むじな@金沢よろず批評ブログ

台湾、国際情勢、アニメなどについて批評

出身高校が台湾に修学旅行に 最近台湾への修学旅行が増えているようだ

2010-03-20 01:16:08 | 台湾その他の話題
私の母校が13日から17日まで台湾に修学旅行(ただ名称はなぜか「現地学習」っていうんだけど。国立学校だから、教科実験という名目があるからなんだろうけどね)にやってきた。地元紙向け配信、台湾の雑誌に日本の高校の修学旅行について紹介記事を書こうと思ったのと、台湾における日本好き・サブカル浸透の本を書こうとしている最中であるのと、この世代を将来的に教えることになるだろう、といったもろもろの魂胆があって、全行程密着取材させてもらった。

昨年11月はやはり金沢にある金沢東高校(勉強はできないけど、スポーツに力を入れている私立)が二度目の台湾、そして今年10月には別の進学校で県立の金沢泉丘高校と、これもまたスポーツ系私立の小松大谷高校も、台湾にやってくるらしいということで、石川県の高校に限れば、修学旅行先は台湾が増えてきた。これで、女子が多い県立2番手の金沢二水高校も台湾に来るようになれば完璧だ!
これはもちろん金沢出身の八田與一がメジャーになってきたことが最大の要因だろう。
また、母校の場合は911以前は中国や豪州、泉丘は最近は韓国だったが、中国は環境汚染と治安悪化が深刻で、豪州もいまいち面白くないし、韓国も若者にはいまいちってこともあって、近場でなおかつ緊急時には日本語に頼れる安心感もあって、台湾が選択されたようだ。そして実際わりと生徒の評判も良いようだ。

ただ、長らく未成年の子供たちと接触したことがなかったので、大体、どう話していいやらわからんから、中年のおじさんとしては疲れたぞ。しかも在学していたころよりも、女子がかなり派手になっていたので(医者の子の比率がさらに増えたから?)、これも見てて疲れた。だから、地味目のアニヲタ=歴女系と主に話すことになってしまった。男子も話したが、これでわかったことは、アンサイクロペディアとかネット二次創作ものとか、初音ミク関係などで、気の利いたコンテンツをつくっているのは、こうした進学校の生徒たちも多いのではないかとわかったことだ。実際、この層はアニヲタがかなり多い。
うん、やっぱり日本のアニメ文化は最高だ!と、なんだか話が別の方向に流れてしまった。

そういえば、生徒が事前準備のため台湾について分担して調べた資料集ももらったんだが、これがよくできている。まあ、高校生だからまだまだ異文化を知らないから勘違いしているところがあったりするんだが、内容が広範多岐にわたっている。グループ別自主行動で案内役でついていた大学生も驚いていた。
台湾語について調べた生徒もいて、wikipediaの台湾語版にも言及し、そのトップページをスクリーンコピペしていた。
まあ、あのガッコって、こうした自主研究もの得意だからな。先輩として嬉しいぞという感じ。
拙著「台湾入門」では取り上げていなかった分野も調べてくれているので、来年全面改訂する際に下敷きに(事実誤認は訂正しながら)させてもらおうっと。

そういえばバンクーバー五輪の開会式にガルーが出て種

2010-03-20 01:15:41 | 芸術・文化全般
もう一ヶ月も前の話題になるが、バンクーバー冬季五輪の開会式でガルーが歌って種。そういえば、やつはカナダ人だもんね。声に特徴があるので、すぐにわかる。
台湾では冬季五輪の中継ほとんどやっていないので、公視で録画のものを見たが、途中から見たらちょうど "Un peu plus haut, un peu plus loin"てのを歌っていた。けっこういい曲だね。調べたらけっこう昔の曲らしいけど。

やっと見れた「のだめカンタービレ最終楽章前編」

2010-03-20 01:15:05 | 芸術・文化全般
ふー。
5日から台湾でも封切された「交響情人夢(のだめカンタービレ)最終楽章前編」、公開早々に見たかったのだが、やっと封切から2週間たった19日、見てきた。

途中は若干間延びした感じだったが、まあ楽しめたと思う。上野樹里はけっこううまいと思う。
この作品、実写ドラマもアニメもコミックも見るといつも思うけど、トレンディっぽくないクラシックをこれだけコミカルかつレベルも低くなくネタにしてしまう日本の漫画アニメ界の力はたいしたもんだと思う。まあ、この作品に限らないけど。
(アニメ話のついでに、出版が滞っている「台湾語入門」も、どうせなら日本語ナレーションは、くぎゅ、のとまみ、ロミ、あいぽん、あやちー のどれかに依頼しようかな。声優のギャラはわりと安いでしょ、でそのわりにはコストパフォーマンスよさそう。アニメ声優ファンが間違って購入しそうだし)

つか、帰ってきたしばらく聞いていなかったチャイコの悲愴、さっそく聴いているぞ。影響されやすい私・・・。

公開から2週間もたったのに、客入りも30人以上はいて、まあかなりいいんじゃないでしょうか?客層は20歳前後の女性が多かったが、中年夫婦みたいなのもいた。
実際、公開から3-4日後、民視テレビあたりで「人気話題作」として報道されていたから、公開直後の人の入りは大変だったのだろう。

しかし何で前編後編にわけるんだよ!

それから、中文字幕がけっこうめちゃくちゃで、翻訳が間違っているところが目立ったな。
「ごくせん」はそうでもなかったし、緯来でドラマとアニメやっていたときも翻訳は良かったのに。配給会社の問題だな。
それから、エンドロールのクレジット見るとフランス以外でチェコでもロケしたみたいね。
いいな、チェコ。
今年は中欧を回ってくる予定があるのでプラハかブルノでぜひオーケストラを見てみたい。