釣・食・感

釣行記録と釣魚料理、雑感等をつらつらと。

【釣】釣行前記 (2018/05/12 一俊丸)

2018-05-14 06:05:00 | 釣り
数年来気になっていて、まだ挑戦出来ていない釣りものが幾つかある。
そのひとつがLTヒラメ。

ヒラメはマゴチ釣りのゲストで何度か揚げてるものの、狙って釣るのは初めてだ。
相模湾ではイワシの群れが接岸する期間限定だそうで、去年は乗り損ねてしまった。


(一俊丸さんで。)

ヒラメは活きエサとしてイワシ等の小魚を泳がせて釣るから、マゴチ同様にアタリから掛けるまでのドキドキが堪らんでしょう。

久しぶりにヒラメの刺身をいただきたいんで天然物をどうかひとつ、お願いしたいですな。


🐡

【感】お礼参りと人体展ついでにジオン

2018-05-11 06:05:00 | 日記
ゴールデンウイークは釣りも旅行もなくほぼ家でのんびり。

このままだと本当に何もない連休になってしまうから、前もってチケットを購入していた「人体展」に行こうと、こどもの日にかみさんと連れ立って都内に出た。


(会場はこちら、国立科学博物館。)

さすがはこどもの日、人でごった返して入場には整理券が必要で70分待ちだ。

整理券を貰って、待ち時間を使って湯島天神に行くことにした。


(こちら湯島天神。)

湯島天神は年明けに長男の合格祈願に訪れてお願いと共に絵馬も奉納した。
その御利益を賜ったか、無事に志望校に合格できたので足を伸ばしてのお礼参りですよ。
我ながら律儀だな。


(道真公に感謝。)

前回来た受験シーズン前とはえらい違いで、人出が少く空いてる。
お礼参り専用の絵馬もあったけどお賽銭だけで済まさせてもらって、その代わりにお礼は念入りにしましたよ。


(博物館の裏手にはクジラがいるよ。)

再び国立科学博物館に戻っての「人体展」。
人体の各パーツごとに解説と標本が展示されている。
レオナルド・ダ・ビンチの人体解剖図もあり、その写実性の高さや描画線のタッチに目を見張る。
さすがは万物の天才。


(ちょいグロ。)

また、実物の臓器のホルマリン漬けが物影に展示されていて、「自己責任でご覧ください」とある。
丁度数日前にもつ煮を仕込んだから、不遜にも、良いモツだ、と思ってしまったよ。


(幻想的な展示もある。)

人体との対比のために動物や魚の標本も展示されている。
ひとつ勉強になったのは魚の血合いが腎臓だと知ったこと。
中骨に沿う太い血管かと思っていたのに臓器だったんだね。

また、臓器同士が情報伝達物質でコミュニケーションし合うという情報もタメになった。
例えば、運動等で心拍数が上がり、心臓が「疲れた物質」を放出すると、それを受けた腎臓がせっせと尿を作って血圧を下げて心臓の負担を減らそうとするらしい。


(これは筋肉と脳の関係。)

全てを監督に頼らずプレーヤー同士で連携した方が効率的ということか。
そんな関係の各臓器の中でも腎臓の出番が多かったから、地味だけどマルチプレイヤーなんだろう。
見直したぞ、腎臓。


(レゴタモリ。)

人のゲノムもまだ完全に解析されていないし、これからも新たな発見があるのだろう。
知れば知るほど良く出来てるな、人体は。

観覧を終えたら、出口のお土産コーナーで手拭いを引き換える。
かみさんが好きな「かなへい」デザインの限定品だ。
確かにカワイイね。


(こちらのセットチケットで。)


(実物はこちら。)

上野からの帰りに新宿の伊勢丹に寄ってみると、催事場で「Wellcome to ZEON」というイベントをやっているではないか。
偶然とはいえ知ってしまっては、ファーストガンダム世代として見過ごせん!と、かみさんを待たせて覗いてみる。


(壁にポスターでお出迎え。)

「坊やだからさ」と呟いた時のシャアの白スーツを始め、将校服にトレードマークのマスクとヘルメットがディスプレイされてる。
他はジオンのグッズと安彦良和のイラストボード等が販売されてた。
十数万円するイラストは売約済みが数点あったよ。


(シャアのお部屋という設定か。)


(後で調べたら数量限定で買えるそうだ。)

周りを見ると同世代の方々が多い。
だからだろうか、販売されてるグッズはどれも坊やには手を出しづらかろうお値段だ。
大人のためのこどもの日イベントということなのかな。

