むじな@金沢よろず批評ブログ

台湾、国際情勢、アニメなどについて批評

野いちご運動、嘉義にも拡大、15日に市民も加え大規模行動予定

2008-11-14 00:57:56 | 台湾社会運動
国民党政権の法律無視の弾圧に抗議し、「集会デモ法」を許可制から届出制への改正などを求めて座り込みを行っている学生たちの「野イチゴ運動」は1週間を超えたが、12日までに新たに嘉義市でも座り込みが始まった。
また、「野いちご」運動本部では週末の15日土曜日に、台北市自由広場周辺で市民も交えた大規模な抗議デモ開催を予定している。この行動は同時に中部、南部でも開かれる予定だが、具体的なスケジュールは未定。本来は13日夜には結論を出すはずだったが、慎重に検討を重ねているため、今のところ結論は出ていないようだ。

嘉義市が加わったことで、この座り込み行動は次の場所で行われていることになる。

台北市:(自由広場)
新竹市:(清華大学小吃部=購買部)
台中市:(市民広場)
台南市:(成功大学光復キャンパス)
嘉義市:(228公園)
高雄市:(城市光廊)

台中市については市当局、台南市については大学当局がきわめて協力的な模様。
新竹市、台中市、嘉義市は国民党市長だが、わりとリベラルなため大丈夫だ。そういう意味では桃園県でも始めればいいのに。

12日以降は、中学生や高校生も声援に訪れるようになっていて、若者の間で、少しずつ「格好いい」一種のブームになっていることがわかる。
ただ13日午後は見たところ、中間テストのピークだったこともあってか、人数は激減していた。ただ寒波が去って、気温も上がり、晴れ間も覗いたりしているので、屋外でも座り込みも寒波ピークの10-11日に比べてしのぎやすくなっている。
14日夕方には中間テストも終わるので、もっと多くの学生が出てくるだろう。