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むじな@金沢よろず批評ブログ

台湾、国際情勢、アニメなどについて批評

8日午前、核四公投促進会が国民党本部前で、同党の国民投票ボイコットに抗議

2008-01-09 02:02:38 | 台湾社会運動
1月8日午前、社会運動界のリーダーである林義雄が率いる国民投票・脱原発促進市民運動団体である「核四公投促進会」が、国民党本部前で、同党がこのほどが国民投票に対して土壇場になってボイコットを決定したことに抗議、国民投票の重要性を訴える集会を行った。
事前に午前9時半に忠孝新生駅2番出口に集合し、10時ごろから国民党本部前で集会というアナウンスがあったので、本当は出たかったのだが、前夜は夜更かしをしすぎて、起きてみたら10時45分。洗濯物もたまっていたので、洗濯もしたら11時半になってしまった。
あわてて向かったのだが、着いたのは12時過ぎ、残念ながら集会は終わっていた。ただ出発点だった忠孝新生に向かったところ、同所に戻って後始末をしていた仲間たちが残っていた。
この運動は2003-4年にかけて何回か参加したことがあって、常連たちはほとんど顔見知りなのだが、久しぶりに会えて良かった。

しかし、国民党はどうしょうもない政党だ。こないだまで「腐敗防止」(立法委員選挙と同時)および「国連復帰」(総統選挙と同時)のための国民投票推進を主張していたのに、国民党の風向きが悪くなるや、いきなりボイコットを主張しだした。だったら自分たち自身が提案した国民投票もボイコットするということか?
そもそも投票直前になってのボイコットというのは、完全に裏目に出ることは日本でのいくつもの例がある。
これで、国民党は立法委員選挙で減少は確定だろう。

国民党系メディアは「国民党大勝」などと煽っていて、新たな選挙制度の意味を知らない多くの台湾人と、多くの無知な日本人は、それを鵜呑みにしているが、小選挙区制で国民党のような利権・無思想政党が勝てたためしはない。
国民党は良くて60議席、悪ければ議席が民進党を下回ることになると思う。
というか、制度の意味を理解していれば「国民党大勝」などという妄言が出てくるわけがないのだが。

キーポイントには登場する林義雄 12月22日に三立「大話新聞」で国民投票の意義を主張

2008-01-05 18:40:09 | 台湾社会運動
元民進党主席で台湾の社会運動界のリーダー・林義雄氏。「民進党には失望した」といって民進党を脱党したが、それでも「民進党は国民党よりもマシだし、台湾の主要政党で民進党に代わるまともな政党は今のところない」ということで、キーポイントには必ず登場して民進党の応援に立つ。今回も、国民投票について非常に切迫しつつあった昨年12月22日に三立テレビの討論番組「大話新聞」に登場、独占インタビューの形で、国民投票の意義を「基本的人権の精緻」として、米中などの反対や介入に反論、民進党が進める国民投票を擁護した。

林義雄氏は、性格的にかなり頑固で、辟易させられる面がないとはいえないが、それでも台湾では数少ない、「ポイントを押さえ、筋を通す」政治家であり、社会政策的立場も中道左派で一環させていることは間違いない。

一方、国民党は国民投票に露骨な妨害行動を行っている。国民党は国民投票を求める声が強いのを見て、自らも国民投票を推進するポーズはとったが、それでも「国民投票の投票用紙の受け取りと投票」を立法委員と切り離す「二段階」を主張、その後民進党や政府が進める「一段階」に同意することに転換した。ところが、さらにその後「国民投票ボイコット」に方針転換、自らも進めてきた国民投票も否定する暴挙に出ている。
国民投票および立法委員選挙について、林義雄氏の訴えと目標が実現するのか、国民党の没義道が横行してしまうのか、台湾の民主主義は、重要な岐路に立っている。

9月15日午後4時過ぎ高雄市で緑系が「台湾国連加盟」訴えるデモ(+台湾で高まる嫌米感情)

2007-09-13 04:53:33 | 台湾社会運動
9月15日土曜日午後4時から高雄市で台湾名による国連加盟のためのレファレンダム(国民投票)をアピールするためのデモが行われる。
集合時間は午後3時から、場所は中山・民生路交差点。デモ出発は4時過ぎで、最終地点は博愛・至聖路の交差点の空き地。

主催団体は台灣加入聯合國大聯盟 (02) 2392-0475、HPにおける案内:
http://www.unfortaiwan.tw/wp/?p=78

国連加盟とそのためのレファレンダムは、当初陳水扁がレームダック化防止目的で唐突に言い出したものだったが、米国政府高官があいついで「反対」表明したことから、台湾民衆の米国の横暴に対する反発が高まって、いつの間にか大きな議題として浮かびあがった。
世論調査でも、「台湾名による国連加盟申請」「そのためのレファレンダム実施」はいずれも6割から7割以上の支持を得ている。

