夢畑通信『畑の花』 田舎暮らし体験日記

北海道に移住して二十数年。田舎での子育てを終え、残された夫婦は新たな楽しみを見つける旅を続けます。

豊平峡 地元を楽しもう道内編

2020-10-22 17:36:02 | 旅行


めったにない旅行も二日目。定山渓を出発して豊平峡ダムに行きました。
相変わらず良い天気と紅葉にうっとりです。何枚か紅葉の画像をご覧ください。







周りが岩山なので比較的単調な木の配列ですが、その岩山と樹木たちの共生が、豊平峡の紅葉を力強いものにしています。長年更新されてきた自然林の壮観さを感じる景色でした。

ここでひとつ情報(ご存知の方はごめんなさい)。
豊平峡ダムへは札幌から定山渓に向かい1時間ぐらいの場所。一番近い駐車場から少し離れていて、乗車券を買って電気バスで向かう方法と、歩いて向かう方法があります。
電気バスは途中景色を見る時間もあって10~15分ぐらいでしょうか?歩いても20~30分。この時期、時間に余裕のある人は歩いてみては、、、。と言いたいところですが、道中は、ほとんどトンネル。景色は楽しめず、歩道が狭く、陰気な気分にさせられるので僕はバスで行って、現地で一杯歩くことをおススメします。混んでいたら歩いた方が早いかも、、、、。
幸い、私たちが向かったときは空いていましたが、帰る頃には駐車場に向かう一本道が大渋滞を起こしていたこともお伝えしておきます(以前、渋滞で断念した経験があり)。紅葉の時期は大人気の豊平峡ダムのようです。

豊平峡ダムと定山渓湖、札幌の水瓶、水力発電、そして豊平川の調整池という役割を担い1972年に完成。
――――「まぁ、見ただけで凄い工事だったことが分かりますな」



どうですこのたたずまい?
――――「しっかり札幌市民を守りますよ!」って言ってる感じがしませんか?



湖水の放水もお見事で、ここから吐き出された水が、この後、どんな旅をして日本海にたどり着くのか、なんて考えると時間を忘れ眺めていました。

行きはバスで、帰りは徒歩を選択した私たちは、のんびりと暗いトンネルを歩き、一か所トンネルを抜けた場所で記念撮影


加筆:この写真はダムで撮ったものでした。



九段の滝を眺めて駐車場へ。
しっかり歩いたこともあり、あんなに食べた朝食もお腹の中でこなれたのか、駐車場を出発して昼食を求めておそば屋さんへ



紅葉亭で生そばとイワナのてんぷらを頂き大満足して赤井川に帰りました。
ホント天気に恵まれた素敵な小旅行でした。全ての出会いに感謝します。

電気利用
北海道では核のゴミ問題が毎日のように新聞をにぎわしていますな。
豊平峡ダムからどのくらい水力による電気が生まれ、どのくらい使われているのか分かりませんが、水力・風力・太陽光・バイオメタンなどなど色んな発電方法があっても原子力問題は終わることがない。
現在、原子力による電気がどのくらい使われているかと言えば約7%。最新の数字が出ると太陽光より少なくなっているでしょう。では一位は・・・?
LNGつまり天然ガス。確か、冷却して液体にしたものをLNGと言うはずですが全体の40%近く。石炭が25%、石油を合わせて化石燃料による発電は70%ぐらい。――――「これってCO2の発生を抑える為に環境にやさしい方法なのだろうか・・・?」
単純に考えて、環境にやさしい電気自動車が普及しても、その動力となる電気の発電方法が化石燃料を燃やしCO2を出していて、本当に意味があるの。
だいたい、僕が中学の時「2000年頃には石油は枯渇する」なんて聞いたことある。もちろん、レアメタルなんて知らなかったし、、、、。
原発を反対する人たちは「原子力を使わなくても充分やっていける」って言うけど、化石燃料が地球の温度上昇に加担しているなら火力発電は危険。そんな議論はあまり聞かないなぁ。――――「いったいどの方法が良いんだいろ?」
先ず、科学的な情報に政治的な配慮とか、個人の主義・思想を入れないで欲しい。原発処理水の海洋放出問題も、安全だと言う人と、危険だと言う人、正確な科学的な見解が無いまま一方的に「風評被害」とか「原発反対」とか言うな!
信頼のおける科学者の正確な情報があって判断したいよね。


