goo blog サービス終了のお知らせ 

(移転しました)Saoの猫日和/old

saoの猫日和のURLが変わりました。
⇒ https://blog.goo.ne.jp/saoneko0224

ショーケンが演じる高橋是清

2019年07月29日 | ショーケン

 

昨日の「いだてん」、クスっと笑ったのがショーケンが演じる高橋是清だった。

騒々しい自分勝手な主人公、田畑のまーちゃんが高橋是清に「お土産です」とシャーシャーと木靴を渡すと、高橋是清に木靴で頭をパコン! 笑って見ていたら、台本には無いショーケンのアドリブだったそう。

もうこれでショーケンの出番も終わりかな。その後ろにある人生が見えるような深みと凄み、存在感のある演技に、もうこの世にいない人のようには思えなかった。 

視聴率は良くないのが惜しい・・、昨日の5.15事件で撃たれる犬養首相の姿は、本当に真に迫っていて脚本、俳優ともに最高!犬養首相の血糊の赤い色が、眼に心に痛いほど刺さった。

「話せばわかる」犬養首相の最後まで話そうという諦めない姿、これから日本が戦争に突き進んでゆくだろう展開は、わかりきっているのに心がズシ~ンと痛む。安藤さくらさんは、犬養首相の曾孫だそうです。桐谷健太さんの役名が河野一郎と知ってアっ!今や世襲の三代目・・(なんとかしてね外交問題)ところでリリー・フランキーさん、万引き家族に、なつぞらに、いだてん、毎日顔を見ている気になるわ。

女性が運動に進出する回は、女性たちの諦めない意地とプライドに、気持ちが晴れやかに明るく楽しくなった。人見絹江の回には、気持ちは彼女と一緒に走り涙した。まさに神回続きと思ったのに、またもやの神回で、毎回毎回 ドラマに疾走感がある。確かにドタバタしているけれど、ウワ~っと高揚感があったり、切なかったり、悲しかったり、見ていると気持ちが揺れ動かされずにはおられない。


BSの「おしん」にはハマっているが、全然はまっていないのが「なつぞら」。感情移入できるような、魅力的な登場人物は見当たらない。

主演の広瀬すずを着せ替え人形だと思ってない?仕事は地味なアニメーターなのに、これから同伴出勤か?というようなド派手なワンピースを着せたり、毎日毎日カラフルで綺麗な服をとっかえひっかえ、全く物語に現実味がないのじゃ。北海道の牧場の妻は、朝から化粧バッチリの真っ白い顔で。雪次郎はとっとと、俳優を辞めて北海道に尻尾撒いて逃げかえる、やる気あんのか。(かもめは、ジュリーもやったね。役は違うけど)

と思って見ていたら、やっと自分の子供時代とリンクする展開になってきた。昭和39年「百獣の王子サム」のモデルは「狼少年ケン」だよね!→「百獣の王子サム」モデルは「狼少年ケン」か

ボバンババンボン♪という、主題歌はもちろん歌える。

夏休みは宿題をやってから「狼少年ケン」を見て、かき氷機で、ガリガリかき氷を作って母と一緒に食べ、お昼ご飯は 毎日毎日そうめんだったが、文句を言った覚えはない。

クーラーなどなかった、田舎の子供時代の夏休みを思い出す。今は贅沢になったなぁ 

コメント

演技に漂った危うさと色気

2019年06月30日 | ショーケン

左側下にあるカテゴリーに、新たに「ショーケン」を作り、今までのショーケン関連のブログをまとめました。意外に沢山ありました、やっぱり気になる人だから。けっこうキビシイ事を書いている時もありますけどね。

今日の神戸新聞の追悼記事です。「追想メモリアム」

肩書がただの「俳優」ではなく「個性派俳優」と書いてあるところがショーケンらしいけど、正確には「俳優・歌手」でしょう。ジュリーなら「歌手・俳優」

ショーケン、ジュリーどちらか一方だけを持ち上げず、2人ともに好意的な記事に好感を持ちました。 が『ショーケンとジュリー、ともに1967年にGSのボーカルとしてデビューし・・』という、箇所にヒッカカル