一方、国民党はこうした独立色が強い議題に対して、最初消極的な姿勢を示していたが、世論が予想以上に盛り上がりを見せたことから、「中華台北などによる国連復帰とレファレンダム」を訴えはじめ、同日午後、台中市でデモを行うことを予定している。
民進党側はこれに対して「復帰」という表現はおかしい、今での国連憲章における中国の名称は「中華民国」であり、「中華民国の復帰」という含意がある「復帰」は現実的ではない、と批判している。

とはいえ、国民党すらも名称や概念はともかく、「国連加盟国になること」に本腰を入れる姿勢に転換したことは、評価できるとともに、それだけ台湾住民全体に「台湾が国際社会から疎外されている状態」に対するフラストレーションが高まっていることを証明している。

それにしても、米国政府が台湾の国連加盟・復帰双方のレファレンダムに対して過敏に反対を何度も表明しているのは、異常というしかない。六者会談に対する中国のコミットメントへの謝礼とも、「属国の台湾ごときが自分で決める権利はない」という傲慢さの表れとも受け取れるが、台湾の緑系テレビのコールイン番組における聴衆(つまりは草の根の庶民)の反応は、後者の受け止め方のほうが多い。
そのため、台湾では最近、米国への好感度が急速に低下している。その半面、日本への好感度が高まり、日本が好感度トップに躍り出ている(これは在台邦人としてはありがたいことだ)。

米国の反応が、もし「中国にもメンツを与える形で台湾を”叱るフリ”をして、台湾人を盛り上げる」という戦略があって、わざと芝居を打っているとしたらたいしたものだと思うが、しかし、どうやら米国にはそこまでの戦略があるように見えない。これは、米国も没落しつつある証拠かもしれない。それにしても米国は9・11以降、さらにイラク戦争以降どうも狂ってきている。
ところが、日本にも台湾にもキチガイみたいな親米(従米)派というのがいて、「米国の意向に反すると、とんでもないことになる」などとのたまう御仁がいるが、それはもはや幻想だということは、米国の「裏庭」であったはずでも次々と反米政権が誕生して、しかもベネズエラのような極端な反米政権に何もできないことでも、わかることだろう。もちろん「反米」の政権や国や人民であっても、実際には本当に徹底した「米国排除」というのは少ないのだが、しかし少なくとも従米派が思い込んでいるほどには、「米国にはむかうことはできない」という状態では今の世界はなくなっていることは事実なのである。

もっとも、台湾はもともと草の根の庶民レベルでは、「米国なんか屁でもない」という感情があった。それが従米の国民党独裁政権時代には押さえつけられていたのが、民主化してだいぶんたって、本来の台湾庶民社会の民意が反映されるようになっただけかも知れない。

しかし米国はどうするんだろう?以前は反米感情の無風地帯と思われてきた台湾でも着実に反米・嫌米感情が蓄積、台頭してきているとしたら、米国には本当の意味での友好国が皆無になるということではなかろうか?
とにかくもはや台湾の民意は、「米国に反対されたから弱気になる」という状態ではないことは確かなのである。

908台湾国運動主催の台湾国旗・国歌披露式

2007-09-13 04:52:02 | 台湾社会運動
9月8日午後2時から台北市庁舎近くで、908台湾国運動による台湾名による国連加盟を期す台湾国旗・国歌披露式が行われた。
別項で案内する9月15日の国連加盟を訴えるデモの関連行事で、最近台湾で盛り上がりつつある国連加盟要求世論を反映したもの。908台湾国運動は急進独立派からなり、日本の台湾領有放棄が確定したサンフランシスコ平和条約締結記念日である9月8日を「台湾住民が主権を獲得すべき日」と見立てて、2005年から台湾国建国運動を始めていた。三回目の行事となるこの日は、国連加盟要求世論の盛り上がりを反映して、数万人規模で市民が集まり、将来の「台湾国の国旗や国歌」を披露した。
「国旗」として掲揚されたのは、両側に緑、中央に白地で緑色に台湾をかたどった「台湾人旗」、これは数年前に世界台湾人大会の会旗として制定され、デザインは台湾独立建国聯盟の旗の朱色を台湾本土勢力を示す緑色に変えたもの。90年代半ばに急進独立派が制定した緑・白に赤い菊の花の「台湾共和国旗」ではなかった。
「国歌」として流れたものは、すでに台湾本土派団体で広く歌われている「台湾翠青」(Tai5-oan5 chhu3-chhiN):http://www.nylon.org.tw/0518.htm;台湾語ローマ字:http://ws.twl.ncku.edu.tw/bu-gi/chhong-chok/chok-chia/tenn-ji-giok/chhui-chhinn.htm
908台湾国運動の公式HP:http://908taiwan.org/

