斑尾後半～その２

生命の森に入りました。一昨年は生まれたてだった森が少し成長していて、山の生きる力をこの目で感じ、胸が熱くなりました。
生命の森のてっぺんでランナーがひとり、上空に両腕を伸ばし、前方の山々を眺めています。
「最高ですね！」
声を掛けると、
「ええ、気持ちいいですねー。」
と返ってきました。

生命の森のチカラなのでしょうか。そこからの下り基調のトレイルからは少し停滞気味だった走りが見違えるように走れるではありませんか。前方のランナーを何人もパスします。
希望湖の畔から毛無山も快調です。
毛無山ピーク過ぎからの下りで、ランナーがひとり後ろに付いて、またまた追いまくられる状態に。決して抜く気配はなく、自分をペースメイカーとしているようです。きつくは感じましたが、復調してきているので、「お先にどうぞ。」と道を譲ることなく5Aのエイドに到着。
時計を見ると、確か5時間28分くらいだったかと。
あと7k。少し前から6時間切りの甘い夢が頭にちらついていましたが、ここであっさり消えてなくなりました。
が、しかしそんなことはここまで走ってくればどうでもいいこと。コーラのムサシ割りを飲んでゴー。最後まで楽しく走るべし、なのです。

高原ホテルへの最後の上り基調の部分は、一昨年は雨で田んぼ状態でしたが、昨年から地元の皆さんが整備していただいたお陰で、走りやすい（歩く部分が多かったのですが^^;;）トレイルでした。感謝感謝。
その昔ジャズフェスだった会場を横切り、ゲレンデを下り始めます。
ここを下り終えるとゴール。
バナーの下でゴールテープをピーンと伸ばしてスタッフの女の子が立っているのが目に入ってきました。

40k 39'04(5:04'39)
45k 33'45(5:38'24)
50G 34'00(6:12'24)

■バイク　明日は台風接近予定。どうしようか。