眺めのいい部屋

人、映画、本・・・記憶の小箱の中身を文字に直す作業をしています。

空のかたち、雲の名前

2018-11-02 11:35:58 | その他

昨日の朝、散歩の途中
寒くてせっせと歩いていたら・・・

気がつくと、空ばかり見ていた。

鳥たちが飛ぶのを見るのが好きだし
秋の空は澄んだ青がきれいなので
つい、目がいくのだけれど・・・


昨日は雲もきれいだった。

いかにも「秋の雲」らしく
高い空に奔放な筆遣い?で
広がっていて・・・


でも、私が普段歩くのは
小さなおうちが建て込んだ
小路が続く住宅街。

道が狭いと
空も狭くなる。

電線と電柱だけが目立つ。


そういえば・・・


昔、九州の佐賀にいた頃は
空が驚くほど広かった。

町の中心部でも、建物は
ゆったりと建てられていて
敷地が広く、高さもそれほど
高くはなくて・・・

それはそのまま
「空の広さ」に繋がっていた。

近くに山が無いこともあって
毎日、空のどこかに色鮮やかな熱気球が
一つ二つは揚がっていて・・・

街中では、お洒落なタキシードを着たような
カササギが、飛んだり舞い降りたりするのもよく見た。


そんな20年以上も前のことを
思い出しながら歩いていたら
いつのまにか、広々とした一角に出た。

「空」も急に広くなって
360度見渡せる・・・


「空のかたち」という言葉が浮かんだ。

「雲の名前」も知りたいな・・・


そんなこと思いながら、帰ってきた。


こんなことからでも
「言葉の森」は育つのかなあ。

 

 

http://blog.livedoor.jp/hayasinonene/archives/46951228.html「プチ革命 言葉の森を育てよう」(岩波ジュニア新書)から

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