眺めのいい部屋

人、映画、本・・・記憶の小箱の中身を文字に直す作業をしています。

今、振り返ってみると・・・

2017-05-09 13:12:27 | 映画・本

映画好きの知人が、これまでに観た作品から「年ごとのベスト」を選んでリストにしておられるのを見て、私もマネしてみました~(^^)。
自分がスクリーンで観た中で、個人的に最も印象深かった映画です。
1997~2001年は記憶のみ。2002~2005年は鑑賞直後の映画メモから、2006年以降はこのブログの記事(「○○年に観た映画」)を見て、色々思い出しながら選びました。


1997年 『もののけ姫』
1998年 (強いていうなら『タイタニック』)
1999年 『マイ・ネーム・イズ・ジョー』
2000年 『ハーモニー』
2001年 (思い当たらず)

2002年 『ヘドヴィク・アンド・アングリー・インチ』『日本鬼子(リーベンクィズ)』
2003年 『めぐりあう時間たち』
2004年 (強いていうなら『真珠の首飾りの少女』)
2005年 『with...若き女性美術作家の生涯』『誰も知らない』

2006年 『亀も空を飛ぶ』
2007年 『約束の旅路』『プルートで朝食を』『007 カジノ・ロワイヤル』
2008年 『シークレット・サンシャイン』
2009年 『岸辺のふたり』『非現実の王国で ヘンリー・ダーガーの謎』
2010年 『息もできない』
2011年 『メアリー&マックス』『くまのプーさん』(2011)『霊長類』
2012年 『少年』『ウィンターズ・ボーン』『宇宙人ポール』
2013年 『天使の分け前』『裏切りのサーカス』
2014年 『もうひとりの息子』『ゼロ・グラビティ』
2015年 『百日紅 ~Miss HOKUSAI~ 』『 妻への家路』
2016年 『この世界の片隅に』『シン・ゴジラ』


(いや~ 1本だけ選び出すのって、「ノリ」と「勢い」がないとやっぱり無理ってことがよくわかりました(^^;)




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4 コメント

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ありがとう! (お茶屋)
2017-05-09 16:10:37
ムーマさんのベストは、私がベストにしたい・・・と迷ったのがたくさんあって、見ていて嬉し~い!
一つだけアウト・オブ・眼中で、ムーマさんのベストになっているのがオドロキでもあり嬉しくもあったのが、『with...若き女性美術作家の生涯』です。良い作品でした。感想書いてるんですよ、わたし。
ムーマさんは感想書いていますか?読みたいなぁ!
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思い出しました。ありがとう!! (ムーマ)
2017-05-10 02:25:19
お茶屋さんの「かるかん」、今読んできました。
読めてほんとに良かった。(お茶屋さん、映画の紹介が上手い!)
お蔭で映画のラストについて、私も同じこと感じたのを、やっと思い出しました。(あれほど残念に思ったのに、ぜ~んぶ忘れてる自分がコワイ)

私はお茶屋さんより1年半ほど後(2005)に別の上映会で観たのですが
当時はまだブログも始めてなくて、感想というほどのものは書いてないの。ゴメンナサイ。

ただ、内容も随分忘れてるくらいなのに「ベスト」に選んだのには理由があって
一番大きいのは、あの女性画家(佐野由美さん)がその場で短時間で書き上げる
「似顔絵」が、今も忘れられないから・・・なんです。

モデルになった人が普段は見せないであろうような?表情を
佐野さんはわざわざ絵にしている・・・と私は感じ、実はとても驚きました。
穏やかでにこやかに見える既婚女性は
ちょっと不機嫌そうに見えるくらい「もの思わしげ」に描かれていたし
生活の厳しさがそのまま固まってしまったように、眉間に深いシワを寄せて表情を変えない男性は
「絵」の中では、ほんの僅かに笑みを浮かべた顔に描かれている・・・

絵が完成したとき、その男性は自分の絵を見て、ふっと表情が緩みました。
(あ、この人は嬉しいときにはこんな顔するんだ・・・と、なんだか私も嬉しかった)
女性の方は、「不機嫌そう」な自分の絵を見て、一瞬、意外そうな表情を見せ
その後もしばらくじっと見つめていましたが、決して嫌そうではありませんでした。
(外側だけをさっと見て誰もが思い込むイメージとは違う
彼女の内面にまで届こうとする絵を描いてくれた・・・と
もしかして思ったんじゃないかと、観ていて想像したくらい。勿論妄想ですが)

「広く世に認められる」ほどの時間が与えられなくても、「本物は本物」とでもいうか
「芸術」というモノについて彼女が真剣に悩み、突き詰めて考え、誤魔化さずに行動したことが
この人の作品を深化させ、類を見ない?ものにした・・・
そんなことを、色々考えさせられました。
(って、結局「感想」書いちゃった・・・のかな?(^^;)
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感想、書いてくださってありがとうございます。 (お茶屋)
2017-05-14 18:04:38
似顔絵のモデルさんたちのこと、覚えていませんでした。
ムーマさんが書いてくださってよかったです。
今日のNHK日曜美術館は写実についてでしたが、見てよかった!画家って本質を描こうとしているんですね。そのことが初めてわかりました。やっぱり芸術家は普通の人とは違うと思いました。佐野由美さんも本物の画家だったんだ。技術も感受性(把握力、洞察力?)も必要なんですね。

>「芸術」というモノについて彼女が真剣に悩み、突き詰めて考え、誤魔化さずに行動したことが
この人の作品を深化させ、類を見ない?ものにした・・・

やっぱり芸術家だと思います。
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「描く」って大変なことだな~と (ムーマ)
2017-05-15 11:42:53
お茶屋さ~ん(^^)

>似顔絵のモデルさんたちのこと

今となると、私の妄想記憶かもしれません。
もう一度あの映画を観たら、「なんでそんな風に見えたんやろ?」な話なのかも(^^;。

でも(確か最後に近い辺りで)、佐野さんが「(美大を)首席で卒業」って出てたんです。
私はそれで、彼女の絵が非常に「的確」に的をついてる(と思った)理由の一端を知った気がしました。(って、権威に弱すぎ?でしょうか)

日曜美術館、毎週録画してるんですが、観るのは結構あとになっちゃんて・・・
でも、今週の分は急いで?観にいこうと思います。
そうかあ・・・これって「写実」の話だったんだ・・・って
お茶屋さんに言われて初めて気づきました。

ともあれ、書き込んで下さってありがとうございました!
「絵」って、一目見たら忘れられない・・・そんな力がある芸術だと、改めて思いました。

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