むじな@金沢よろず批評ブログ

台湾、国際情勢、アニメなどについて批評

郭冠英事件、しかし低級詐欺集団国民党にいとも簡単に騙される台湾人はバカにされて当然では?

2009-03-17 03:53:52 | 台湾政治
ここ2-3日の台湾政治ニュースをにぎわしているのは、行政院新聞局幹部職員・郭冠英がネットで台湾人を侮辱し、中国を賞賛する書き込みを繰り返したというもの。民進党議員が暴露してから、大騒ぎになり、これまで陳水扁バッシングを続けてきた東森51チャンネルとTVBS55チャンネルもこの話題が大きな比重を占めるようになった。
馬英九政権の失政にたいしておとなしく黙っている台湾人も、さすがにここまで侮辱されると怒るのが、東森とTVBSも比較的批判的なトーンであるだけでなく、昨年反日発言を繰り返した外交部長すらも「これは非常に不当な行為だ」として、まさに集中砲火となっている。

確かに郭冠英が自らを「高級外省人」と自画自賛したうえで、中国を絶賛しているのは、キチガイというしかないと思うが、しかし台湾人を侮辱した部分は、はっきりいって間違っていないのではないかと思う。

まず、前段の「高級外省人」の部分だが、中国の国共内戦で敗れた国民党につき従ってきた外省人など、共産党に敗れた負け組であって、いわば中国人の中でも二流三流の低級集団だったのであって、高級とはおこがましいというしかない。
国共内戦で、マトモな知識人や文化人は、胡適以外はほとんど共産党についた。共産党員の趙樹理はもちろん、マルクス主義とは敵対していた巴金すら、国民党よりは共産党を選んだ。国民党を選んだ胡適だって、国民党にはすぐに愛想を尽かし、台湾に行ってすぐに米国に逃げたほどだ。
国民党なんかにつき従った時点で、外省人は「高級」なものはいない、薄汚い三流分子だけだ。

ただ、問題はそこからだ。その三流、低級な中国人にすらいとも簡単に支配されたうえ、55年間も覆せず(これには日本語世代の不甲斐なさが大きい、だから私は台湾では日本語世代と付き合う気がしない、日本語世代こそ台湾を誤らせた元凶である)、せっかく覆したかと思ったら、ハンサムだか633だか2万ポイントだか知らないが、日本人や中国人だったら絶対だまされない、子供だましのペテンにいとも簡単にだまされて、またホイホイと国民党を、しかも圧倒的多数で選んでしまうんだから、郭冠英が言わずとも、台湾人という民族は、頭が悪い劣等民族というしかあるまい。

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