タイでゴルフ友達になりましょ。

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タイならではの交通標語に 批判が集中、当然かな!

2020年01月08日 | タイのゴルフ、あれこれ
ヘルメットをしていない運転手に、無料でヘルメットを提供するという行為に有識者から
批判が続出。が、もう一つ、交通安全において物議を醸し出していることがありました。

今度は、タイ東北部ナコンラチャシマ県の道路沿いに「酔ったらゆっくり運転」と書かれた
標語の看板が設置されたことに、役所へ「飲酒運転を認めている」と批判が集まりました。

 
 <この標語は日本でもニュースになりました>

タイでも「飲んだら乗るな」であって、飲酒運転は法律上で禁止です。“それを「酔ったら
ゆっくり運転」とは何事だ! ” と怒るのも当然です。役所の担当者は、“年末年始は殆どの人が
飲酒しているからで、飲酒運転を推奨しているのではない” と弁明に躍起となっていました。

少し前、日本は「飲んだら乗るな!」だけど、タイは 「酔ったら乗るな!」 だ、なんて揶揄された
もんです。 要するに飲んでも酔っていなければ、運転してよいという解釈のようでした。 

 

それを、今でも なかなか減らない飲酒運転を認めるような標語で以前にタイムスリップです。
勝手な解釈であり、恐ろしいことです。どこまで酔ったのか、自分では分からないでしょう ・・・

この標語が設置される数日前、プラユット首相自らが都内のタイ首相府で、年末年始の安全運転を
呼びかけるイベントに参加したばかりでした。首相は「飲んだら運転するな。無事に家に帰ろう」と

 
 <キャンペーンに参加したプラユット首相>

書かれたポスターの前で「交通事故の多くは飲酒運転が原因」と指摘し、交通法規を守り安全
運転を心がけるよう呼びかけていました。それだけに、首相もこの標語に苦虫を噛みつぶしたよう。

周知のようにタイは、人口10万人当たりの交通事故死者数が32.7人(WHO調べ)で世界有数
であり、中国(18.2人)、インドネシア(12.2人)、日本(4.1人)を大きく上回り、アジアで
最悪です。 18年(タイ健康増進財団調べ)になっても、29.9人と高い数字は続いています。

政府も事故の削減に向け、安全運転キャンペーンを行なったり、バスやバンの車両点検、運転手の
管理などを強化しています。 が、中々 減らないのは やはり飲酒運転が横行しているからでしょう。

 

でも同役所の言い分も分からないではありません、ダメか こんなことを言っては ・・・
「せめて、ゆっくり運転すれば、事故を防げるのではないか」という思いなんでしょうねぇ~

「交通事故を1件でも減らしたい」という担当者の純粋な気持ちが、その標語看板に繋がった
んでしょう。日本もそうですが、特に農村部では公共交通機関がありません。お正月に 親戚や
友人宅を訪ねる挨拶回りには、車やバイクが必要不可欠。そこで つい一杯やってしまうのかな。
タイの交通事情において、タイならではの話題が続きました ・・・  


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