goo blog サービス終了のお知らせ 

むじな@金沢よろず批評ブログ

台湾、国際情勢、アニメなどについて批評

的外れな非難 非難なら人民の福祉をないがしろにする中国政府と社会を非難しろ!

2008-05-29 22:58:28 | 中国
↓こういうエセ人道主義=実態は単なる媚中派の偏ったコメントがあったのでさらしておく。

>人間として
>2008-05-23 14:05:33
>台北
>>カム地方大地震 犠牲になったチ...
>>「数万人の犠牲者が出た、中国と漢族に天罰が下ったか。ざまあみろ」
>あなたはジャーナリストうんぬんよりも、人間として成り立ってないよ、人類共通の価値観が欠けてるただの変人、育てた親が泣いてるぞ。

労改って知ってる?www


■「人類共通の価値観」なんて存在しないしw
そもそも人類に共通の価値観なんて存在しないよw。そんなものがあると思っているのは、アメ公とそれに洗脳されたバカな日本人だけ。
中東に行ってごらん。君が当たり前だと思っている価値観なんて通用しないぞw。お前の視野が狭いだけ。
それに当の中国だって、歴史的に人の命なんてなんとも思っていないところ。蒋介石がダムを爆破して日本軍のせいにして中国人同胞をたくさん死なせたんだし、6・4天安門虐殺事件でも当時の指導部が「10億以上いる中国で2000人くらい大したことはない」と公言したこともある。実際、中国はそんなところだ。地震じゃなくても、労改で毎月6万人以上は死んでいるだろう。
日本人あるいは台湾人の価値観で、外国で起こったことを勝手に推し量っても意味がない。お前のようなのを「自己の価値観の押し付け」といい、そういう思想がイラク戦争や大東亜戦争のような暴挙を生んだんだよ。君はつまり帝国主義思想の持ち主だってことだ。人類の多様性を認めていない。

■そんなにかわいそうなら、軍事費削れば?
それから、そういうお前こそ中国人全体がこれまで犯してきた地球と人類に対する破壊行為を見逃す、単なるバカだ。お前はたかだか一回の地震で、中国社会と中国共産党の悪をすべて免罪にしようとする悪魔だ。しかも、今回の地震は週刊現代5月31日号でも指摘されているように、中国の乱開発が生んだ人災であって、天災ではないのだから。同情は無用。
むしろ義捐金なんて考えないほうが良い。核弾頭をたくさん持っているような軍事大国は、みずから軍事費を削って救援に回すべきであって、外国が金を送るとしたら、その分で中国はさらに軍事費に回すだけだろう。中国という存在そのものが、人類の価値観に反した軍国主義である以上、君のようなエセ人道主義は、むしろ中国の軍拡を支援する帝国主義の走狗というべきだ。
中国が本当に「天災の被害者」だというなら、だったら、軍事費を削って震災復興と救援に回すべきである。それを指摘しないで、「中国がかわいそうだ」などと言いたげなお前は、それこそ軍国主義の手先だ。

■「人間として」草の根の拝金主義ファッショの中国が許せないだけ
私は人間として基本的な同情心を持っているからこそ、基本的な人権など棚上げにして、地球環境や大地を痛めつけて、弱者をないがしろにして、金儲けさえすれば良いなどと金の亡者になっている13億の中国人(漢族)社会全体が許せないわけ。
「庶民は悪くない」という人も多いが、乱開発を指をくわえて見ているだけで、むしろ金儲けこそが正しいとして金の亡者になっている点では13億人全体が悪い。というか、中国共産党の指導者の中にはむしろわかっている人間がいるのだが(それは体制永続のためには当然だろう)、「数の暴力」というか、「多勢に無勢」というか、カネの亡者の圧倒的多数の庶民そのものに押されて、結局有効な手立てができないというのが実態だろうね。
「庶民は悪くない」というのは、サヨクチックな欺瞞であって、実際には1930年代の日本やドイツのファッショ化がそうだったが、体制が押し付けたというよりも、むしろ草の根からボトムアップでファッショ化したというのが実態だ。
というか、すべての独裁体制というのは、実は庶民の支持がなければ存続できない。民主主義だけが民衆の支持が反映されると思っていたらそれは素人の勘違いだ。ナチスだろうが、日本軍国主義だろうが、むしろ庶民のほうが熱狂的に支持して、押し上げたのだ。
今の中国も、急速な工業化とナショナリズムの台頭という意味で、戦前の日本の酷似している。
それとも、君は地震があったというだけで、中国人漢族が今までしでかしてきたチベット弾圧、弱者を徹底的に痛めつける搾取・疎外・人権蹂躙、毒ギョウザなどの毒製品の生産と輸出、大気・海洋・大地環境の破壊、核兵器も含む軍備拡張と対外膨張などが、全部帳消しになって、中国は被害者になるんですか?!