台日市民社会フォーラム開かれる

2007-06-18 01:00:56 | 台湾社会運動
16、17日と台北市の公務員訓練センター=福華(ハワード)文教会館で、台湾と日本の市民運動団体が集まって環境、医療、地域など様々な問題を話し合う「台日公民社会論壇(市民社会フォーラム)」が開かれた。
台湾側主催団体で中心となったのは台湾環境保護聯盟。台湾・日本側とも、主に左寄りの団体が参加した。これまで台湾とは疎遠だったはずの「全国憲法研究会」「早稲田大学平山郁夫記念ボランティアセンター」「日本市民外交センター」なども加わっていたのは注目される。
台湾で民進党政権になって以来、台湾は実際にはアジアの中で最もリベラル傾向、左寄りになっているのだから、ここで日本の左派系団体が台湾の市民団体との交流に訪れた意義は大きいといえるだろう。
私は16日午前はまだ台南にいたし、昼は台北に戻ってきて、事前に約束していた知人と長い昼食をとっていたので、遅くなって傍聴し、夕食にも一緒についていっただけだった。

日本の知り合いに聞いたところでは、16日午前中の開幕式では、李登輝と謝長廷が挨拶をしたようだが、その中でも李登輝の挨拶が噴飯物だったらしい。中国との対抗上、日本との安保関係、日米安保の重要性を強調するようなトーンで、会場に来ていた日本側の団体には白けた雰囲気が流れたようだ。
これに対して、さすがに日本の反原発運動などとも交流している謝長廷はそんな右寄りなことは言わなかったようだ。しかし場をわきまえていない発言をするようでは李登輝はやっぱり老人ボケというしかない。台湾環境保護聯盟の知り合いは当惑の表情を見せながらも「李登輝氏も年齢が年齢なんだし、あまり期待してもいけない」といっていちおう李登輝をかばったが、ちょっと納得できない。だったらはじめから李登輝なんて来るべきではない。

私は護憲団体に対して、台湾の民進党に近い市民運動の中に、日本の憲法9条に注目して、それを台湾の改憲の中でも積極的に取り入れて行こうという勢力があること、だから9条は決して死んだものではなく、これからどんどん価値が出るものだということ、そうした声が台湾や韓国に出ているのだから、それをもっと重視して、台湾にもっと注目すべきこと、それにもかかわらず日本の護憲団体が軍拡に邁進する中国との友好ばかり図り台湾をないがしろにしがちなこと、日本の右派の9条改憲運動を牽制するために中国と北朝鮮に9条を輸出しようと訴えるべきことなどを提案した。
ただ日本の護憲団体は「日本で台湾については集団安保の文脈で語られがちなので台湾との交流に及び腰になる人が多い」という。そこで私が「だからといって、軍拡の中国に配慮することが、平和主義なのか。しかも集団安保の文脈で考えているのは日本の右派政府なのだから、日本の左派はそれとは異なる文脈と視点で台湾との交流を強化すべきではないのか。そうでなければ初めから右派の論理を認めていることになる」といっておいた。ただ、9条を中国と北朝鮮に輸出することは積極的な反応があった。

中南米左派領袖と陳水扁との親交、台湾と中南米の進歩勢力連携に期待

2007-01-24 23:47:20 | 台湾社会運動
ニカラグアのオルテガ新大統領就任式に、陳水扁・台湾大統領一行が出席したことはこの前も報じた。これについて、本日同行したある記者(自らも左派を自任する英字紙記者--と書けば、いくら匿名にしても知っている人には誰だか丸わかりだが(笑)から台湾メディアでも報道されなかった、若干突っ込んだ話を聞いたので紹介しよう。

■陳水扁と左派指導者との共鳴
やはり予想以上に厚遇を受け、しかも中南米各国に次々成立している左派政権の指導層との親交を深め、台湾外交に大きな突破口を開くものとなったようだ。
昼間の就任式は外交辞令レベルだから、米国からの特使も出席した。しかし指標として重要だったのは夜の晩餐会。といっても、左派サンディニスタだから比較的質素かつ熱気あふれたものだったらしいが、そこに出席したのはオルテガから友人と認定された人たちで、当然米国の特使は出席しておらず、中心となったのは中南米左派の友党の人たちだったという。ところが、その中で唯一陳水扁ら台湾使節団の姿もあった。さらに特筆すべきことは、代表者の紹介で、ベネズエラのチャベス、ボリビアのモラレス、キューバの副大統領についで、陳水扁が4番目に紹介されたという。
陳水扁は挨拶こそしなかったが、オルテガとも話し、その中で互いに独裁体制に対する抵抗で投獄されたことを提起し、また台湾の社会運動や国民投票制度についてオルテガに説明し、オルテガの歓心を得たらしい。
また、これは台湾のメディア報道にはなかったはずだが、この晩餐会で、陳水扁はモラレスとかなりの時間を割いて話し込んだという。陳水扁は民進党政権になってから原住民委員会や原住民テレビの創立などの原住民政策を紹介し、それに対してモラレスがかなり感銘を受けた様子だったとか。
さらに、同行した游錫コン・民進党主席は、ニカラグアをはじめ、グアテマラ、ボリビアなど中南米各国の左派政党代表者と接触し、民進党との交流を提起したようだ。
この結果、台湾は米国の走狗だというイメージがかなり払拭され、少なくとも民進党は彼らにとって同志とまでは行かないまでも、良き友人となれるという認識が広がったといえよう。

