眺めのいい部屋

人、映画、本・・・記憶の小箱の中身を文字に直す作業をしています。

2019年に観た映画(劇場での日本映画編)&2019年マイ・ベストテン

2020-04-01 19:35:03 | 映画1年分の「ひとこと感想」2006~

『モリのいる場所』(監督・脚本:沖田修一 2018)

モリの絵のカレンダー、毎月替えるのが楽しみでした~(^^)

http://blog.livedoor.jp/hayasinonene/archives/52900784.html

『劇場版  Fate/stay night [Heaven's Feel]Ⅱ.lost butterfly 』(監督:須藤友徳 アニメーション制作:ufotable 音楽:梶原由記)

私と「フェイト」との付き合い?は、若い友人がゲームの体験版を貸してくれたことに始まる。セイバー(金髪碧眼・銀の鎧兜・手にはエクスカリバーという少女)の美しさに魅せられたのが運の尽きで、スピンオフ小説「フェイト・ゼロ」の面白さにわくわくし… で、とうとう劇場版アニメーションまで観るハメに(既に3本目?(^^;)
それでも、あのメンドクサイ(と正直思う)話を、よくここまで一般向けの作品にしたな~と、感心して観ていたのを覚えている。(映像・音響・音楽などなど、今の日本のアニメーションはレベル高いなあ…なんて)

『鈴木家の嘘』 (監督・脚本:野尻克己 2018)

冒頭、予想外のシーンに度肝を抜かれ、その後も「嘘」を守り通すための家族の苦労・奮闘を観ていたら… 「こんなことってあるかなあ」「家族ってこんなモノなの?」なんて疑問が、だんだんどこかへ行ってしまって…(作り手の術中にハマった?(^^;)
チラシには「ハートウォーミングな喜劇仕立ての感動作!」とあったけれど、個人的には「喜劇」の部分に一番反応した気がする。(シリアスとユーモラスの配合バランスが絶妙?なシ―ンも多く、「考えさせられる」物語でもあったのだけれど… 私はやっぱり、こういう人の「死」がイヤなんだと思う)

『えいがのおそ松さん』(監督:藤田陽一 2019)

他の映画を観にいって遅刻。時間の合うのがこの映画しかなかったので、好奇心から観た1本。こどもの頃、病気で長く寝込んだときに、「おそ松くん」はよく読んだけど、映画の方は(当然ながら)全然違ってた~(^^; 
(帰宅後、若い友人は笑って「あれは声優各人のファンにとっての映画ですよ。凄く話題になってるみたい。お母さんの好きな ”夏目友人帳” の人も出てるよ~」わかんなかったわ、そんなの)

『劇場版  響け!ユーフォニアム~誓いのフィナーレ~』(監督:石原立也 脚本:花田十輝 アニメーション制作:京都アニメーション)

「ユーフォニアム」は小説に始まり、TVアニメも観たりしたので、私としては珍しく愛着のある作品でもある。この劇場版は物語をそのまままとめてある感じで、もっとふくらませたエピソードがあってもいいかな…と個人的には思ったけれど、登場キャラ全員に目を向けたこういう描き方の章があっても、これはこれでいいのかも。「2」は特定のキャラに注目した描き方だったので。(今でも「京都アニメーション」の文字を見ると胸が痛む自分…「応援してます。次の作品、観にいきます」)

『海獣の子供』(原作:五十嵐大介 監督:渡辺歩 アニメーション制作:STUDIO4℃ 2019)

単純に、劇場版アニメ―ションはなるべく(家のTVではなく)スクリーンで観ようと思っているので、観にいった…という1本。

https://blog.goo.ne.jp/muma_may/e/c7b2293c6109cda8b00e4a3dc9257eda

『天気の子』(監督・脚本・原作:新海誠 音楽:RADWIMPS 2019) 

結局3回観た。雨も好きだし、空を見ているのもシアワセだし…(^^)(でも、オトナに突き付けられているモノは深刻)

http://blog.livedoor.jp/hayasinonene/archives/53851564.html


『空の青さを知る人よ』(監督:長井龍雪 脚本:岡田磨里 キャラクター・デザイン&総作画監督:田中将賀 2019)

予告編にあった「井の中の蛙大海を知らず。されど空の青さ(深さ)を知る」という言葉、後半は後世に付けられたものらしいけど、しみじみいい言葉だなあ…と。

http://blog.livedoor.jp/hayasinonene/archives/53930565.html


以下は、作品とは関係ない話ですが…  上の記事のタイトルに、最初「海の青さを知る人よ」と書いてUPしてしまい、訂正の追記事を載せところ、気づいたことを友人が書き込んでくれて… (コメント欄での「会話」は、個人的には大きな収穫だったので、ここにも備忘用に載せました(^^;)

http://blog.livedoor.jp/hayasinonene/archives/53933598.html

https://blog.goo.ne.jp/muma_may2/e/e2ebbdc0bf349f8846edbb32f2070ce1

https://blog.goo.ne.jp/muma_may2/e/dd9dd1063f5395de3ac6008a5bde576d



(8本)



【2019年ささやかなマイ・ベスト5】


昨年観た映画は、全部合わせても27本。
なので今回は(10本も選ばず)「ベスト5」にしました。

少しは「選ぶ」苦労があった方がいいかと思ってそうしてみたのですが
そもそも選ぶ意味があったのかどうか…(^^;

それでも、取りあえずは以下の5本に決めました。
明日選び直したら、また違う結果になるかも(って、毎年同じコト言ってる自分)

  
 ①『判決、ふたつの希望』
 ②『家へ帰ろう』
 ③『ジョーカー』
 ➃『天気の子』
 ➄『沖縄スパイ戦誌』       (順位なし)


他に候補としては 『鈴木家の嘘』『モリのいる場所』
          『セルジオ&セルゲイ 宇宙からハロー!』など。



いや~これで私の2019年が終わります。と言いたいところですが
年々、感想が感想でなくなっていくようで、自分の老朽化に呆れております。

こんなものにお付き合いくださった皆さま、本当にありがとうございました(^^)


 

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