1975年7月20日は「比叡山フリーコンサート」の開催された日。
当時の様子を伝える貴重な新聞記事を、J友様にコピーさせていただいていたので
ちょうど40年目の、去年の7月20日にアップする予定でいました。
しかし去年はブログ引っ越しで忙しく、アップが41年目という中途半端になったのは残念ですが、
記憶が薄れてゆく前に書きとめたかったのです。少しだけど、日記に書いていた分もありました。
行かれたというJ友さん3名に、比叡山で記憶に残る事は?とお伺いしましたが
皆さんの答えは同じく 『暑かった・・・』
こんな事があったとか、私のブログに間違っているところがあれば
コメントをいただきたいと思います。
結婚の噂は前からあったが、それを現実の事とは受け止めていなかったので
結婚はたいそうショックだった。でも、フリーコンサートは行かなければ!
J友さんと、すぐに行くという話はまとまったんだと思う。
(日記を読み返したところ、ジュリーが結婚するという報道は当時い~っぱい出ていたので、報道のように10月くらいに結婚か?とは思っていたようです。でも、まさかそれより早いと思っていなかったので、急な事で大変ショックだったようです)
下はファンクラブから送られてきたハガキ、これがないと比叡山のフリーコンサートには参加できない。
当時、ファンクラブの会員は何人いたのだろうか。(参加は2万人ほどを予定していたようです)
J友さんたちと5人ほどで、姫路から参加を決めた。
当日はこの日の為にと買った、思いっきりかわいい 丸襟パフスリーブの
フワフワの花柄のワンピースを着ていった。
想い出が詰まって捨てがたく、いまだとってあるけど、サイズがもう合わない(笑)
私は当時住んでいた姫路から参加、出発はBコース、京都駅前の朝9時発。
同じく参加したという神戸、関東のJ友さん3人ほどに伺ったところ、
いずれも私と同じ、京都駅発、朝9時の出発でした。
早朝の朝7時発では、京都近辺の人以外は泊りになると思いますが
そのかわり、前の良い席で観られるわね。席もフリーだから。
フリーの名前のとうり、コンサートの料金は無料、バス代往復料金のみです。
これは、ファンクラブ会員以外でも 申し込めば入れたのかどうか、それは知らない。
※(会員以外でも、ファンクラブに直接お願いしたらOKだったそうです)
題名は「全国ツアー75 比叡山オープニングコンサート」になっている。
申し込んだら、これとバスチケットが届いた。
この裏面は京都駅前の地図だと思う。
当日、京都駅前のバス停車場に行ったら、 比叡山への大きなコンサート専用バスが
京都駅前のバスロータリーにいっぱい停まっていて、まさに
駅前ロータリーはジュリーのコンサートの為だけにあるようだった。
真夏の1日が、若い女の子の熱気でさらに暑くなっていくようだった。
バスの年輩の運転手さんがニコニコしながら
『にんなに沢山の人で、ジュリーはたいしたもんだねぇ・・』
と笑顔で話していたのを思いだす。
しかし、このバスの台数の多さはどうだ。
(※120台のピストン運送だったそうです)
同じ9時発なのに、すでに数台ものバスが、私の乗るバスの出るより前に
比叡山を目指して出ていった。
これでは着いても、絶対に前の席なんかに座れない!
それは、すぐにわかったわ(゜∀。)
しかも私には心配があった・・・
子供の頃からバスにはとても弱く、すぐに乗り物酔いをする性分なのだ。
この時はハイティーン、もう子供では無かったが、
行く前から比叡山は乗り物酔いすると
聴かされていたので、バスに酔ったらどうしよう~(´Д`)
でも乗らない訳にはいかないでしょ。
(関西じゃ六甲山、比叡山、高野山が乗り物酔いしやすい場所らしい)
比叡山の山中のコンサート会場へと、延々と続く、
何台も何台もの、バスの行列・・・
それは40年前の私の薄れゆく記憶の中でも、特に今も鮮やかに思い起こす光景です。
蛇ゲ原スキー場で行われる会場まで、1時間くらいはかかったんだろうか??
運が良かったというべきか、気持ちが悪くなることはなく会場に無事に着いた。
あ~良かった・・
ただ、私以外の若い女の子たちで、バスが運行中から気分が悪くなった人は少なくなく
場所に到着しても、見るからに白い顔をして倒れそうで 気の毒だった。(*_*)
ジュリーはそんな女の子たちの苦労話はしらないでしょうね・・・
それにバスが着いたからといって、そこがすぐ会場ではない。
会場まで、また暑い中を数分歩いて やっとそこがコンサート会場です。
着いたなりダウンする女子達が続出で、そういう人や
会場で長いこと待たされ、熱中症になったファンのために
救護用の屋根のある場所が作られていて
すぐに横に寝かされていた。
会場は、蛇が池スキー場。 夏場はグラススキーもするらしい、
コンサート会場なのに緑の雑草が生えていた。
ジュリーの立つステージを囲むように、客席は大きく緩やかな すり鉢状になっていて
着いた時には、もう前の良い場所には 先に来た多くの人が席を占めていたので
私達にはステージからは とても遠い、傾斜のある場所しか座る残されてはいなかった。
これではジュリーがとっても遠い・・・ 大阪フェスの席より悪いかも ( ノД`)シクシク…
でも仕方がないわ。
席らしい席ではないけど、簡単に仕切った席にはジュリーのB4サイズ程度の大きさのポスターが置いてあった。
その薄く化粧をして微笑むジュリーは、おそろしく色っぽかった。
余りに美しい・・ でも、余りに色気過剰だと思いました((+_+))
サンバイザーも置いてあったという事だけど、すでに私は忘れてしまっている。
9時に京都駅前を出発して、会場の席には11時頃には座れたのかなぁ?
お昼ごはんはどうしたのかな?水は持って行ったのか?
飲まず食わずでは丸一日を過ごすのは無理だと思うが、
当時の記憶は、もう全く残っていない。
ジュリーの登場は午後3時、そこまで まだ4時間以上もある。
7月の炎天下の下で、おとなしく待つしかないのだった・・・・
ジュリーまでは、まだまだ長い。
続きます・・