りたくて見物したくてしかたがない。土曜日に石岡瑛子展に行く前に覗きに行こうかな、と持っていたけれど、市役所は土曜日はお休みでした。残念やったわ~

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①京都にて「石岡瑛子デザインはサバイブできるか」

2021年11月15日 | ライブ・公演・舞台

J友さんから、教えて頂きました。吉田拓郎さんの12日のオールナイトニッポンで、ジュリーが9月30日の大阪フェスのライブMCで、「拓郎さんのアルバム制作のコーラスに誘いがない」と話していたという投稿を読んでいたそうです。

私はコーラスもだけど、拓郎さんに新曲を書いていただきたいな~!希望します✨✨



昨日は京都で、先日開催をお知らせした

「SURVIVE - EIKO ISHIOKA /石岡瑛子 デザインはサバイブできるか 」を見てきました。会場は太秦天神川の、京都dddギャラリー。大日本印刷がやっているギャラリーです。

 

展示室の入り口

春に東京の美術館で開催されていたものより、かなり規模は小さく、石岡瑛子さんのデザインの衣装や映画(MISHIMA)のセットなど、大掛かりな展示はありません。パルコや資生堂のポスターや、書籍デザイン、雑誌デザインなどが中心です。一部を除き、写メは可能でした。

ポスターに文字なんて書いてありましたっけ。なんと書いてあるのか気になります。

「時代の心臓を鳴らすのは誰だ」

「時代の心臓を鳴らすのは誰だ」化粧したジュリーのヌードと、このコピー。1979年当時の私には非常にショッキングで有りながらも、時代をジュリーが動かしている、揺さぶるのはジュリーだと思わせました。

このポスターが出る前に、森本マネから「ジュリーは今売れていますから仕事がいっぱい、今度パルコのCMに出ます。」と、大阪のナベプロ公認ファンクラブである、リクエストサークルの集会で聴かされていました。聴かされてはいたけれど、実際に目の当りにすると、どこまでやるの?ジュリーと、大いに気持ちがざわつきました。同級生たちからはオ〇マと言われて、男性が化粧すると、オ〇マの一言で一括りにされた時代でした。

「男たちについて語りあう日がやってきた」

会場にいると、パルコや資生堂の女性モデルたちの、強い視線に見すえられているような気持ちになりました。キレイなだけの女性じゃない、ポスターの強い意志を持った女性たちから「あなたはどう感じている?」と聞かれているようです。ポスターの彼女たちの挑むような視線は、例え何十年たとうが、見るものに問いかける力を失わない作品群だと思いました。

その中でジュリーのポスターは、男とか女とか区別する方が不自然。ただ一人の一糸まとわぬ人間がそこにいて、確かにジュリーはこの時代の象徴だったんだと思います。2021年の今の時代に生きるジュリーを、石岡さんが存命なら、どう表現しようと思ったのでしょうか。ジュリーは73歳になり、若く美しい時代から遠くなったけれど、あの頃よりも もっと自由で、もっと解き放されているような気がします。

書籍デザイン等、他の展示もパワフルで興味深いものでした。J友さんと懐かしいと意見が大いに一致したのが、石岡さんの資生堂の化粧石鹸「ホネケーキ」の広告です。亡くなった母が30代40代の頃に使っていて、まだ若かった母の、精いっぱいの美容はホネケーキでした。

いつも思い出すのは白髪の晩年の母の姿ばかりなのに、ホネケーキは若かった母を思い出させてくれて、石岡さんにお礼をいいたいです。当時としては高級なホネケーキの石鹸らしからぬ透明感と、鮮烈な赤い色の記憶は、私の心の中の母の記憶と固く結びついていて、懐かしくセンチメンタルな気分になりました。

個人的にとても興味があったのは、石岡さんと映画監督のレニ・リーフェンシュタールとの仕事でした。大河ドラマ「いだてん」の劇中では、彼女が監督したベルリン・オリンピック「民族の祭典」の映像が流れました。

※dddギャラリーは、日・月・祝日はお休みです。

続く・・・

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