将校服を着て記念撮影のイベントがあったら乗ってたかもしれないな。
シャアのサイズを着こなす自信はありますぜ。
伊勢丹さん、そこまでやって欲しかった。


🐡

【感】慌ただしく小樽で寿司を堪能する (家族旅行・札幌 最終日)

2018-05-10 06:03:00 | 日記
家族旅行も最終日。
帰りの便が15:30発だから午前中しか使えない。
いろいろと考えて小樽で運河を見て、少し早い昼飯で寿司をいただくプランに決定。


(車窓から日本海を臨む。)

ここまで触れていなかったものの、東武ホテルの朝食は良かったな。
北海道色がある食が用意されているのも嬉しいし、宿泊費に比べて料理の基礎点が高く、何より美味しい。
毎朝ガッツリといただきました。

最後の朝食を平らげて早々にホテルをチェックアウトし、平日の通勤客に紛れて小樽に向かう。


(小樽駅。)

小樽も20数年振りなんで駅舎が綺麗にリニューアルしてた。
コインロッカーに荷物を預けたけど、観光客でごった返してたね。
中国からの方が多いようだ。


(運河へ続く駅前通り。)

どんよりの曇り空で天気はイマイチ。
まだ10時過ぎだから人通りも疎らだ。



(消防犬ぶん公がお出迎え。)

運河手前の運河プラザの観光案内所に寄って散策し、運河を眺めて記念撮影。



(小樽運河。)

運河クルーズなる観光船(ボート?)も出ていて、外国人の方々が行列してた。
定番の浅草橋の上で家族写真を撮って、周りを散策。


(倉庫街を反対から。)

お目当ての寿司屋は、記念撮影した浅草橋のすぐ横の函太郎さん。
開店と同時に入るために、その横のラオックスで暫し時間を潰す。
こんなところに家電店とは、中国の方々を狙い打ちなんだろうね。
そこここに「免税」の貼り紙があった。


(運河の脇です。)

活動時間が限られてるので11時の開店の一番客として函太郎さんに入店、ちょっと早いお昼で寿司をいただく。


(つぶ貝、サーモン、ニシンの3種盛り。)

函太郎さんは回転寿司としてはそれなりのお値段だけど、その分ネタが良い。
さすが小樽という満足度の高さだ。
生のニシンの寿司なんて初めて食べたよ。


(日銀小樽支店。)

12時前には店を出て、小樽駅から新千歳空港に移動、お土産を買って帰路に着いた。
行きと同様に飛行機の席が家族でバラバラなのは仕方ないね。
予約は早めにしないとダメだめですな。

久しぶりの北海道で良い想い出になった家族旅行でした。


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【食】ショウサイフグの刺身・唐揚げ・白子ポン酢・焼き白子

2018-05-07 06:03:00 | 釣魚料理
今季初のショウサイフグ釣行の釣果はもう一歩の6匹。
せめてツ抜けはしたかったな、と思いつつも、そのうち白子は4腹で高確率だから良しとするか。


(お初。)

ショウサイは釣行当日からのお楽しみで、刺身は外せない。
その晩の刺身まで含めての釣行、と言っても過言ではなかろう。


(やっぱ旨い。)

6匹のうち、小振りの1匹をチャッと下ろして薄皮の湯引きを添える。
やっぱこれだなー。と唸る。


(ツヤツヤだね。)

下拵えした白子は2腹分をポン酢で。
まだ走りだから、コクが少くあっさりしてるけど、これはこれで良しだ。
今年もこのシーズンが来たなー。としあわせを実感するね。


(集合写真。)

残りは翌日に平らげちゃう。
ショウサイはブツ切りにして唐揚げに。
食べづらいけど骨周りの身が堪能できてお勧めだ。


(湯気でぼやけちゃった。)

いただくとホクホクで間違いのない旨さ。
我が家で唐揚げと言えば鶏じゃなくてフグだから子供たちも箸が進む。


(焼き良し。)

残りの白子は一口サイズに切って塩・コショウした後、醤油をチョロっと垂らす。
グリルで焼くと香ばしいトロッが堪らんです。


(集合写真。)

ショウサイフグはこれから釣果が上向いて来るだろうし、白子にもコクが加わって楽しみが増すよ。

また来月頑張ろう。

・ショウサイフグの刺身
・ショウサイフグの白子ポン酢
・ショウサイフグの唐揚げ
・ショウサイフグの焼き白子


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【釣】今季初白子もゲットも何かが不足する (2018/04/28 ショウサイフグ 野毛屋)

2018-05-03 06:47:00 | 釣り
始まりましたよ、2018年の白子シーズン。
ショウサイフグ狙いも約半年振りなんで期待が増しますよ。

4月28日(土)はゴールデンウイーク初日だから、野毛屋さんにチョイ早の5:00着で13番目。
思ったほどの混みじゃなかったな。
釣り座は上げ潮勝負で右舷舳2番をチョイス。 