■今回の地震は人災、臭いものにフタをすべきではない
そもそも、あなたは知らないようだが、今回の震災は、週刊現代5月31日号が指摘しているように、中国共産党政権の乱開発がもたらした人災であり、純粋な天災ではない。しかも中国共産党政権の指導者は、事前に地震を予知していながら(というか、乱開発によって、長江流域は群発地震が起きていた)、それを放置した。
しかも、今後中国は自らの乱開発と有毒製品開発のツケで、住民には癌が多発し、ダムも次々決壊して多数の死人が出るだろう。
そうなったら、原因は追及しないで、単に「かわいそう」というのかね?それでは問題の解決にならないが?
ついでにいうと、君のような態度は「臭いものにフタ」という。「被害」が起きたら、それを招いた責任を追及しないで、かわいそうというだけ。それが人間としてあるべき姿なの?だったら、田中角栄がかわいそうな死に方をしたら、どんな汚職も帳消しになるんだね????
それから、北朝鮮でも昨年水害があったが、君はそのとき、拉致問題などを棚上げして支援をしたのかね?
客観的にみて地球環境の破壊への「寄与」度でいえば北朝鮮人民はそんなに悪くないはずだから、ちゃんと義捐金を出したんだろうね?「中国だから」騒いでいるだけじゃないの?単なる媚中派が!

■海外からの救援隊を拒否した中国政府の罪をなぜ非難しない?
また、あろうことか、中国政府は人命救助のリミットである72時間に、海外からの救援隊を受け入れようとせずに、義捐金だけ、つまりカネだけはちゃっかり受け取るという非情な対応を取った。
おそらく海外に人災であることを漏れるのを恐れて、その間に隠蔽工作をする必要があったのだろうが、「人間として」「人類共通の価値観」と大上段に構えるんだったら、中国政府のそのような没義道、非情、非常識を非難すべきではないのか?
もし知らなかったというなら、君が「中国」に対する認識がアマちゃんなだけ。軍国主義独裁体制の中国を見る場合、ちゃんと疑ってかからないといけないのは鉄則。

そもそもお前は中国の労改問題について何か今まで発言および行動をしてきたのか?それもしていないお前が俄かに中国人がかわいそう?ちゃんちゃらおかしい!

野中広務って、とことん腐った奴だな

2008-04-28 05:24:41 | 中国
=========================================================
http://japanese.cri.cn/151/2008/04/17/1@116162.htm
中国共産党中央対外連絡部の王家瑞部長は17日、自民党の野中広務(のなか・ひろむ)元幹事長、江崎鉄磨(えさき・てつま)副幹事長と会談しました。
 この中で、王家瑞部長は「野中広務元幹事長は中国国民の古い友人であり、両国の友好を推進してきた」と評価した上で、「胡錦涛総書記が16日、自民党の伊吹文明(いぶき・ぶんめい)幹事長、公明党の北側一雄(きたがわ・かずお)幹事長と会談した際、両国関係の一層の前進を図るための重要な講話を行った。
中国は日本との協力を強化するとともに、合意された事項の履行を期待している」と述べました。
 これに対し、野中元幹事長は「胡錦涛総書記をはじめ、中国政府の指導者は日本との関係発展を非常に重視している。チベット問題は中国の内政であり、われわれはこの問題を利用したオリンピック大会のボイコットと破壊に反対する」と述べました。
========================================================================

いくら媚中派だといっても、これはつけるクスリがない。
五輪はスポーツの国際大会なんだし、内政問題でもなんでもない、どころかはじめから「政治」問題ではない。もちろん結果的に政治になっているのはその通りだが、はじめから「内政」と政治化するのは、まるでナチスと同じ神経である。
チベットに関して「内政」というなら、「媚中派の発言」としては理解できるとしても、五輪をつかまえて「内政問題」とは、言うに事欠いて恐れ入谷の鬼子母神、といったところだ。