私の中では「ともにデビュー」じゃなくて、ジュリーの方が先輩なのよ~ という意識が強い(笑) 

ずーっと、テンプターズはタイガースより1年遅い、1968年初めのデビューと思いこんでいた。(実際は67年の10月デビュー)だって、売れだしたが翌68年だったんだから。

対して、タイガースは1967年の2月デビューで、丸1年早いので先輩と疑ってなかったわ。細かい事でも気になるのでございます。


 今夜の「いだてん」には、ショーケン演じる高橋是清が登場。

その存在感、削げた頬、凄みを感じさせる表情に、
カミソリのような鋭利さを感じた。

「クローズアップ現代」によると、この時はかなり病気も重くなっていたらしい頃で、去年秋の放送の「不惑のスクラム」の頃よりも、ずっと痩せて年老いた印象がある。もし、何も知らずに「いだてん」を見ていたとしたら、ショーケンも歳をとってしまって・・ としか思わなかったことだろう。

その背後にあるドラマを知ったいま、こちらの方を見つめるTV画面の中のショーケンの眼は厳しい。全てを見通されているような気がする。

コメント (4)

神様お願い、アナザーストーリーズ「太陽にほえろ!」

2019年06月28日 | ショーケン

 

ジュリーも観ていたと話したという、NHKBSPの「アナザーストーリーズ」を24日に見ました。

オファーしても忙しすぎて出演が無理だったというジュリーが、もし「太陽にほえろ」に出ていたとしたら・・・ まったく 全然、ジュリー刑事のイメージがわきませんでしたわ(笑) 

1972年のジュリーは、ソロ歌手としてット曲が続き(あなただけでいい・死んでもいい 等) タイガース時代のイメージを払拭すべく 忙しく頑張っていたので、TV出演は到底無理だと思いました。

ジュリーって、犯人役ばっかりだけど、刑事のジュリーも面白い? でも、ハンサムすぎて、刑事には頼りなさそう(^^)

ショーケンがテンプターズをやめたのは、アップリケのついた衣装が嫌だったから・・とTVで紹介していました。ショーケンの本に書いてあったことを、そのまま述べているのだろうけど、もちろんそれだけではないはず。ショーケンはグループという小さな枠内に収まる人ではない。自由に動いた時にこそ、この 人の魅力が発揮されるんだと思う。

番組では、出演俳優たちのインタビューが興味深かったのだけど、松田優作さんのことには ほぼ触れず。亡くなっているとはいえ、「太陽にほえろ」という優作さんが世に出た出世作で、全く触れないのはどうなのかと思う。

今週の日曜日には「いだてん」で、ショーケンが高橋是清役で登場します。



 

25日のジュリーバースデイパーティーでは、ツアー曲 の「そっとくちづけを」の、神様 お願い・・のフレーズは、きっとテンプターズの「神様お願い」からだよね!ということで、カラオケで「神様お願い」

ジュリーの曲では殆ど歌わずに、本人映像に見惚れていたのに、この曲では皆さん大合唱♪ 神様 お願いだ~♪ 調子よく歌っていたら、DVDを店員さんが持って入ってきたので中断・・残念、全部歌いきりたかった。

ザ・テンプターズ/神様お願い(1968年)

テンプターズといえば「エメラルドの伝説」だけど、「秘密の合言葉」や、桑田さんもいい曲だと言っていた「純愛」が大好きでした。ショーケンのハスキーでセクシーな声で聴くと、青春のやるせなさ、焦りとか、少年から青年へと過渡期の純粋さが感じられる。もっとも、1968年当時の子供時代の私には、そんなもんはわからなかったと思うけど。

純愛(1968年)

続けて聴いていて、アレ?曲を間違えたかと思っちゃった!初めて気がついた「神様お願い」と「純愛」のイントロが 良く似てる~!ということに(^^ゞ

コメント (5)