■中南米左派の中国共産党不信
実際、中南米の左派は、台湾を排除する理由はない。確かに、反米という点では中国とは利害を共有している部分もあるが、実は中国共産党を信用していないし、中国の台湾に関する無理な要求に追随する義理もない。
というのも、チリのアジェンダ左派政権を米国に操縦された右翼軍人がつぶした際、アジェンデ派の人たちがソ連東欧と中国の大使館に亡命を申請した。それにたいして中国は非情にもその申し出を突っぱねた前科がある。また、ニカラグアに関しても80年代にサンディニスタ政権が一度成立した際に、やはり米国が操縦する反革命勢力コントラがあったが、これには中国も公然と援助を送っていた。というのも、アジェンデもサンディニスタも、中国の認識では「親ソ派」であり、「敵の敵は味方」というべく、ピノチェトやコントラを支援したのだ。
これは中南米の左派には流布されている話で、だから中南米左派はまともな左派であれば、中国を信用していない。今回、中南米左派指導者が陳水扁との接触を拒まなかったどころか、かなり好意的態度を見せたのもそういう底流もある。
しかも何よりも民進党は世界基準ではどうみても左寄りなのだから、なんとなく親近感を感じ取るのだろう。

■チャベスはお粗末、しかしモラレスは立派
ちなみに、その記者がいうには、チャベスはたいしたことはないが、モラレスは立派だとか。
というのも、チャベスは挨拶では長々としゃべったが、ほとんど具体的な中身などない話で、幕僚が作ったアジ文に抑揚をつけて絶叫しているだけ。たしかに煽動的ではあるが、そのアジ演説の口調と内容も50年代タイプの左翼民族主義ポピュリズムで、あまり意味がなかった。それにたいしてモラレスのほうが先住民族の問題や新自由主義の問題点とそれに対する対処など、中身もあって説得力があったという。
これは、わが意を得たりだと思った。私はどうもチャベスの顔が好きになれず、モラレスは良い顔をしていると思っていたが、ある米大統領の言ではないが、やはり人間40や50にもなると顔に責任を持つべきだというか、顔が体を表すのだろうか。
モラレスにはがんばってほしい。できれば近々台湾にも来てもらいたいものだ。
そういえば台湾に来るといえば、近々南アの黒人解放運動で名を上げたマンデラが来るらしい。

■大国帝国主義に対抗する進歩勢力の連携強化を
ここに来て台湾の民進党政権は、国民党やその系統のメディアの主張とは裏腹に、外交的にすごくがんばっている。昨年の陳水扁のリビア訪問、今回のニカラグア訪問でボリビアなどとの接触は、国民党ファッショ政権では考えられないことで、台湾の主体性、民進党の進歩性を示すものといえる。
台湾の民進党やそれを支えてきた市民運動団体の知恵やアイデアや経験は、中南米に限らず、世界の進歩勢力を啓発するものは大きいように思われる。
今後ともこの調子で、米中などの軍事帝国主義と対峙する、市民社会進歩主義の連携を発展・強化させていってほしい。

18日に発足した「台湾社」の発展を祈る

2006-06-21 03:59:31 | 台湾社会運動
18日午後5時から、台北市政府近くにある中国石油ビル5階で、北社など台湾独立派市民団体の連合体である「台湾社」設立大会が開かれた。
本土派政権の継続をサポートするため、これまでばらばらに動くことが多かった北・中・南・東の四社をはじめ、台湾教授協会、台湾教師連盟、台湾独立建国連盟など比較的規模の大きい団体をはじめ、私自身も理事を務める台湾羅馬字協会も含め、ほとんどすべての主要独立派団体が結束して連合体を作るものだ。
来賓として民進党主席、台連主席も招かれ、出席していた。民進党本部の元現職員の何人かも見かけた。
民進党は政権獲得後、急進独立派=建国派と距離が開いているとされているが、それでもコアの部分では本来の理念と人脈を捨てられるわけがない。もちろん、台湾全体の状況や国際環境を見れば独立建国は理想論でしかないが、それでも独立建国論は大中国勢力を牽制するうえで有力な考え方であり、建国派が消えてなくなることもないだろう。そういう点では、やはり民進党と建国派との関係はこれまで同様、これからも不即不離となるだろう。