と言うことで、今日から北海道は2・3日大荒れの天気だとか、、、。週末の最高気温は10℃行かない!?
天気が不安定ですが畑に向かいます。素敵な一日をお過ごしください。

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支笏湖からふる川、地元を楽しもう道内編

2020-10-22 07:35:44 | 旅行


天気はゆっくりと下り坂、赤井川村は夜から雨になり2・3日は雨が続く予報。あんなに綺麗だった紅葉も今日が最後かもしれませんね。

勝手な想像ですがテーマを文化継承とするならレストランの充実もお願いしたいところですな。
途中退出できるか分かりませんが、入り口を出たところにレストランが二店舗あっただけで、あとはケータリングがある程度。博物館内にアイヌの文化を感じるゴージャスなレストランがあれば「一日中楽しめのになぁ~」と感じました。

1時頃、ウポポイを出発。夜の食事に備え(笑)軽くコンビニで昼食を済まし支笏湖へ。
支笏湖と言えば、何度も湖畔の横を通過しているのに立ち寄った事がない、と言うことでビジターセンターに入ることにしました。駐車場はほぼほぼ満車状態。

ビジターセンターではチップ(ヒメマスの陸封型)を始め、アオダイショウ(蛇)やエゾサンショウオ、大きなミヤマクワガタなどがお出迎え。展示スペースでは動植物や地形の成り立ちなど、かなりボリュームのあり、野鳥のジオラマがさえずりと共に紹介されていたのが印象的でした。
今回の旅行に同行した愛犬テンちゃんも、ここでお散歩。その間に撮った画像を何枚かご紹介します。



逆光ですが眩しいぐらいの秋の日差しが湖面で輝いていました。



山線鉄橋の上でUターン。
一番最初の画像も鉄橋の上から撮ったもので、鉄橋の舌にはかなりのお魚が泳いでました。ヒメマスでしょうか・・・・?



白鳥ボートは陸揚げされていました。シーズンオフ?それとも風が少しあったから・・・?
ぐるっと三十分ほどのお散歩とトイレを済ませて、次は定山渓温泉に向かいます。



当日お邪魔させて頂く宿は、ぬくもりの里『ふる川』という温泉宿です。



今回はどうみん割を利用して早くに予約したからでしょうか、我々はお部屋食を頂きました。夕食の画像があまり良くないので朝食の画像。これだけでお腹いっぱい。
夜はお酒も頂き、ほろ酔いで『定山渓ネイチャールミナリエ』を散策。今年はもう終わってしまいましたが8時を過ぎていてもかなりの人がいたので好評だったのではないでしょうか・・・。
来年も開催されることを期待して画像を数枚ご覧ください。









古川ではとっても気持ちの良い対応をして頂きました。親しみのあるアテンドと上品なおもてなし、美味しい料理と柔らかいお湯に心も身体もホッと、、、。
展示している絵や、一番奥には東洋古美術『中山文庫』という施設もあり、それらを愛でる楽しみもありますね。
コロナの影響もあったようですが、「常連のお客様が真っ先に戻って来ていただきました」と言うスタッフの声も弾んでいたように思います。
接客に厳しい僕もかなりの高得点を付けさせて頂きます。

どこも密集。
ウポポイは空間が広く入場制限のおかげで、それほど密は感じませんでしたが、他の施設はどこも紅葉のピークと言うこともあって混んでいました。
混み合うリゾートの中、マスクをしていない人はいないし、大きな声を上げて騒いでいる人たちもいない。日本人の礼儀正しさも感じる旅でした。
新型コロナの動向は注視する必要があるし、経済対策も重要でしょう。脅えて自粛した数か月、どこか日本人の優しを感じる事にもなったのではないでしょうかねぇ。
みんなで乗り切ろうとか、困った人がいたら助けようとか、思ったのではないでしょうかねぇ。
いつかまたインバウンドを呼び、外国人の顔を見る機会が増える日が来るのでしょうが、今回の体験はどこか日本と言う民族を感じる、考える、機会になったはず。
是非、その精神だけは失わないで貰いたいと思うのは僕だけでしょうか・・・?とっても礼儀の正しさを感じた二日間でした。ありがとう。


と言うことで今日はここまで。雨が降り出すまでに潅水チューブの洗浄作業を終わらせたいと思います。
それでは素敵な木曜日にしてくださいね。

追記;インスタで紹介した種はオオバユリという植物のタネ。次々回のブログでご紹介する予定です。

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