風の中のあいつ

2019年06月05日 | ショーケン

東京、神奈川以外の皆様もどうぞ! NHKホール、6月19日、20日。 パシフィコ横浜、9月5日。


 

残念ながら、明日も明後日も聴けないので 残念。

6日はテンプターズの曲から始まります。いかにもGSらしいヒット曲ばかりです。

6日→NHKFM 午後1時00分~ 午後2時00分 歌謡スクランブル ▽GSコレクション(1)

7日→NHKFM 午後1時00分~ 午後2時00分 歌謡スクランブル ▽GSコレクション(2) 

7日はPYGが取り上げられています。


 

5月27日から毎日夜8時、CS時代劇チャンネルで放送中の「風の中のあいつ」ついその時間は、阪神戦を見ていて忘れてしまって。。💦

ジュリーの主題歌目当てで、ちょっとだけ見てます。→YOUTUBE「風の中のあいつ」

30分番組だけど、なかなか豪華な出演者陣で、へー こんな人も出ていたのか・・ 前田吟、長門博之、安田みちよ。

今時の明るすぎる、薄っぺらさを感じる時代劇のセットとは違い、ザラついた画面に奥行きがあって、TVドラマではなくて 昔の時代劇映画を観ているようです。

カッコイイというより、迫力とリアリティのある立ち回りが、いかにも昔の時代劇。 若いけれど颯爽としているとは言えない、ショーケンの黒駒の勝三は、情けない やるせない表情に味があって、ああ、いかにもショーケン・・ 

これは侠客とはいえ、ショーケンの青春時代劇。この物語の先には、とうてい明るい未来は待っていないんだろうという、予想が出来て、一抹のいたたまれなさや暗さをを感じながらも、ついつい見てしまう。

放送当時は時代劇には似合わないと思っていた、クライマックスで流れるジュリーの主題歌が、意外にこの物語を 思った以上に盛り上げている。ジュリーの今より細く若い声に青さがあって、みずみずしい。ジュリーの甘さの有る歌声は、泥まみれ汗まみれ、淀んだ場面に吹く、一陣の爽やかな風のようだと思う。

 

コメント (4)

沢田研二が涙で語ったショーケン

2019年05月16日 | ショーケン

今朝の新聞広告に、沢田研二の文字を見つけました。あの→週刊文春

「俺より凄い」沢田研二70が涙で語ったショーケン

 

若きジュリーの横に、ABちゃんがいるのが、何だかシュール・・

下は千原兄で何の話題??(不倫だそうです)

記事は、ジュリーがツアーの初日に語ったという、ショーケンへの思いでした。

「太陽にほえろ」は最初、ジュリーが主演する予定だったと書いてありました。

「太陽を盗んだ男」は、最初はショーケンにオファーされていた話は

ジュリー自身が語っていたので知っていましたが

「傷だらけの天使」の話は初めて聴いたような気がします。


 

 J友さんから、ツイ情報をいただきました。

東京の雅叙園で「猫都のアイドル展」が開催されています。

そこに「猫手にしやがれ/猫田研一」5月19日までです。もう日が無い。

以前から雅叙園の旧館の、昭和初期の建物が素晴らしいと聞いていますが、いく機会がありません。先週、マツコさんがTVで訪れていました。一度は見たいわ~ ランチでもお高い💦

個人的には、猫展で展示されている、漫画家の赤塚不二夫さんの、飼い猫の菊千代が懐かしい・・

現代の猫ブームなど全く無しの70年代、バンザイ猫菊千代こそが、元祖アイドル猫でした。下の本も買いました(笑) 

赤塚先生を儲けさせて、自分用の貯金通帳を持っていたという菊千代

可愛かった!すごく懐かしいです~!

