【キリバチ】の刃を握り潰したルフィは、怒りに顔を歪ませながら、アーロンに「お前、あいつを何だと思ってる」と聞いた。
アーロンは「下等種族だが、優秀な測量士よ。ナミにはこの部屋で永遠に海図を描かせ続ける。メシを与え、好きな服も買ってやる、"生きる"のに事欠くことは何もねェ、おれ達は、仲間なんだ。」
その答えに怒ったルフィは立ち上がり、ナミの机を、海図を、書籍を・・・その部屋にある物を片っ端から蹴り飛ばし、破壊し続けた。
ルフィに蹴り飛ばされた物は、次々と「アーロン城」から落下して地面に叩きつけられていく。
8年間血が滲む思いで描かされ続けた海図も、今はただの紙くずとなって宙を散っている・・・。
次から次へと壊れては落ちてゆく、自分の8年間を見て、ナミは涙が止まらなかった。
あの部屋だけが自分の居場所だった。8年間、あの部屋でくる日もくる日も孤独と闘いながら生きてきたのだ。
それが、今、壊れてゆく。
「ありがとう・・・」
大事な海図を破壊されたアーロンは、怒りの形相でルフィの肩に噛み付いた。
サメの歯がルフィの体に深く食い込み、一瞬気が遠のきそうになったが、ルフィの怒りはそんなものでは止まらなかった。
「魚人がどう偉いとか、海図とか、事情とか、そんなことはよく知らねェけどな!!!やっと、あいつを"助ける"方法がわかった!!こんな部屋があるから、いけねェんだ!!!居たくもねェ、あいつの居場所なんて、おれが全部ぶっ壊してやる!!!」
ルフィは力でアーロンを自分の肩からひきはがし、その鼻をへし折ると、渾身の力で自分の足を極限まで空高く突き上げ、伸ばし続けた。
足を伸ばしている間、ルフィはアーロンの必殺技【シャークon歯車トゥース】をもろに受け、ルフィは腹を噛み千切られそうになる痛みに耐えて、最大限まで伸ばした足を一気に振り下ろした。
【ゴムゴムの戦斧(おの)】は、アーロンの断末魔の叫びとともに、アーロンを、アーロンパークの最上階から地面に叩きつけた。
アーロンの動きが止まる。
次の瞬間、中心部を貫いて破壊されたアーロンパークは、ルフィを中に入れたまま、爆音を響かせて倒壊した。
「ルフィーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!」
ナミの悲痛な叫び声が響いた。
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