私は別の用件があったし、このテの飯付きの円卓を並べた「大会」は、人数が多すぎて実際にはあまり楽しめないので、最初だけ顔を出して、集まってくる既知の友人たちに挨拶をして会場を離れた。
予定では5時開始、9時終了だったが、例によって5時過ぎから三々五々集まる、という感じで、私が現場にいた6時過ぎでもまだ始まっていなかった。
会場は円卓が100卓近くあっただろうか。広すぎ、多すぎで把握できない。まあ、でも友人が勢ぞろいという感じでその点は圧巻だった。

昨今は国民党反動ファッショ勢力が、無実の罪で総統周辺を陥れる策動を強め、復辟クーデターを企んでいる。民主化を維持・定着させ、台湾の価値を高めていくうえでも、独立派勢力の連合体発足は時宜にもかなった良いことである。台湾社の発展を祈りたい。

3月18日、「民主主義守護、侵略併合反対」10万人デモ開催予定

2006-03-17 02:37:19 | 台湾社会運動
緑系の政党と団体が3月18日午後、中国反分裂法制定1周年と、陳総統の国家統一綱領停止決定を記念して、「民主主義守護、中国による侵略併合反対」を訴える10万人デモを予定している。
午後1時から松山タバコ工場集合、忠孝東路、建国南路、仁愛路などを通って、総統府前ケタガラン通りまで行進し、そこでイベントを行い5時半過ぎに解散、というスケジュール。
昨年は3月26日に同じ趣旨のデモを行い、主催者発表100万人、少なく見積もっても50万人を動員するというものだった。ただ今年は全国選挙もなく、相次ぐ選挙の敗北もあって緑側の気勢もいまいちなので、目標は10万人に減らして開かれる。
ただ3月12日に国民党側が行ったデモがロイター報道で数千人、緑系若者たちの推計では1000人という惨憺たるもので終わったので(参照:国民党312デモ、参加者数千人 「馬英九の魅力」はいずこに?)、それに対して緑側が10万といわずとも3万人を集められれば、緑側の自信と元気は回復すると思う。まあ、民進党がかかわっているので、そのくらいの動員は問題ないだろうし、前回指摘したように(啓蟄過ぎるとともに活性化する台湾人の法則)、これから気候も暖かくなる時期なので、これが緑陣営活性化になるはず。

主催者側のブログ:
Taiwan Democracy Alliance for Peace
http://taiwanpeace.blogspot.com/

チベット蜂起記念デモ

2006-03-12 23:30:44 | 台湾社会運動
チベット蜂起47周年記念デモが3月10日午前、台北市で行われ、台湾在住チベット人20人あまりを含め最大時100人を超える参加者があった。人数としてはそれほど多いわけではないが、好天にも恵まれ、参加者の意識と訴えた内容などから見れば成功だったといえるだろう。(写真は228公演での風景)
関連記事既報はチベット蜂起47周年記念し3月10日に台北市内でデモ
ただ、写真をごらんになればわかるとおり、若干奇妙に思ったのは、大きな「中華民国国旗」。これはチベット人団体側が用意したもの。まあ、国際的に見れば、中華人民共和国と異なる国家の国旗には違いないが、知り合いの独立派台湾人は、それを見て参加をやめたといっていた(苦笑)。まあ、そこまで潔癖になるのもどうかとは思うが、チベット人ももっと考えればいいものを(そこらへんのセンスのなさがチベットが「独立」できないところかも)。
この日午前9時、「228和平公園」に集合、チベット国歌斉唱、チベット人団体(チベット語)、台湾人団体(北京語)による各声明文読み上げなどの後、デモ隊が出発、立法院前で立法院関係者にチベット支援の要請文を手渡した後、およそ1時間歩いて在台米国協会(AIT)前で米国政府にチベット支援を訴えるシュプレヒコールを叫び、12時「大安公園」で解散した。

以下に、台湾の団体による共同声明をあげる。加わったのは、台湾人権促進会、緑党(緑の党)、労工陣線(社民主義の労働支援団体)、21世紀憲改聯盟、廃除死刑推動(死刑廃止推進)聯盟、民主進歩党族群事務部、台湾客家聯盟、那魯灣(ナルワン)全国聯盟、独立音楽協会。
もちろん、このほかにもいくつかの独立派系団体も参加した。

