いま怖い事件現場である、碑文谷公園は目黒区で世田谷にあった大学からすぐ近くだったのでずいぶん通ったところだ。公園の池は弁天池という名だが、流入流出の少なく毎年アオコが発生していた。池全体の構造、水温、水質、アオコ状況を調べた。水温が上昇する4月くらいから植物プランクトンが増えるが、6月にはアオコが優占する。初期は比較的水温が低くても構わないアナベナが多いがやがてミクロシスティスに置き換わる、その成長で水中の窒素塩が不足するとまたアナベナになる。こいつは窒素固定できるからだ。アオコ(植物プランクトン総量)はどうも6,7,8月の日射量と関係するらしい。などなど。ああそうか、朝活躍する藻類と午後も活躍できるアオコの仮説なんて結構面白いことを言いだしたりしたのだがきちんとまとめられなかったなあ。今テレビで映像が映るとアオコの匂いを思いだす。
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