体が“冷え”てはいけない理由
人の体は、一定の体温を保つことでうまく働くようにできています。体温が下がると血行が悪くなり、酵素の働きが悪くなるなどの影響があります。
体温が1℃下がると、免疫力が30%、代謝が12%落ちるとされるほどです。
病気のリスクやむくみなどの不調につながるので、冬でも“体が冷える”ことは避けたいところです。
さらに効果を上げたいのなら、筋トレもよいでしょう。前述したように、足の筋肉を動かすことは血行をよくして、体を温めるのに役立ちます。
筋肉は熱を産生するため、筋肉量が多くなれば、体が冷えにくくなるのです。
おすすめは、冷えが気になる部位など衣類の上から貼って、ひざ掛けや服、ストールなどで覆ってフタをすること。温まった熱を逃がさず、更に効果が高まります