なぜか8月半ばに現れた「梅雨末期のような」前線。
多少は南北に移動するものの、何日も同じような場所に居座り続けるので
同じ地域が雨続き。それも、「1ヵ月分の雨が3日で」とか
果ては「既に年間降水量の半分が」とか、尋常じゃない降り方。
TVのニュースでは「この雨はあと1週間は続きます」というテロップが
何日も続いて出ていた。濁流もがけ崩れの映像も、毎日同じように続く。
昨日も今日も、同じ画面を見ているような気がしてくるくらい…
一方、新型コロナのデルタ株。
こちらの感染者数もみるみる増加。「これまでにない高い「波」になりそう…」
と言ってるうちに、あっというまに前回のピークの数値を超えてしまった。
それでも「異常気象」やパンデミックは
「起きるかもしれない」と思っていたことが、本当に起きた…
という意味では、まだ理解の範疇かもしれない。
この先どうなるのかは、今のところ予測不能だとしても。
新聞の世論調査では、「政権の新型コロナ対応には不満」としつつも
「オリンピックは出来て良かった」という人が相当数いたらしい。
選手の方たちにとっては本当に良かったのかもしれないけれど
それでも「世論」の言い分は、私には理解できなかった。
(「やってよかった」と迷いなく口にすることは、私には到底出来ない)
そんな風に、わが身の周囲と自国の出来事ばかりに気を取られていたら
ある朝、「アフガニスタン タリバン勝利」と新聞の一面に出た。
政権側の要人が国外に出て、米軍も撤退するのだから当たり前のことなのに
私はやはりショックを受けた。(また女性たちは「閉じ込められ」てしまう…?)
正直なことを言うと、私はもう、どこで何が起きているのか
おおよそのところさえ、把握出来なくなっているのだと思う。
「これまでだってそうだったじゃない?」と言われれば
まあそうなんだけど… 最近はそこを超えて
起きることがいちいち「理解不能」に思えて、しかも
「理解したい」という気持ちが、自分の中に
見出せなくなってきているのを感じる。
私のような(目下のところ、まだ大した被害にも遭わず
恵まれた立場にいる)者が、こんなことを言うこと自体
無知に加えてゼイタク?身勝手??なのだとしても。
それでも日は昇り、日は沈む。
たとえ、太陽を目にすることはなくても。
パラリンピックも、どうせ中止にはならないのだとしたら
せめてリスクのあるような選手の方たちが、日本で感染しませんように。
子どもたちが観戦に駆り出されて、途中で感染…
などということが起きませんように。
何より、自宅で亡くなる方が続出…などという事態に
決してなりませんように(祈)
次の衆院選には、声を掛け合って投票に行きます。
私は(これまで通り)投票したい候補者・政党がなくても
現与党側の候補・党には、絶対投票しません。
同じような内容ですが、日記ブログにも書きました。(備忘用に載せます)
http://blog.livedoor.jp/hayasinonene/archives/56012103.html「近未来(ディストピア)小説の中にいるみたい…」
朝夕涼しくなる今の時季って好きなのですが。
>それでも日は昇り、日は沈む。
>
>たとえ、太陽を目にすることはなくても。
昨日、そんな映画『ドライブ・マイ・カー』を見てきました。よかったです。チェーホフの「ワーニャ伯父さん」は読んだことがないのですが感動しました。
ムーマさんはチェーホフはお好きですか?
私は「かもめ」しか読んでないので何とも言えないですが・・・。読んでみようかな。
もう、映画のことはアタマから抜けてる?感じで… 今、予告編見にいったんですが
映像がきれいなんだろな~って思いました。
私は「ワーニャ伯父さん」も「かもめ」も
読んだことないと思います。
なので、好きも嫌いも無いんですが…
今となるとチェーホフも読んでみたくなりますね。
映画と関係ありそうと聞くと尚更(^^)
>それでも日は昇り…
というのは、最近アイスランド作家のミステリー小説を
続けて読んだせいでしょうか。
ふと頭に浮かんだんです。
『ドライブ・マイ・カー』もそういう映画…と聞いて
観に行こうかな~って気分になりました。
映画のことコメントに書いて下さって、どうもありがとう!(^^)
大賛成です。
チェーホフもプラス指向なのかな?かもめはテレビで劇団四季の市村正親が主役で見て目がハートになって戯曲を読みました。最初に喜劇って書いてあってビックリ。以来、喜劇の演出で見たいと思っているのですが。
9月に入ったら竜そばを見るつもりです。
賛成頂けてありがたいです。
(mcnjさんはそう言って下さると思ってました(^^))
政治的なことは普段は書かないのですが
いい加減ガマンの限界で…
投票して意思表示できる機会が来るのが待ち遠しいです。
チェーホフは他にも「犬を連れた奥さん」とか読んだのを思い出しました。
(それも映画の『黒い瞳』を観たのがきっかけ)
>チェーホフもプラス指向なのかな?
なんとなく、明るいイメージがありますね。
暗い色じゃなくて白っぽいというか。
「かもめ」も読んでみたいな。
私はロシア文学というと、名前が覚えられなくて
途中で読むのがイヤになっちゃう人だったんですが
それでも映画がきっかけで結構頑張って(あはは)読んだのも思い出しました。
(『カラマーゾフの兄弟』『白痴』『アンナ・カレーニナ』)
あ、「桜の園」は吉田秋生さんのマンガがきっかけ(^^)
ところで、四季の市村正親の舞台で「目がハート」になったの
私も経験があります。
学生時代に隣の県まで行って観た「エクウス」
20代後半?の彼が舞台に出てきた瞬間
ほんとに17歳の男の子に見えてビックリ!
今でも「ミューツーの吹替えをリメイク版でもしてる」と聞いて
ポケモン映画を録画して観るくらいのファン(テキト~)です。
三谷幸喜の舞台を録画して、一時期よく観たりしました(^^)