『体調によって音質のクオリティは変化するのか? vol.10』の続きです。
人間の音の聴こえ方と周囲の環境や体調との関係をできるだけ科学的に検証しようという試みです。
人間に対するノイズ対策を検証するなかで
3通りのアース線の接続方法で音質の変化を試聴する前に
人間にはどれくらいの電位が検出されるのかをシンクロスコープで測定してみました。
アースだけを接続した状態です。

次に、アースから人間を測ると・・・

4V(p-p)の電圧が確認できました。
周波数は電源の周波数である60Hzです。
これほど低い周波数では電波としてのノイズにはなりにくいと思いますので
今回検証するものではありません。
今回検証するのは波形が太くなっている部分の高周波ノイズです。
0.5v程度あります。
この増加分が無くなることで音質が向上すると考えられます。
それでは試聴です。
音源はこれまでと同じシューベルトの鱒と
stingのEnglishman in New Yorkです。
(1)大地に接続されたアース線をどこにも接続しない
この状態を標準状態として
比較試聴のための基準とします。
(2)大地に接続されたアース線をオーディオシステムに接続する
僅かに低域の明瞭度が増した気がします。
大きな差ではありません。
音場は僅かに上下方向に広がったと感じました。
いずれも良く聴かないと判らない程度です。
(3)大地に接続されたアース線をオーディオシステムと人間に接続する
・・・次回に続きます。
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