台湾人団体による共同声明文:
われわれは人権に関心を持つ台湾の民間組織である。チベット蜂起47周年記念日である今日、われわれは中国政府がチベットおよび中国人民に対する迫害を強化していることについて、厳正なる抗議を行うものである。
チベットは有史以来独立した国家であったが、1949年中国人民解放軍がチベットに侵入し、1951年5月にダライラマを脅迫して無理やり「17か条協定」に署名させ、中国の一部だと認めさせてしまった。
そして1959年3月10日午前10時半、中国が武力によってポタラ宮殿を襲撃したことに対してチベット人民が大規模な抗議行動を展開した。これにたいして中国は武力弾圧を行い、ラサ地区だけでも少なくとも8万7千人ものチベット人が虐殺された。これが歴史にいう「チベット蜂起」である。この事件を契機にダライラマはチベットを離れて、インドのダラムサラに亡命した。ダライラマはその地でチベット亡命政府を組織した。
中国がチベットを武力で占領して以降、無数のチベット人が殺され、6万強の寺院が破壊され、現在でも千人以上もの良心の囚人が投獄されている。その中には世界で最も幼い政治犯であるパンチェンラマも含まれている。チベット人民は長年にわたる中国政府の暴力的統治の下で、言論および信教の自由が厳しく制限され、宗教指導者や抵抗勢力は逮捕投獄されている。寺院や文化伝統も破壊され、生態系や資源も破壊・収奪をほしいままにされている。
1990年代以降、台湾人の間で、秘境チベット旅行がブームとなり、チベット仏教が台湾においても信者を増やしている。中には台湾の子供の中に、活仏が存在するかもしれないという話もある。一方で、チベットは47年間にわたって中国共産党によって圧迫されているのだが、それは多くの台湾人は見てみぬ振りをしている。あるいは中国共産党を恐れて、ひらすら黙りこんでいる。万を超える台湾人がダライラマの御前に行き、慈悲深い仏の功徳を受けようとしているにもかかわらず、彼らの多くは仏に象徴されるチベット人民の苦難の歴史については関心を持たない。これは実におかしなことである。別の視点で見れば、チベットは台湾と同様に、中国によってその神聖不可分の領土の一部分だという歪曲された歴史の犠牲者となっている。台湾はさらに中国が制定した反分裂法にみられる暴力的な威嚇にさらされている。こうした似たような境遇にある台湾とチベットは、今日から共に行動し、中国政府による人権蹂躙に対して抗議していかなければならない。
毎年3月10日、世界各地に散らばっている亡命チベット人たちが各地で抗議デモやハンストなどの活動を行っている。われわれは、こうした各地のチベット人およびチベットの民主化と人権を訴える人たちと共に、台湾政府に対しても、毎年3月10日をチベットの日に制定することを求める。また台北市など地方政府に対してはフランスの例にならって、毎年チベットの日にはチベット国旗を掲げることを要求する。さらに台湾政府は、チベットモンゴル委員会を廃止し、チベット人の自決権を尊重しなければならない。
中国は2008年の五輪開催権を取得している。だが、中国の人権蹂躙、特にチベットに対する横暴、台湾に対する武力威嚇などの行為は、自由を掲げる五輪清新に悖るものであることは明らかである。北京は豪華な運動施設を建設している裏で、昼夜となくこきつかわれる労働者に対する基本的人権を欠落させたままである。北京は五輪のために、多くの人民の家を強制撤去している。北京は政治犯を五輪の生贄としているが、五輪が実際に開催された暁には、さらにどれだけの反対派人士が弾圧され自由を奪われるかはかりしれない。われわれは要求する。中国政府が以下の条件を守れないのであれば、台湾は北京五輪をボイコットするべきだと。
・チベットの前途についてダライラマ政府と話し合いを無条件で進めること
・香港特区主席および中国各省地方郷鎮の全面直接選挙の実施
・インターネットに対する規制の解除
・人民が自由に政党や労組を組織する権利を認めること
・反分裂法を廃止し、両岸問題を武力によって解決することを無条件で放棄すること


チベット蜂起47周年記念し3月10日に台北市内でデモ

2006-03-08 23:57:13 | 台湾社会運動
1959年、中国社会帝国主義政権による侵略に抵抗してチベット人民が立ち上がったチベット蜂起から今年で47年。ラサで抗議運動が始まった3月10日にそれを記念して台北市内で、民進党族群事務部、台湾人権促進会、チベット人団体などの共催でデモが行われる。これ実は今週月曜日くらいになって急遽決まったもの(台湾らしい)。
チベットの簡単な歴史については、ダライ・ラマ法王日本代表部事務所を参照。
規模は台湾在住チベット人100人プラスアルファ。
10日金曜日は午前8時半から228和平公園に集合、9時から開会。9時20分にチベット国旗掲揚、国歌斉唱が行われ、台湾駐在ダライラマ財団、台湾チベット交流財団の会長らが挨拶。チベットの自由と独立を支持するシュプレヒコールを叫んでデモ出発。9時半に国民党本部前で国民党側にチベット国旗を贈呈し、国民党にチベットの独立性を認めるよう要求する。それから9時50分には立法院でできれば王金平院長と会い国旗と声明文を手渡す。最後に11時までに米国在台協会AIT前に集結、米国にチベットの人権と自由のために行動することを要求。12時ごろに終了。
(まあ、これはあくまでも台湾的な意味での予定、当日どこまで変更されるかはわからない)

