北の森での散策日記

北海道の昆虫(主に蛾・ゴミムシ・カメムシ・ハナアブなどなど)が好きで、冬は鳥や動物を撮影しています。旧ブログ名「自世界」

気の早いネジロカミキリとか

2013年04月07日 | 春の散策日記
曇りの昨日、クマゲラの巣を見に行きました。
近所の森も奥に進んでいくと木が太くなり、ヤマゲラの声が多く聞かれました。
去年のポイントに着き観察しますが、どうやら今年は営巣していない様でした。(北広島市)

このポイントはいつも野鳥が少なく虫の多いポイントなので、シーズン初虫探しモードです。

木柵を見ていきます。
フユシャクメスを期待したが見られず。
しかし意外な収穫がありました。


相変わらず何種類かいて訳が分からないクロカワゲラ。
8mmくらい。


上の個体と似てます。
しかし本種の方が一回り大きく11mmもあります。
翅脈も違うように見える。
もういろいろいすぎて種名もわからず収拾がつかない。



ネジロカミキリ
木柵横にタラノキがあるのでそこからの個体と思われる。
成虫越冬物は気温に騙されやすいのかな?気が早いですね。


気温が高かったので出てきた。しかし今年は雪がまだ多く残っている。
こんなコンディションなので成しえた環境撮影。


去年まで立ち枯れ状態だった木が倒れていた。
材採集のためちょっといじくると冬眠中のアリを出してしまった。


悪いことしたなと反省するがこのアリ、腹部に4つ紋がある。
見たことのあるアリで特徴的なのですぐにシベリアカタアリだとわかった。


去年は木柵の継ぎ目に巣を構える本種を見ている。
ヨツボシオオアリも木柵の継ぎ目に巣があるのを見たことがある。
ヨツボシオオアリも腹部に4つ紋があるが、体系が全然違うので間違うことはない。


ミヤマカケス2羽とヤマゲラ1羽が雪解けの進んだ斜面でがさがさやっていた。


ちょうど枝に止まったところ。


稀に見る光景。
ヤマゲラが大型ツグミ類みたいにがさがさしているとどうしても違和感を感じます。
コメント
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