夢畑通信『畑の花』 田舎暮らし体験日記

北海道に移住して二十数年。田舎での子育てを終え、残された夫婦は新たな楽しみを見つける旅を続けます。

タブレット

2019-11-19 07:24:59 | 議員報告


9月に植えたニンニクが発芽し、現在は葉が二枚。さすがに寒いので生長は一時停止し、葉の色も枯れに近い黄色。
動物に例えるなら冬眠状態なのでしょう。
このまま雪の下になり、このまま春を待つことになります。
この植物のちから強さを感じますな。



昨日は決算特別委員会が行われました。
新人議員が、まず戸惑うのが、今回の決算が前年度つまり平成30年度の決算であること。
補正も含めて予算を審議したときに立ち会わなかったのに、突然決算からスタートするのに、どこか違和感を感じていたのですが、
選挙の時期や議会運営上のルールとしては仕方ないことなのでしょう。
事前に資料を頂いていたので、決算説明書はかなりの時間を費やし、質問もいくつか用意していましたが
他の議員の質問で、僕の疑問は解決したので、僕は手を挙げることはしませんでした。

ただ、一番最後まで待って、一つ質問したのが資料の電子化について。
決算とは直接関係ないので僕もかなり迷いましたが「最後なら許してもらえるかなぁ」という思いで手をあげました。

簡単に言えば、予算決算にかかわる資料が上の画像の通り、膨大な量なのです。
画像の左が30年度の決算にかかわる資料と令和1年度の予算資料の合計。
そして、画像の右が、ホームセンターで買ったコピー用紙500枚です。
つまり、予算決算に必要な資料だけで500枚をはるかに超え700枚ぐらいあるのです。
それも、大半が両面資料。ページ数では1000枚を超えているでしょう。フォントも小さい。
当然、今まではこれでやってきたので文句の付けどころが難しいのですが、
お金の問題だけではなく、資料を読み解くにも難しいボリュームです。

地方議会は二元代表制で、村長側は担当部署があるので多勢です。
各部署で練られた予算書を(議員は8名いたとしても)ひとりで理解し判断しなければいけない。
だったら、もう少し効率を上げられる方法を採用しても良いのではないでしょうか?

小樽市議会では、予算に関わる資料を電子化し(確か)タブレットの利用が議会で許可されたと新聞で見ました(この新聞記事が探せなくて、、、)
国会もタブレットの利用は数年前から許可されています。

コストも、両面コピーが1枚にかかる印刷代として1枚10円だと考えると、上の画像の資料で7000円
8名の議員と事務局2名の資料代が7万円、予算だけの資料ですから、年間議会にかかる印刷代は・・・?
効率の面、コストの面の両方で電子化を進めるべきではないかと考えます。

質問の回答としては、今後必要だと思うが「何年先までに、、、」ということは言えない。
電子データーでお渡しするのは可能だけど、議会側で電子データーが良いのか、紙が良いのか、相談して決めてもらいたい。
と言う内容の回答をもらいました。

確かにそうですよね。
電子機器に関してはジェネレーションギャップがありすぎて難しい問題です。
でも、そのギャップを埋めるためにも、どちらかを選択できる方法があっても良いのではないかと思いますが、、、

ソフトバンク社長の孫さんが言った「日本はAIの後進国だ!」と言う言葉に、背筋にヒヤっとされた方も多いと思いますが、
なんでも新しいものが良いというわけではないけど、便利さを取り込むことに躊躇すると、
さらにコンピュター部門での立ち遅れに繋がるのではないかと思います。

さてさて、皆さんはどう考えますか・・・・?



今週はまだまだ議員としての活動が続きます。
今日は臨時会。特別委員会の立ち上げに関するものです。



週末ごとに美虹(孫)に会ってるような気がしますが、会うたびに成長に驚かされます。
今回はだいぶおしゃべりができるようになってきました。
歌も娘と一緒に歌えるようになってきました。

冬、ニンニクの生長は停止しますが、子供の成長は止まりません。
日々の成長が楽しみです。

それでは、素敵な1日をお過ごしください。