こんな奴がまだ生きているのは日本の不幸だ。

欧州の左派はホネがあるな アイルランド緑の党が中国大使呼んだ集会でチベット弾圧非難し、中国大使退場

2008-04-28 05:24:06 | 中国
ソースが法輪功系なのでいまいちアレだが、アイルランドでこんな事実があったらしい。

=============================================================
中国大使、チベット弾圧非難の発言で途中退場=アイルランド
http://jp.epochtimes.com/jp/2008/04/html/d38105.html
 【大紀元日本4月16日】
 アイルランドの緑党の党首、環境庁長官のゴムリ氏が4月12日の党大会演説で、
中国当局によるチベットでの武力弾圧を非難した際に、大会に招待された中国駐
アイルランド大使館の劉碧偉・大使は即座に退場したハプニングがあった。
 ゴムリ党首は、「人権への尊重はすべての国と文化に浸透すべき。
チベットは長い間に中国共産党に略奪されて抑圧されてきた。
我々は中国国民と良好な関係をずっと保っているが、中国共産党による人権侵害行為を
非難しなくてはならない。と同時に、当局とダライ・ラマ氏との対話も呼びかけていく」
などと発言した。

 BBCによると、その発言の直後に、テレビ画面では、同大会に招待された中国駐
アイルランド大使館の劉碧偉・大使は助手と耳打ちした後、一斉に立ち上がって退場した。
一方、列席者からはこの発言への拍手が沸きあがった。
 一部のメディアはその後の劉碧偉・大使がゴムリ党首を非難する言論を引用、
「このような発言があるのを事前に知ったら、この党大会に参加しなかった」という。
一方、ゴムリ党首はアイルランド国家テレビの取材を受け、同大使には事前に
知らせていた、と説明している。
 ゴムリ党首は、緑党の党首として、環境保護に力を注ぐだけではなく、人権保護をも
擁護する、と強調し、今回の議題は長年来の強い思いであるとし、「我々は中国当局と
ダライ・ラマとの対話実現に努力すべき。あそこでの平和を望んでいるからだ。
チベット人への迫害を容認すべきではない」と述べた。
 アイルランドのアハーン外務大臣は今回の出来事について、ゴムリ党首の観点は
自国の対チベット政策とは一致しているとし、ただし、チベットは国家組織ではない、
ダライ・ラマが求めているのは独立ではなく、民族の自治である、と述べ、
「我々はあそこ(チベット)で今発生していることを非難するのは当然であり、中国当局は
独立調査員とメディアが現地に入るのを受け入れるべきである」となどと話した。
=======================================================================

アイルランドは西欧の中ではかなり後まで中国と国交を結ばなかったし、英国との闘争の歴史から、中国のような横暴な大国には原初的に反感があるのだろう。しかし、それにしても素晴らしい!GJである。
さらに、反骨精神が強い緑の党だけでなく、政府の外相までがちゃんと援しているところもさらに素晴らしい。
まあ隣に中国並みにエゲツナイ英国があって、そこに対して600年にわたる独立闘争を仕掛けてきたんだから、中国なんか「ヘ」でもないんだろうね。

そして、それに対する中国大使の狭量ぶりも、何とも。他人を攻撃してばかりいるくせに、自分たちが批判の矢面に立つと打たれ弱いんだな。

しかし日本の首相もアイルランド外相の爪の垢を煎じてのんだらどうなんだろう?

何気にスゲー!!と思ったビョーク(別に好きじゃないが)--中国でチベット独立を叫ぶ

2008-03-06 04:11:32 | 中国
ビョークって別に好きではないのだが、さすがというべきか、中国は上海のコンサートで「チベット独立!」を叫んだとか。もっと欲をいえば、「南モンゴル、東トルキスタンも独立を、そして独立した台湾を擁護する」といってくれれば完璧だったのだが。もっとも、中国で公然とチベット独立を叫んだだけでも、すごいと思う。こういう胆力というか勇気というか蛮勇が、日本人や台湾人に少しは欲しいものだ。

ちなみにビョークってアイスランド生まれだが、顔付きがモンゴロイドっぽいのは、グリーンランドから渡ってきたイヌイト(というかさらに細分化してカラーリトと呼ぶべきか)の血が入っているからだろうか。

