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ショーケンが演じる高橋是清

2019年07月29日 | ショーケン

 

昨日の「いだてん」、クスっと笑ったのがショーケンが演じる高橋是清だった。

騒々しい自分勝手な主人公、田畑のまーちゃんが高橋是清に「お土産です」とシャーシャーと木靴を渡すと、高橋是清に木靴で頭をパコン! 笑って見ていたら、台本には無いショーケンのアドリブだったそう。

もうこれでショーケンの出番も終わりかな。その後ろにある人生が見えるような深みと凄み、存在感のある演技に、もうこの世にいない人のようには思えなかった。 

視聴率は良くないのが惜しい・・、昨日の5.15事件で撃たれる犬養首相の姿は、本当に真に迫っていて脚本、俳優ともに最高!犬養首相の血糊の赤い色が、眼に心に痛いほど刺さった。

「話せばわかる」犬養首相の最後まで話そうという諦めない姿、これから日本が戦争に突き進んでゆくだろう展開は、わかりきっているのに心がズシ~ンと痛む。安藤さくらさんは、犬養首相の曾孫だそうです。桐谷健太さんの役名が河野一郎と知ってアっ!今や世襲の三代目・・(なんとかしてね外交問題)ところでリリー・フランキーさん、万引き家族に、なつぞらに、いだてん、毎日顔を見ている気になるわ。

女性が運動に進出する回は、女性たちの諦めない意地とプライドに、気持ちが晴れやかに明るく楽しくなった。人見絹江の回には、気持ちは彼女と一緒に走り涙した。まさに神回続きと思ったのに、またもやの神回で、毎回毎回 ドラマに疾走感がある。確かにドタバタしているけれど、ウワ~っと高揚感があったり、切なかったり、悲しかったり、見ていると気持ちが揺れ動かされずにはおられない。


BSの「おしん」にはハマっているが、全然はまっていないのが「なつぞら」。感情移入できるような、魅力的な登場人物は見当たらない。

主演の広瀬すずを着せ替え人形だと思ってない?仕事は地味なアニメーターなのに、これから同伴出勤か?というようなド派手なワンピースを着せたり、毎日毎日カラフルで綺麗な服をとっかえひっかえ、全く物語に現実味がないのじゃ。北海道の牧場の妻は、朝から化粧バッチリの真っ白い顔で。雪次郎はとっとと、俳優を辞めて北海道に尻尾撒いて逃げかえる、やる気あんのか。(かもめは、ジュリーもやったね。役は違うけど)

と思って見ていたら、やっと自分の子供時代とリンクする展開になってきた。昭和39年「百獣の王子サム」のモデルは「狼少年ケン」だよね!→「百獣の王子サム」モデルは「狼少年ケン」か

ボバンババンボン♪という、主題歌はもちろん歌える。

夏休みは宿題をやってから「狼少年ケン」を見て、かき氷機で、ガリガリかき氷を作って母と一緒に食べ、お昼ご飯は 毎日毎日そうめんだったが、文句を言った覚えはない。

クーラーなどなかった、田舎の子供時代の夏休みを思い出す。今は贅沢になったなぁ 

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