猫のキキとヒゲおじさんのあんじゃあない毎日

『あんじゃあない』って、心配ない、大丈夫っていう群馬の言葉、いい歳こいたキキとおヒゲのどうってことない前橋の暮らしです

JR前橋駅前の上毛倉庫の築後124年を経た煉瓦倉庫で手伝いしてきました

2018-05-03 06:13:11 | あんじゃあない毎日

JR前橋駅前にある上毛倉庫の煉瓦蔵です。
昨日の昼前に訪ねたんです。

 糸駒が上毛倉庫がやっているトランクルームを借りているのです。舞踊の小道具や舞台衣装、舞踊会で使う特殊な品物、初代吉駒や二代目吉駒が使った衣裳など、普段の稽古で使わない品物をこの倉庫のなかにあるトランクルームを借りて保管しています。

  駅前の上毛倉庫表町営業所には五つか六つの倉庫がありますが、そのうちの二つが創業当時からの古い煉瓦倉庫です。左の写真が2号倉庫、次の写真が3号倉庫、この二つが明治28年の創業当時からある煉瓦倉庫です。トランクルームは3号倉庫の2階にあります。
美登利会で使った道具類が片付いたので、糸駒がトランクルームへ納めるのを手伝いに来たんです。

 上毛倉庫表町営業所の煉瓦倉庫がつくられたのは1895年(明治28年)です。どのような経緯でこれがつくられたかについて、江原本家のHPから引用させてもらいます。

日清戦争(1894-95)に日本が勝利し、国内産業が著しい発展を遂げ始めた頃、群馬県の地場産業である養蚕・製糸はめざましく発展し、前橋市は製糸・生糸の町として、また繭の一大集散地として、全国有数の市場を形成しました。
そのような時代の流れの中、繭糸の保管倉庫の必要性について有識者らの意見が一致し、当時の群馬県知事や日本銀行の後援もあり、第三十九国立銀行(現・群馬銀行)の重役の面々が発起して、江原芳平を中心に、資本金壱拾萬円をもって上毛倉庫は創立されました。明治28年(1895年)12月、田中町(現・表町。JR前橋駅前)にてレンガ倉庫3棟にて業務を開始したのが上毛倉庫の始まりです。

 前橋に残る煉瓦倉庫で有名な旧安田銀行担保倉庫は、1913年(大正2年)の建築されたものですから、煉瓦造りの糸繭倉庫としては、上毛倉庫の2棟の煉瓦倉庫がこのまちに残る一番古い煉瓦造りの糸繭倉庫です。
作られてからもう124年も経っています。すごいです。

 上毛倉庫がトランクルームを始めたのは10年ほど前のことですからまだ最近です。営業開始当時から、糸駒はトランクルームを借りています。3号倉庫の中に入ってこの木製の階段を上った二階がトランクルームです。荷物の上げ下ろしはリフトが使えますので、担いで階段を昇る必要はありません。
もし、ご利用になりたい方がいらっしゃいましたら、上毛倉庫(℡027-220-1911)へお問い合わせください。

124年経った煉瓦づくりです。積み方はイギリス積みです。長手だけの段と小口だけの段が交互に一段ずつ積まれています。アーチ部も同じように積まれています。美しいです。

 用が無ければ普段は中に入れませんので、楽しい手伝いとなりました。

 作業を終えて家に戻って、昼食はカレーつけ麺です。
うどんは石田製麺の「太うどん」、トッピングはゆでたフキ、汁には舞茸と葉タマネギが入っています。使ったカレー粉はアナンの中辛、+ガラムマサラです。

 昼食後は庭と駐車場の草取りをしました。夏草が出始めてきたものですから、雨の降る前に取っておくことにしました。せっせとやったので写真はありません。

 

 夕方、まちへ買い物へ出かけて、あおい食堂に寄りました。
あおい食堂でおしゃべりして出てきたら、犬の散歩をしているおじさんが傘をさしていました。小雨が降り出したんです。

 通りでも傘が開いていました。天気予報通り雨になりました。

 「このまま明日まで雨かな?」
<うん、どうやら明日の朝までふりそうだいね…>、北海道場前のまち猫は、お天気に強いんです。

  空き地のヘラオオバコの花も傘を開いたみたいです。

 

  夕食のサラダとスープです。
サラダは、レタス、カブ、葉タマネギの白いとこ、トマト、きのこのオリーブオイル煮、それと生ハム、レモンを効かせたソースでいただきました。
スープはベーコン少々とたくさんたくさんの春キャベツです。

  それと、オムレツとライスです。
オムレツには葉タマネギの白いとこを入れました。ソースは野菜ジュースを煮詰めて、缶詰のコンビーフと葉タマネギの青いところを煮込みました。
ライスは、ゆでたフキを刻んで米飯と一緒にオリーブオイルで炒めたんです。
野菜いっぱいの夕食です。

今、雨があがったみたいです。起きた時はまだ降っていたのですが。
1日に岩神町の養田鮮魚店からメールが届いてました。「1日から5日は休まずに営業します。3日は長崎から魚が届きます。お待ちしています」。今日行きます。雨も上がりましたから…

 

 直派若柳流の若柳糸駒ことユキ子でございます。
4月8日に催しました美登利会にお運びいただきました皆さま、開催に当たりましてご支援いただきました皆さま、ほんとうにありがとうございました。
祖母の初代若柳吉駒、そして伯母の吉啓、二代目吉駒と続けてまいりましたこの会をなんとか途絶えさせることなく続けさせていただくことができましたのも、皆さまのお力添えのおかげでございます。心から御礼申し上げます。
これからも、二代目吉駒の遺志と教えをしっかり守って、一生懸命つとめてまいりますので、よろしくお引き立ていただきますようお願い申し上げます。ありがとうございました。

4月8日の第75回美登利会の舞台の様子はコチラでご覧になれますす
お稽古場は前橋市城東町四丁目です。詳しくはコチラをご覧ください

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