コメント (12)

ずばりフィットしたのは

2019年05月12日 | ショーケン

朝日夕刊の土曜版には、亡くなった故人を偲ぶ「惜別」という記事があります。
ショーケンが、いつものこの欄の記事のサイズより大きく載っていました。
読み初めて「青春の蹉跌」は昔観たっけな、もう忘れたけど
などと思いながら

「沢田研二」の文字が見えて・・

従来の二枚目とは少し違う。
そこが歌手時代から時代を人気を二部した
ジュリーこと沢田研二と決定的異なる点だ。

「ずばりフィットしたのはショーケンのほうだった。」
え?ジュリーよりショーケンと言い切ってる。

ジュリーと比べてショーケンの大きさを語るのはやめて欲しいな💦
70年代以降のジュリーとショーケンは、歌手と俳優という
別の道を歩んでいたんだから。

 

言わせてもらえば、ジュリーは圧倒的な美しさと歌唱で
全てを内包して いっそう歌の可能性を押し広げた人です。

70年代のジュリーが、どれだけ目覚ましい活躍をしていたか
あの頃、皆がジュリーに続いていた。
まさにジュリーこそがパイオニアと言える。
ジュリーには俳優として「太陽を盗んだ男」という
後世に残る作品だってあるんだから。

ショーケンがどれだけ大きな存在だったのか
皮肉にも亡くなったせいで、多くの追悼文を読んで、
俳優としての幅や感性の鋭さを改めて知った。

惜別の辞は最大級の賛辞で故人を飾るのが、かえって哀しい。

でも、中将タカノリさんの「歌謡曲評論ブログ」を読んで
あんまり反論するのは大人げない・・、と思いました。→歌謡曲ジャーナル

とにかくジュリーと比べて「ショーケンの方が」と
いう書きかたはして欲しくなかった、つい意地になりますね!

コメント (6)

横尾忠則さん、瀬戸内寂聴さん、倉本聰さんが語るショーケン

2019年05月05日 | ショーケン

横尾忠則さんが対談で、裕也さん、ショーケン、希林さんの思い出を語っています。→「好日好書」

ショーケンの話題はずっと下の方ですが、語られるエピソードのショーケンらしい行いにクスリと笑ってしまいました。横尾さんの広い交友関係や数々の業績は、我々が思う以上にずーっと偉い人です。ジュリーは名前がチラとだけ出てきます。


ショーケンの本が出るそうです。色々用意していたのね。→「ショーケン 最終章」が5月17日に発売、晩年について語っている。

J友さんから、京都新聞の瀬戸内寂聴さんの記事を送って下さいました。ショーケンのお母さんが心痛のあまり、亡くなったという話は心が痛みます。

うちひしがれ反省しながら、それでもショーケンの不良青年の性根がムクムクとまた湧き上がる。誠に憎みきれないろくでなし。 


 

倉本聡さんの脚本の大河ドラマ「勝海舟」は見ていたので、ショーケンの人切り以蔵は覚えている。それ以来私の中では、人切り以蔵=ショーケンだったので「龍馬伝」の佐藤健君は、かなりひ弱に子供っぽく見え、なんでこの役に?と思ったわ。何よりも佐藤君の以蔵が何かと龍馬に頼り、甘えているような関係性に違和感を覚えて、龍馬と以蔵のBLボーイズラブみたい、と思った。

ところがこれを読むと、ショーケンが以蔵を「ゲイの感じでやってみたい」と言ったという。もう今ではショーケンの以蔵が「ゲイ」の感じだったかどうか、の記憶はないけど、「龍馬伝」は、このショーケンの以蔵を手本にしたキャラクターだったのに違いないと思う。

嬉しい事に短いけれど、YOUTUBEがあった!→人切り以蔵

ショーケンの以蔵がゲイのようだったか その記憶はない無いけど、今だに忘れない演技がある。以蔵が立ち上がった時、視聴者にお尻を向けて、ボリボリ袴の上からお尻を掻いて見せた。台本には無いショーケンのアドリブに違いないと思った。

このお尻をボリボリ掻く演技は、有名な女優(飯田蝶子だったか?)が昔映画でやってみせて、これで認められたという演技の パクリだとその時は思った。パクリというより、ショーケンのその女優へのオマージュか?いやパロディか?それらの違いがわからないけど、ショーケンが自分なりの演技を考えているんだろうという事は、その時にハッキリ感じた。

