北の森での散策日記

北海道の昆虫(主に蛾・ゴミムシ・カメムシ・ハナアブなどなど)が好きで、冬は鳥や動物を撮影しています。旧ブログ名「自世界」

木柵に付く昆虫を探す…

2013年11月03日 | 秋の散策日記
秋の昆虫採集といえばオサ掘りがあったり電柱に付くルイステントウを見に行ったりとない様であったりして、居ないようで実は居る昆虫を探していきます。
そんな中で簡単で効率的で何がいるかわくわくする採集法に木柵めぐりがあります。
木柵についている昆虫を目で見て探すだけの簡単な昆虫採集で秋と春に成果が上がります。

午後2時過ぎ、チビコブカミキリの仲間とクチナガチビキカワムシを目標に木柵を見に行くことにしました。(10月30日 北広島市)


アカオビニセハナノミ ナガクチキムシ科
このナガクチキムシは何度か遅い時期に木柵で見ている。



シーズン初物のフユエダシャクの一種 シャクガ科
フユシャク類のメスは木柵や電柱についているのが見つけやすい。



ドアップ
最近ディフューザーをつけて撮影することが多くなった。
フラッシュの光の回りがよくなると写真の出来が格段に良くなったからだ。
せっかく作ったのに野外であまり使わなかったのがもったいないと気づいたのは最近の出来事。
ディフューザーになんちゃってクローズアップレンズをつけての撮影。
フユシャクがおとなしかったので遠慮なく寄ってみた。(トリミング済み)
ドアップ写真はかなりマニアックな趣味なので、今回苦手な方興味のない方はスルーしてください。
この時期多くなって来ると思います。


お腹


最後はフユエダシャクの爪
附節の基部から鱗粉が出ている。
腹の鱗粉より細い。



ドイカミキリ カミキリムシ科
実はこの秋2度目の出会い。
クモノスモンサビカミキリの方も見てみたいなぁ~



クチナガチビキカワムシ チビキカワムシ科
目的の昆虫に出会うことができた。
5ミリもない小型の甲虫で、以前もこの近くで見ている。


不思議な口をした不思議な昆虫ですね。



手ごろな木があったので探ってみるとエゾマイマイカブリを見つけた。


冬眠中個体だったがすぐに元気よく以後き出した。



道中に溜池を見てみるとホシハジロとスズガモ?ではなくキンクロハジロがいた。
3羽一緒に行動している模様。
コガモが沢山いるので旅の疲れにちょっと休みによってくれたのかな。
最近オオハクチョウの渡りをよく見るし冬鳥が続々とやってきていますね。
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2 コメント

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Unknown (だんちょう)
2013-11-04 02:34:28
まだドイさんいるんですね


成虫越冬でしたかね?

キカワムシは見たことないですね、なかなか楽しいですね
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だんちょうさんへ (マイマイ)
2013-11-06 23:16:53
ドイさん寒さに負けずにじっとしてました

成虫越冬で木の名札の裏とかで冬眠するらしいです。


キカワムシはちいさくてかわいいですよ
この時期木柵についています。
返信する

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