http://www.cnn.co.jp/showbiz/CNN200803040019.html
ビョーク、上海コンサートで「チベット独立」叫ぶ

上海(AP) アイスランド出身の女性シンガー、ビョークさんは2日夜、上海国際体操中心でコンサートを開催したが、最後の曲「ディクレア・インディペンデンス」(独立を宣言しよう)の終盤に「チベット、チベット」と叫んだ。政府がチベット独立に強硬に反対している中国では、この予想外のパフォーマンスの波紋が広がっている。
ビョークさんの発言は、中国の国営メディアで報じられていない。しかし有名サイト新浪網には、「もし事実ならへどが出る」といった感情的な書き込みが見られる。
コンサート会場にいた一部の人々は、コンサートのフィナーレが突然政治色を帯びたことで、現場が気まずい空気に包まれたと当時の様子を振り返る。英国人の英語教師は、客席からブーイングは出なかったものの、観客が足早に会場を後にした、と語った。コンサートのプロモーターは何もコメントしていない。
「ディクレア~」は世界各地の分離独立運動を念頭に書かれた楽曲。日本で行われたコンサートでは、先日独立を宣言したコソボに向けて歌われた。ミュージックビデオではビョークさんが、デンマーク領のグリーンランドとフェロー諸島の旗をあしらった服で登場する


http://www.cnn.com/2008/WORLD/asiapcf/03/04/bjork.tibet.ap/
Bjork in Shanghai: 'Tibet! Tibet!'
SHANGHAI, China (AP) -- Icelandic singer Bjork has ignited criticism from Chinese fans after she declared "Tibet! Tibet!" to end a passionate performance of her song "Declare Independence" during a concert in Shanghai.
The outburst at the finale of Bjork's Sunday night concert drew rare public attention inside China to Beijing's often harsh rule over the at times independent Himalayan region of Tibet.
Bjork's statement was not reported in the state-controlled media, but online sites were aflame with angry comment after word leaked out.
"If she really did this, then this woman really makes people throw up," one comment on popular Chinese Web site Sina.com said.
Some at the Shanghai concert said the politically tinged finale made audience members uneasy.
"The atmosphere was very strange, uncomfortable compared to the rest of the concert," said audience member Stephen Gow, a British teacher who lives in Shanghai. People didn't boo, Gow said, but they left the Shanghai International Gymnastic Center hurriedly.
Officials at the China-based company promoting the concert, Emma Ticketmaster, said they had no comment.
Bjork has used "Declare Independence" -- the lyrics include the entreaty "Raise your flag!" -- to declare political support for various causes.
She dedicated the song to Kosovo while performing last month in Japan. Her video for the song shows her in a jumpsuit bearing the flags of Greenland and the Faroe Islands, far-flung territories controlled by Denmark.
China's 58-year rule over the formerly independent mountain nation of Tibet has drawn frequent condemnation from foreign governments and activists, often inciting a prickly nationalism among the Chinese government and ordinary people. Many Tibetans consider the exiled Buddhist spiritual leader the Dalai Lama as their rightful leader.
In a sign of Bjork's reputation for unpredictable behavior, Shanghai's English-language newspaper, Shanghai Daily, last month heralded her concert date with the headline "Bjork's Shanghai Surprise."

中国穀倉地帯への豪雪と大雨で機能マヒ、台湾などを苛めてきた天罰なり

2008-01-31 22:53:25 | 中国
最近、寒いので体調があまりすぐれなかったので、ネットから遠ざかり気味だった。そろそろ書き込もうと思う。
中国でここ数日、雪や雨が降り続き、交通機関は寸断させ、物資流通が困難が出て、物価が急騰しているという。中国中央気象台によるとこの大雪や大雨は当分続き、交通や物価などへの影響は旧正月まで続くものとみられている。
豪雪や大雨は湖北省、湖南省、安徽省、江蘇省、貴州省、江西省、広西チワン族自治区で続き、特に湖北、湖南、安徽、江蘇の4省の雪は甚大だそうだ。
いずれも中国の穀倉地帯。しかも北京五輪を目前にした被害。確かに庶民には気の毒というしかないが、しかし中国の庶民もいわば軍拡独裁体制になんら反抗してこなかったどころか、金銭主義に流れてきた点で、決して被害者ではなく、加害者、共犯者というべきである。
これまでチベット、東トルキスタン、南モンゴル、朝鮮人地域などに対する民族浄化、虐殺、人権蹂躙、さらに台湾に対する軍事的・非軍事的な圧迫を行ってきた罪の重さを考えれば、これは天が中国および中国人の罪深さに与えた罰であると考えるべきであろう。

甘いな、産経!「ニセ日本ブランド米」が出回るだけだろう

2007-07-27 23:22:16 | 中国
産経新聞 2007年7月24日 【千変上海】前田徹 安全“輸入”する「食の国」
に、中国でも食品安全に対する意識が高まって、日本米を輸入する動きも出ているという指摘があるが↓