倉本聰さんが「直観的に演じるひらめきは天才的」というのは、そうなんだろうと頷ける。歌でも「大阪で生まれた女」や「愚か者」など、歌うというよりも演じている。あの人間の深淵を見せるような迫力のある独特の歌い方は 誰もマネなどできない、ショーケンだからこそと思う。

ただ、ショーケンでもこれは・・と思うのはあって「影武者」の武田勝頼には彼らしい精彩が感じられなかった。勝頼という役柄には破天荒さも面白味もなく、おそらく他に演じようがなかったんだと思う。黒沢明の監督ではアドリブはできないそうです。

あと、京都の料理人を演じた時は京都弁が全然だめで、関西人の私には受け入れがたいものがあった。ショーケンほどになると、演出側はダメだしが出来ないのだろうか。「不惑のスクラム」は舞台が大阪なのに大阪弁は話さなかった。珍しくエキセントリックではない、病に侵されて人生が長くない老人を穏やかに静かに演じていて、こちらの演技にはショーケンもこういう老人を演じるようになったのかと、見入ってしまった。ドラマの中では突然亡くなってしまい、けっこうショックだった💦

コメント (3)

ダウンタウン・ナウ

2019年05月04日 | ショーケン

 今日は夜もガーデニングを頑張るぞ!と思いながら、昨日の「ダウンタウンナウ」のショーケンと裕也さんの特集を録画したのを見ていなかったわ。結局早々にガーデニングは切り上げてTV。

ショーケンがダウンタウンの面々と対談する場所は高級なイタリアンで、料理のお値段にビックリ。ジュリーならこんなシャレたお店に行きそうに思えない💦 いや好みの問題だけど。

テンプターズの思いで話からPYGへ。最初にGS時代のショーケンの珍しい歌う画像と歌声。普通ならテンプターズの代表曲「エメラルドの伝説」が流れるのに「秘密の合言葉」が流れた。そうだ、私はテンプターズのデビュー曲のA面「忘れえぬ君」よりも、ショーケンのボーカルのB面「秘密の合言葉」が好きだった!と思い出しました。

坂上さんが、「PYGが解散したのは沢田さんとケンカした?」

「太陽にほえろ」の死ぬ演技、「傷だらけの天使」のオープニング映像などが興味深かったです。


 

■20190421/萩原健一は日本語ロックボーカルの始祖である。1967年、10月発売、ザ・テンプターズのデビューシングル《忘れ得ぬ君》のB面、《今日を生きよう》をお聴きください。

タンバリンで妨害されたジュリーの苦労と井上堯之の存在

追悼 井上堯之~好むと好まないに関わらず 作家としてスタートしたのは萩原健一が奮い立たせてくれたからだった

YOUTUBE 人切り以蔵

「勝海舟」から「前略おふくろ様」

ザ・テンプターズや俳優で活躍/萩原さん写真特集

コメント

風の中のあいつ

2019年04月15日 | ショーケン

ショーケン主演の→「風の中のあいつ」が時代劇チャンネルで放送されます。→主題歌も沢田研二で実に豪華! 若きアウトローたちにぴったりな哀切漂う名曲と共に、ショーケンの思い出あふれる青春時代劇をじっくり味わって欲しい!

