長生き日記

長生きを強く目指すのでなく良い加減に楽しむ日記

580 ウスカワマイマイ10 青年は荒野をめざせ

2018-05-02 22:25:17 | 日記
  (内容は576からつづいて) とにかく殖えて2018年の2月ごろには、子供世代の一番年長が繁殖可能サイズに達し、3月にはその数50ほど、それより若い高校生、中学生、小学生、幼稚園サイズが合わせて1,000くらいになって、孵化数は平均1日20近かったか。2月から少しずつ野外放出し始めたが、まだ寒いんじゃないか、乾いて死んじゃいそうだとか迷いつつであった。しかし、ウチの収容力と増えた飼育箱の掃除の労力が限界に達してきたので、3月末から拡大生産はやめにして、産卵用数十匹を2つの箱に入れ、産卵用カセット10個ほどをセットした。孵化の記録をとるのはやめてカセットはほぼ2週間で取り出し、ビニール袋に入れてまた2週間ほど置いて孵化開始が確認出来たら20匹ほどを幼児ケースに入れて個体群維持的に飼育し、あとから孵化してくるのは見届けずその土を野外の適当と思われる場所にそっと置くことにした。その時飼育中の子供、青年クラス、たまに成人クラスを同時に旅立たせた。あとは独力で生きよ、青年は(赤ちゃんも)荒野をめざせ、の心境である。幸いというか当たり前というか気温が上がってきたので何とか生き延びるだろうとは思っているのだが、野外に生きる大変さを想像するとそう楽観はしていない。雨の頻度が増えると良いのだが。とは言っても降雨量が多すぎると流されてしまうかもしれない。もう2ヶ月ほどこのペースを続けようと思っている。  野外の大変さについてはまたいずれ。