> こうしてみると、日本産米の中国向け輸出解禁とは、日本発の「安全の輸出」という文脈で理解した方が分かりやすいような気がする。今月26日に北京と上海で同時販売される安全米の値段は2キロで3000円前後と中国米の20倍にもなる。

これは甘い。そんなことしても、ニセの「日本米」が出てくるだけ。
中国は米食地域の大半はインディカ米だが、産経の記事本文にも出てくるように、東北部や長江流域など一部ではジャポニカも作られているから(というかジャポニカの起源は長江流域)、東北部で作られたものを「日本産」と名乗ればいいだけの話。
台湾産果物を中国に輸出しだしたら、たちまちのうちにニセ「台湾産果物」が出回ったときと同じこと(だからこそ対中輸出を推進してきた親中派野党・国民党に対する農民の不信が高まった)

これは中国政府がいうような「一部の食品業者の問題」ではなくて、もともと中国社会に存在する人間不信に輪をかける形で「金儲けや利潤のためには何でもやってよい」という小平、江沢民以来の拝金主義がプラスされてもたらされた信用の完全崩壊、人心の完全荒廃によるものなんだから、もはやどんな個別の対策を採っても駄目。

中国の高級ホテルやレストランでも、単に値段が高いだけで、それでも使っているものは安もので、ぼろもうけをたくらんでいる可能性は高い。事実高級ホテルのプールのほとんどは尿素などの濃度が高く、水を入れ替えないで使っているという。

そういう意味で、もはや中国社会は環境や安全に関する限り無間地獄になっていて、何も信用できない。

産経新聞は基本的には古くさい「反共主義」で中国を見ているだけだから(法輪功系の「大紀元」なども同様)、中国社会そのものの体質、本質にはまだまだ認識が甘いとしか言いようがない。

> 要は中国の「食の安全」が破綻(はたん)していることを住民は十分に承知している。そして「メード・イン・チャイナ」への不信感を強めているということではないか。

ただし、そんなものは一部だけ。

http://news.livedoor.com/article/detail/3243581/
中国の「食の安全」とは 都市部の金持ちだけのこと
2007年07月24日19時27分

では、冒頭で週刊現代の特集などを引用しつつも、一方では中国人評論家が指摘する「都市部の金持ち以外はそんなことにかまっていられないのが実情」という事実も伝えている。
でも、だからこそ中国の食品問題は絶対に改善されないだろう。

これに対して「日本だって高度成長期には”七色の煙”が発展の象徴とされたり、イタイイタイ病や水俣病が発生したり、砒素ミルク事件などが起こったではないか」という反論をする馬鹿な中国人を掲示板で見かけた。
確かに日本でも60年代にはそういう問題が発生した。しかし「それはいかん」といってすぐに反公害住民運動が起こって、革新自治体などが横だし規制で公害に対する規制を強めたり、それを受けて政府や企業も環境汚染を削減する法制や技術を発展させてきた。すぐに改善されたのである。

しかも、今の中国の汚染レベルは、60年代の日本の汚染レベルと比べて桁違いに大きく深刻だ。中国の大都市の大気中のSO2の濃度は、日本の川崎や北九州の最悪期の3倍以上に達しているし、中国で土地が重金属に汚染されているところが20%以上という。