ショーケンが「太陽にほえろ」を降板したあと、1973年に主演した日曜夜30分間の時代劇。毎週見ていました。何故なら、主題歌がジュリーだから!YOUTUBE

 今度のツアーで歌ってくれないかしら!と思います。

時代劇なのに、何故かスーツを着た現代的なショーケンが出てくる、変わっている!と見る度にそう思って見ていました。

ジュリーが時代劇の主題歌を歌うのも、なんだか似合わない💦と当時は思いましたが、ショーケンが主演で同じナベプロだからジュリーなのだと、納得していました。

時代劇とジュリーの取り合わせに違和感を覚えながらも ジュリーの甘い切ない哀愁の有る声は、ショーケンの演じるアウトロー黒駒の勝三の青春時代劇ともいえるドラマと合っていると、だんだん思えてくるのです。ジュリーの歌声を聴きたいがためにドラマを見ていました。

このドラマ、ショーケン演じる敵役の黒駒の勝三が主役で、有名な清水の次郎長の方が悪役という、普通とは違ったドラマでした。次郎長が憎たらしく、普段は悪役のはずのショーケンの黒駒の勝三を応援したくなってくるのよ。最終回はどうなったのか・・覚えていないわ~💦 


▼概要

原作:子母沢寛(『富嶽二景』より)/監督:工藤栄一/放映年度:1973年/キー局:TBS ※子母沢寛は、しもざわかん、座頭市や大河ドラマ「勝海舟」の原作者です。

▼内容
舞台は、子母澤寛の代表作「富嶽二景」の「次郎長と勝蔵」の世界。
要領も良くエリートとして歩み続けた清水の次郎長(演:米倉斉加年)と庶民を愛しその一生を自由奔放に生き抜いた、次郎長のライバル黒駒の勝蔵(演:萩原健一)の、対称的な2人の生き様を描いた青春時代劇。いつの時代にもいる不器用で真っ直ぐなアウトローを、若き日のショーケンが全力疾走で演じた意欲作。



清水の次郎長を演じた米倉斉加年さんは、知る人ぞ知る1972年のNHKの「明智探偵事務所」では怪人二十面相でクールでミステリアスだった。明智探偵は亡くなった夏木陽介さん、スーツ姿がカッコ良かった。ショーケンも出ていたのに、ショーケンのwikiには書いてももらえないドラマです。1972年は「太陽にほえろ」と、出演時期が重なっていたらしい。ジュリーはソロ活動を始めるし、PYGとしての活動はもう無理ですね。

私は「明智探偵事務所」が大好きで、試験の前でもこれだけは必ず見てから 試験勉強をしていた。ショーケンはナイーブなところのある青年役で、私はマカロニよりも真面目そうなこっちの役の方がずーっと好きだな。かなり実験的な、ユニークなドラマだったと記憶している。すごく楽しみにしていたのに、視聴率はいまいちだったそうで、打ち切られてしまってとても残念だった。。。 


 

J友さんから、木の陰が幽玄にすら感じる 滋賀の風景

 

可愛らしく愛らしい、青い星のようなネモフィラは関東のJ友さんより

コメント (8)

クローズアップ現代のショーケン

2019年04月05日 | ショーケン

ピーのブログに裕也さんの「お別れ会」の模様がアップされています。


クローズアップ現代のショーケンを見ました。2015年に癌が再発、去年のNHKの「不惑のスクラム」の撮影の時には、医者から手術をすすめられていたのに、手術をせずにドラマの撮影に臨んだのだとか。その後、手術は手遅れになったのだそうです。

声がかすれるのなら、それを演技にいかせないかと考える。文字どうり身を削っての演技だったのか、ショーケンの役者魂を見せられました。最後の最後まで、役者で表現者で有り続けた人生だったと知りました。

いままで、ショーケンのことをお腹が出ているとか(腹水が溜まっていた)声が出てないとか、ショーケンも穏やかな顔になってとか、色々と勝手な事を言ったなぁ・・ そう思うと、泣けてきました。もっとこれからも悪口を言わせてほしかった。

生きて生きて生きて、だーれもいなくなっても・・、いや観客は必要ね。

生き続けて、歌い続けて欲しいです。ジュリーさまには。


そういうジュリーさまは、今夜の番組の希林さんと裕也さんの共演シーンで顔にボカシが入っていました。なんで?肖像権の許諾の問題ですか?何にせよ、感じがよくなかったです💦 12月に同じシーンが放送されています。→「日本の名曲GP」 


本日の桜、龍野城跡

 

コメント (4)