夢畑通信『畑の花』 田舎暮らし体験日記

北海道に移住して二十数年。田舎での子育てを終え、残された夫婦は新たな楽しみを見つける旅を続けます。

神田日勝って人

2020-10-26 06:50:47 | 情報


昨日は赤井川村教育委員会主催の芸術鑑賞会に参加。
北海道立近代美術が行われている没後50年『神田日勝展』――大地への筆触に行ってきました。
事前調べで生まれた期待を遥かに超える作品でした。
神田日勝の事は北海道の画家ということで予備知識はあったし、ドラマ『なつぞら』(見ていませんが・・・)のモチーフになったと言うことで色んな情報がありましたが、15年弱の画家人生の人となりをしっかりと感じ、作風の移り変わりも知れ、好きになってきました。開催期間が残り少ないのですが北海道の人には是非見て貰いたい作品ですね。

作品の中に描かれる人間臭さがたまりませんな。
半農半芸を行う人、または行いたいと思っている人は、北海道には多いことでしょう。
その代表的アーティストかも知れません。――――「ただ、15年という画家人生はあまりに短かった」。
写実画から抽象画へ、色の使い方も2回、劇的に変化し、「この人が現存していたら、今、どんな作品を書くのでしょうか・・・・?」
わざとに描くリアルとわざとに描くバーチャルが作品に不思議な魅力を増し、そこはかに描かれる人や動物への愛情、そして彼の野心がエネルギッシュに伝わってきます。
どの画家の作品もそうですが、色んな悩みや苦しみの中で生み出された作品は心を打ちますね。
死の直前に書かれた馬の絵。背景はべニア板だったとはホント驚きです。

どんな言葉よりもじっくりと鑑賞してもらいたい神田日勝展(オフィシャルにリンクしました)でした。







紅葉も綺麗で、素敵な時間を過ごさせて頂き大満足し、鑑賞後は自由行動。久しぶりに札幌散歩。



昼食はてんぷらを頂きました。てんぷらはもちろん、てんぷらの半熟卵かけごはんは最高でした!
お昼を頂いたあとは、時計台を見たり、札幌テレビ塔でビールを頂いたりと、天気が心配でしたが青空も見え隠れして楽しい時間を過ごすことができました。

二日間ゆっくりできたので、残った農作業も頑張って気合い入れて終わらせないとね。
久しぶりに朝から日差しが射し込んでいます。このまま安定した天気が続くと良いのですが、、、、。
一週間の始まり。本州ではこれからが紅葉の盛りかな・・・。素敵な毎日をお過ごしください。ではでは!

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