チベット、東トルキスタン(タクラマカン)、南モンゴル、東カザフスタンなどの自由と独立、大中華帝国の解体を希望しつつ。

日本憲法の非戦平和条項を台湾新憲法にも:台湾進歩的団体が要求

2005-08-16 02:01:07 | 台湾社会運動
 台湾派の反戦運動団体が台湾新憲法に日本の非戦規定に類似するものを盛り込むことを求めている。
 15日付け「台湾日報」などが伝えたもので、非戦家園行動聯盟、台湾促進和平基金会、台湾環境保護聯盟などが14日に開いた記者会見で主張した。
 具体的には、終戦60周年にあたる15日午前に交流協会台北事務所に赴き、日本国憲法第9条の非戦平和条項を評価し、同条項の改定をしないように求めた。また、一方で、陳水扁政権に対しても、民進党などが進めている台湾の憲政改革第二段階(新憲法制定も含む)で、同様の非戦条項を盛り込むことを訴えた。
 非戦家園行動聯盟、台湾促進和平基金会は、台湾派として台湾の軍拡・武器購入反対、中国の軍拡反対、反戦平和を訴えている。台湾促進和平基金会の簡錫堦は新潮流のメンバーだったがここ3年は一見すると民進党や独立派と距離を置いた発言をしているが、今回はノルウェー独立の例を挙げて、平和は人民の力を結集することで達成すべきだと訴えており、そういう意味ではやはり独立派の左派という立脚点を明確にしていると言える。
 台湾のような小国にとっては、いたずらな軍備競争は、国力を考えればとても不可能である。そんなことよりも台湾をさらによりよくし、台湾への愛着を高めること、市民社会の声を大きくすることのほうが、中国の侵略や米国の横暴に対する最大の安全保障となるだろう。そういう意味では、今回の台湾派反戦団体の主張を支持する。

 また日本の憲法論議についていうならば、私自身、日本国憲法の改正そのものや改正論議は必要だと認識しているが、いかんせん日本の最近の憲法論議が右派主導で復古的な動きが強いことを警戒したい。本来は日本国憲法制定時代には想定していなかった国家と社会の関係変化、新たな市民社会の設定、国民主権原理では解決できないさまざまなマイノリティ・弱者問題について、議論すべきはずが、どうみても9条改定だけを狙い撃ちしたとしか思えないお粗末な流れになっている。
 改憲論議を右側のやりたい放題にされているのは、「左」側の声と対案提示の努力が足りないからだろう。その点をまず日本の左派は反省すべきだとおもう。ぜひとも右派を圧倒して、右派とは違う視点から改憲論議を主導してもらいたいものだ。
 もちろん、私は単なる空想的で観念的な平和主義者ではないから、現実にアジアには好戦的な軍事大国が存在する以上は、周辺諸国がそれへの警戒と準備を怠らないようにすることの意味は否定しない。しかし、それには9条改定まで必要なのか、最近は疑問におもうようになった。9条こそが暴走に対する歯止めの機能を果たしていたのであって、その野放図な改定は歯止めをなくすことを意味する。9条の理想と現実が乖離しているからといって、9条を改定するのは本末転倒だろう。

 一方、「自由時報」15日付けは終戦60周年に関連して、自由時報にしては珍しく従軍慰安婦の賠償・補償問題を取り上げている。慰安婦は、戦後国民党も831なる施設を設けたもので、戦中日本だけの問題ではない。台湾本土派・独立派の場合は、日本の慰安婦問題を単なる反日の道具にするのではなく、広く植民地統治に起因する問題、女性の人権蹂躙問題として、より普遍的に考えようとするところが特徴だ。そういう意味では、日本側も、「反日」宣伝に利用するだけの中国と違った、冷静かつ真剣な対応が迫られているといえるだろう。