(良い天気ですな。)

船で準備をしていると続々とお客が詰めかけて、午前アジ船とマダイ船はほぼ満員。
フグ船は片舷11名でそこそこの乗りだ。

釣り座の両脇は常連さん。
自分も既に常連だろうから、3人並ぶと奪い合いになっちゃうかな。
頑張らないと。


(いざ出船。)

釣り場は久しぶりの大貫沖。
アンカーを打っての掛かり釣りなんだけど、落とし上げを右隣の常連さんが手伝ってるよ。

仕掛けは自作のチラシを選択。
通常のカットウ仕掛けよりも良いような気がしてるんだよね。
半端になったエビも無駄にならず経済的だし。


(潮はこんな感じ。)

期待を込めて釣り開始。
下げ一杯まで2時間程あるけどそこそこ潮がある。
仕掛けが落ち着かないから早々に金ピカの10号ナツメに変更する。
金ピカオモリも卓効がある気がしてるんだよね。


(凪ですな。)

しかし、アタリが遠い。
船中なかなか歓声が上がらず、まだかまだかと丁寧に誘い続ける。

宿前で花王迷人劇場さんと話した時に、あまり誘わない方が良くてアタリも小さい、と直近の状況を聞いた。
要はショウサイの活性が低いのだろう。
揚げたオモリが冷たいし、海水温がまだ低いからなんだろうな。

誘い下げをゆっくりしてゼロテンを5秒以上長めに取る。


(お初!)

やっと右舷大艫で船中1匹目が揚がる。
来たか、来たか、と集中して誘うと、隣の舳の方が掛ける。
来るぞ、来るぞ、と更に集中すると、誘いのタイミングでサクッと来た!
久々のブルブルと小気味良いショウサイフグの引き。
逃さぬようゴリ巻きして抜き揚げる。

型を見てホッとしてると、右隣の方も揚げて、並び3人の連チャンだ。


(またもや沈黙。)

ここからサービスタイムが始まるか?
と思いきや、アタリが遠い。
誘いに誘って、忘れた頃にポツリとアタリが出るという時速1匹ペース。
確かにアタリが微妙で小さい。

獲れる時は並びの3人がほぼ続けて釣れる横並び状態。
そんな中、チョコチョコと判りやすいアタリがあって、掛けたのは、


(置物になるコイツ。)

ギマ。
ギマも並びの3人で1匹つづ揚げる。
ここまで仲良く同種を同数という釣果だ。

そうこうしてる内に盛り上がりがないサービスタイムも終わり、底りを向かえて潮も止まる。
ガマンタイムに突入。


(そして潮も止まる。)

それでも諦めずに誘い続けると、アタリってどんなだっけ?と忘れた頃にポツリと獲れる拾い釣り状態。

そこに大量の葉っぱや海草が漂ってきて釣りにならず、移動を繰り返す。
厳しいのう。


(やっと折り返し。)

ツ抜け折り返しの5匹目が12:30。
ここで横並びから頭ひとつ抜けたかな。

上げ潮勝負のはずが更にペースが落ちて各流しで、「型見たよ」のアナウンスがあってもいずれも左舷側で右舷は沈黙だ。
潮先のはずが左舷側に取られてるとはショウサイは船下にいるということかな。
上げ潮勝負の予定がこれは誤算だ。


(忘れた頃に来ましたよ。)

午後になると風が吹き出し、またもや大量の葉っぱも押し寄せ、移動を余儀なくされる。
移動の直後に久々のアタリが出て、見逃さないぞとアワセ一発、ゴリ巻きして6匹目。

その後、誘い続けるも音沙汰なしのまま健船長の捌きの時間に突入。


(お捌きタイム。)

右隣の方の情報によると、現時点のトップは左舷大艫の常連さんで7匹とのこと。
それを聞いてあと1匹、あと1匹と、集中して誘い続ける。

すると、サクッと来た!
これでトップタイだー‼
それなりの引きで揚がったのは、


(ビックスターフィッシュ。)

デカヒトデ。
我ながら見事なオチですな。
これにて終了。

宿で結果を見たらトップは8匹。
捌きの時間で追釣したのですね。


(沖あがり。)

釣果は6匹でイマイチだけど、バラシも掛け損じもなかったから釣れるヤツは全て獲ったはず。
白子は4腹で高い白子率だし、納得したいところだけど、渋い中でも何とかするテクが欲しいな。
精進ですな。

・ショウサイフグ : 6
・ギマ : 1 (リリース)
船中0~8
中潮


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