都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。論文や講演も。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

眞鍋淑郎博士のアメリカ研究移住の意見は的を射ている

2021-10-28 02:06:09 | マクロ経済

 経歴を見ると27歳でアメリカに渡る経歴だ(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9C%9E%E9%8D%8B%E6%B7%91%E9%83%8E )   

 今回のノーベル賞受賞でも90歳にして明確なコメントがある

①好奇心が研究の根源curiosity-driven research

②同調圧力の生きづらさI’m not capable of living harmoniously

③アメリカでは研究のシミュレーションにスーパー・コンピューターを使えた

 アメリカの実力社会の中で生き抜く経験に加え、自信と名声があるからだろう

 方や、我が国の大会社の経験では:部門縦割りだが、顧客対応として部門間の連携を重視、情報の対面共有(社内ICTではない)があった。ようは、プロジェクト・ベースではなく、縦割り権限(と上下のピラミッド)・ベースであった。

 一度、アメリカの研究機関での「成果主義」と「プロジェクト」を味わい、達成した人物には日本社会は閉鎖的で権限争いのゼロ・サムに映るのだろう。

 久々の秀逸なコメントだ

コメント
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