女性の政治参加の足跡を描いたドキュメンタリー映画

2005-07-08 21:42:34 | 台湾社会運動
 1997年民進党婦女発展部(女性部)が制作したドキュメンタリー映画《回首來時路-渚D們參政的足跡》(過ぎし日来し方を顧みて-女性政治参加の足跡)の英語・日本語字幕付きDVDベータ(評価)版を改めてつけて、日本などの女性映画祭に出品するためらしい。日本語字幕、台湾人の若い世代にやらしたんだろうけど、うーん、案の定、ちょっと問題があるなあ。まあ、後で訂正することにしよう。
 同映画は、BetacamおよびDVD版、59分。2000年ニューヨーク女性映画祭、2004年日本大阪Women Make Sister Waves女性映画祭でも、参考出品されている。
 それはともかく、この映画は、有名なフェミニズム運動家だった彭婉如が、民進党婦女部主任(女性部長)だったときに制作したもの。民主化運動の過程で、女性活動家がいかに大きな役割を果たしてきたかを描いたもので、台湾フェミニズムの提唱者で現副総統の呂秀蓮をはじめ、民主化運動の闘士・陳菊、また民主化運動の闘士の妻として、夫が投獄あるいは抗議自殺をした後に政治の道に入った翁金珠、葉菊蘭、呂秀蓮とともに女性運動の草分けとなった外省人の教授李元貞らのインタビュー、当時の写真、各種民主化デモのビデオなどを編集して構成したもの。
 制作した彭婉如はその後、ヤクザと見られる人間に拉致され、惨殺死体が発見された。この映画の紹介については、彭婉如の死後、彼女を記念して作られた彭婉如文教基金会(彭婉如教育財団)のHPの中にあるので、それも参照のこと(中国語)→http://www.pwr.org.tw/public/p2_3_6.htm
 今の台湾社会では、母系社会だった過去が復活して、女性の力は強く、女性政治家も東アジアではダントツに多い。しかし、この映画では、1980年代に彼女たちが声を上げたときには、まだまだ国民党・中国の「男性優位」思想が幅を利かせていて、女性の声はしばしば男性政治家たちによって嘲笑され、妨害されたという。インタビューを受けた女性はいう。外には国民党の抑圧があったが、民主化運動勢力の中も、男性が中心だった点では同じだった、と。それを地道な運動によって克服してきた。
 その結果、1998年に民進党大会で民進党の公職候補には女性のクオーター制(公認候補枠の最低4分の1を女性とすること)が導入され、さらにそれが民進党以外の台湾社会における「常識」となって、ついに今年確定した改憲でも今後の立法委員選挙の比例代表部分では女性を半分以上とすることが決められた。女性の権利という点では、日本より先を進んでいる。
 また、デモの場面は私自身も参加したものもあって、非常に懐かしかった。そうなのだ。台湾はこういう人たち、あるいは無数の民衆の参加によって、民主化が勝ち取られたことを改めて思い出した。政権獲得後の民進党に問題がないわけではないが、民進党が台連と比べて全国政党として強い支持を獲得している背景には、やはり民主化運動の先頭に立ってきたという実績の積み重ねがあるからだ。台連にはかつての民進党員もいるが、中心は国民党本土派(台湾派)で当時はこうしたデモに参加せず、(内心では声援を送っていたのかもしれないが)傍目で傍観していた側だったのだから。
 監督はドキュメンタリー専門の女性監督・簡偉斯。彼女は、台北女性影展(女性映画祭)の企画も参画している。昨年話題になった、日本時代の台湾語歌謡の歴史を追ったドキュメンタリー映画《Viva Tonal 跳舞時代》(104分、2004年公開)の共同監督の一人もつとめたことでも知られる。(簡偉斯と映画・跳舞時代については、次を参照:http://www.taiwanus.net/MediaVideoAudio/vivatonal/index.htm

日韓台の脱原発団体による特別シンポ、6月4-5日に開催へ

2005-05-29 03:08:37 | 台湾社会運動
 アジアの脱原発運動団体などで作るノーニュークス・アジア・フォーラム(日本語ページ)が6月4日(土)、5日(日)、台湾台北市で、日本、韓国、台湾の団体だけで、京都アジェンダ発効、脱原発などをテーマに特別国際会議「2005非核亞洲論壇國際會議(No Nukes Asia Forum 2005 -Taiwan)」を開催する。フォーラムには、インドネシアの団体なども参加しているが、今回は、脱原発が切迫した問題になっていて、経済的にも発展し、政治的にも民主主義がある程度機能している日本、韓国、台湾の三国で意見交換と連帯を確認することになった。
 筆者も通訳などで手伝う予定。
 会場は
 4日:台北市師大路の台灣師範大學―509國際會議廳
 5日:台北市徐州路21号の台灣大學法學院國際會議廳
 (旧市長官邸の向かい、正門の右手5階建て建物の1階)

 4日はシンポジウムで、京都アジェンダ発効と核エネルギー問題、東アジア三国の脱原発運動と新エネルギー開発の現状と展望について、台湾からは台湾環境保護聯盟、緑党などが、韓国からは韓国環境運動連合、緑色連合など、日本からは、伴英幸(原子力資料情報室、共同代表)、矢部忠夫(柏崎市会議員)、橋爪健郎(鹿児島大学教員)の3氏が報告する。
 5日は会場を変えて、午前中は台北県貢寮で建設中の第4原発問題を扱ったドキュメンタリー映画「貢寮,你好嗎?」(貢寮は元気?)の鑑賞と討論。
 また、午後1時からは台北市中心部の中正紀念堂に集合、午後2時に出発、午後5時まで、中正紀念堂(大中至正門前集合)→中山南路→羅斯福路一段→南海路→和平西路二段→中華路二段→中華路一段→忠孝西路一段→公園路→青島西路→中山南路→凱達格蘭大道→公園路口→總統府と台北市内中心部を回り原発廃止を訴えるデモ行進を行う。
 この前後に第4原発建設地の貢寮、核廃棄物処理場の蘭嶼などを視察、地元団体と交流するプログラムも組み込まれている。

 また、台湾環境保護聯盟のホームページでスケジュールが確認できる:
 シンポジウムスケジュール(中国語版、下のほうに英語版)
 デモのスケジュール