脳辺雑記帖 (Nohhen-zahts)

脳病と心筋梗塞を患っての独り暮し、Rondo-Nth の生活・世相雑記。気まぐれ更新ですが、気長にお付合い下さい。

最近のマイ音楽ライフ。

2014年04月20日 18時47分07秒 | 音楽
今日は曇りで4月にしては寒い日曜だった。
隣区の図書館にCDを借りに行った。
あまりブログを書く気がしないので、
今月借りたCDから。

 ① 『フリー アンド イコール』(ジョン・サーマン)
 ② 『エッジ・オヴ・タイム』(ノーマ・ウィンストン)
 ③ 『スクラッチ マイ バック』(ピーター・ガブリエル)
 ④ 『ADAMA』(アビシャイ・コーエン)
 ⑤ 『ア・リトル・ビット・オブ・スティット』(ソニー・スティット) 

 ⑥ 『ゴールデン・ハート』(マーク・ノップラー)
 ⑦ 『ピープル、ヘル&エンジェルス』(ジミ・ヘンドリックス)
 ⑧ 『ドクター・シーゲルのフライド・エッグ・マシーン』(フライド・エッグ)
 ⑨ 『ふるさと』(木住野佳子)
 ⑩ 『ラヴェル ピアノ独奏曲全集』(ポール・クロスリー)


 ①元々、マイク・ウエストブルックというジャズ・バンドが好きでサーマンを知った
のだけど、ジョン・サーマンは、コルトレーンのようなセンスでバリトンを吹くミュー
ジシャン。ジャック・ディジョネットとのデュエット盤『Invisible Nature』とか
『Tales of the Algonquin』は名盤かな。

 ②私はジャズ・ボーカルはほとんど聴かないけれど、ノーマは数少ない例外。
『Distance』という作品も良い。

 ③ピーター・ガブリエルは、70年代のプログレ「ジェネシス」のヴォーカルだったヒ
トである。私はあまり趣味ではなかったが、『New blood』(2011)は聴ける。

 ④アビシャイ・コーエンのベースも良いが、『Duende』(2012)という作品でピアノを
弾いているイスラエル人、ニタイ・ハーシュコヴィッツがひどく気に入っている。クラ
シックで喩えれば、⑩のポール・クロスリーにも似ている気がする。

 ⑤だけ時代がだいぶ古いヒトだが、チャーリー・パーカーより寧ろ、スティットの音
の方がクリアな感じで、私は好きである。日本で言えば、渡辺貞夫のサックスに似てる
ことは言うまでもない。

 ⑥マーク・ノップラーは特にコメントなし。このCDだけ、まだ聴いてない。
『Sailing to Philadelphia』(2000)と『Privateering』は良かった。
 
 ⑦ジミヘンの最新CD。スタジオ・プレイでの未発表音源らしい。リマスターしてい
るのか、割とイイ感じの音だった。45年位前の演奏だろうが、今尚、古いギタープレイ
という気が全くしない処、ジミヘンの凄さだ。

 ⑧これはたまたまの掘り出し物。ギタリスト・故・成毛滋の伝説のバンドである。
ベースは高中正義、ドラム角田ヒロ。目玉焼き(fried egg)ではなく、Flied egg である
が、ジャケットでは目玉焼きが空を飛んでいる。ロック黎明期である70年前後の日本に
も、ハイテク・ギターにこんな形の整ったロックがあったという、数少ない事例である。

 ⑨は「きしの よしこ」と読む。彼女の日本的なピアノ、ノスタルジックで優しい音は
時に心にしみることがある。と言っても俗っぽい意味では勿論なく、シックで都会的であ
る。木住野は確かビル・エバンスに大きな影響を受けたと言ってたが、日本版・女流ビル
・エバンスかもしれない。

 ⑩ポール・クロスリー。唯一のクラシックCD。ラヴェルやドビュッシーを弾いた作品
よりも、プーランクを弾くクロスリーが好きである。キース・ジャレットのようなピアノ
が好きな方なら、(やや独断的だが)クロスリーはお薦めだと思う。

 






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