はっきりいって、中国はもはや人間が住むところではない。
住んでいる住民の意識も極端に低い。このまま中国社会は破滅に向かって突き進むしかないだろう。


産経新聞記事の全文↓
http://www.emaga.com/bn/?2007070092488897002973.3407
【千変上海】前田徹 安全“輸入”する「食の国」
産経新聞 2007年7月24日
 日本貿易振興機構(JETRO)がタスクチームを作って、中国の今後10年のリスクとそのインパクトをさまざまなデータを駆使して推測したところ、環境汚染による危機が最も可能性が高く、その影響は計り知れないという結論になった。
 「中国-21のリスク」(ユーラシア・グループ編著)によると、環境危機というのは水不足、大気、水質、土壌汚染などを指しており、具体的には工場から有毒物質が流れ出し、風下や川下の数百万人に被害が生じるといった危機のことだ。
 この中で土壌汚染はいま、話題の中国食品の安全問題に直結するものだが、中国科学院によると、工場廃水に含まれる重金属に汚染された耕地は2000万ヘクタールにも及び、これは中国の耕地総面積の何と5分の1にもなっている。さらに農薬の使いすぎによってほぼ回復不能な耕地は1300万ヘクタールから1600万ヘクタールにもなっている。
 これは「食の国・中国」にとってまさに死活問題だ。例えば上海の市場に出回る揚子江デルタ周辺で栽培されるコメは「有毒米」という異名をもらってしまった。理由は国際基準の15倍に達するカドミウムが検出されたからだ。
 まだ、ある。日系食品検査会社が上海周辺で取れる野菜の残留農薬検査を無作為抽出で行ったところ、最低でも日本の基準の6倍に達していた。
 もちろん残留農薬野菜を食べてすぐ体調を崩すわけではないので、即座に危機的状況にあるのではないが、1980年代後半には上海周辺の農家が農薬の使用方法を知らず、1000倍に薄めなければならないところをそのまま使用して300人以上が死亡する事故が起きている。
 それ以降、上海市の住民は残留農薬を薄めるために野菜を水に30分から1時間漬けることが“常識”になっている。だが、最近になってそれでは効果がないとの意見が出され、市民の間にとまどいが生じている。
 地元テレビが2時間説を唱え始めたほか、高級ホテルの料理場から「長時間水に漬けておくと農薬がむしろ野菜のしんにまで浸透する心配がある」との見方が出され始めたからだ。
 いずれにせよ残留農薬や重金属から中国の食材を守る決定的な方法がないことが問題なのだ。
 こうしてみると、日本産米の中国向け輸出解禁とは、日本発の「安全の輸出」という文脈で理解した方が分かりやすいような気がする。今月26日に北京と上海で同時販売される安全米の値段は2キロで3000円前後と中国米の20倍にもなる。
 これが高すぎるのか、それとも身の安全を考えればむしろ安いのか。
 中国では日本向け野菜やコメはすでに外資系企業経営の農場で栽培されるようになっている。例えば中国東北3省で作られるアキタコマチは生産量が年間12万トンにもなっているが、うち2万トンが中国国内で消費されるようになっている。もちろん大都市の日本レストランなどで使われるものもあるだろうが、少々高くてもと購入する中国人家庭が確実に増えているのは確かだ。
 野菜についても元日系商社員が始めた有機野菜の栽培が年々、人気を集め、高価なのに安全意識の高い家庭で受け入れられるようになっていることもそうした現状を裏付けている。
 要は中国の「食の安全」が破綻(はたん)していることを住民は十分に承知している。そして「メード・イン・チャイナ」への不信感を強めているということではないか。

中華人民共和国国歌”義勇軍進行曲”の爆笑日本語訳

2007-07-27 22:13:06 | 中国
2ちゃんねるなどネットで流通している「中華人民共和国国歌”義勇軍進行曲”」の日本語訳は笑える。

起來!不願做奴隸的人們
立てて!奴隷になるのなんてイヤ!

把我們的血肉,築成我們新的長城!
私たちの肉体を万里の長城のように繋げましょう!

中華民族到了最危險的時候,毎個人被迫發出最後的吼聲!
中華人民は一番の危険日に一人一人がフィニッシュで叫ぶの!

起來!起來!起來!
立てて!立てて!立てて!

我們萬衆一心,冒著敵人的砲火!前進!前進!前進!
私たちの心はひとつ。敵の大砲をおかしながら、前へ!前へ!前へ!

「悪魔の辞典」のネット版「アンサイクロペディア」

2007-07-27 22:12:34 | 中国
ネットの無料百科事典「ウィキペディア」をパロディ化した「アンサイクロペディア」というのがある。いわば「悪魔の辞典」のネット版だ。
日本語(http://ansaikuropedia.org)や台湾中文版(http://uncyclopedia.tw/)などがあるが、ちょっと見たところでは台湾中文版のほうが内容が面白くて気が利いている。
ここでは日本は「東瀛女優國」として紹介されていて、内容はAV関係に終始している。台湾の若者から見て今の日本について強く思い浮かぶのが、AVってことなのか。
http://uncyclopedia.tw/wiki/東瀛女優國

ちなみに日本語版の「中華人民共和国」の項目の「技術」小項目は、比較的気が利いているが、それでも台湾中文のきわめてパンチの程度がまだまだ弱い。
http://ansaikuropedia.org/wiki/中華人民共和国
技術
中国では、ありとあらゆる物が本来ありえない原料から製品を作り上げる技術がある。例えば石膏から粉ミルクを作ってみたり、ロングライフクーラントから歯磨きや風邪薬を作ってみたり、時には塩化ナトリウム以外の材料から食塩を作るなど、さすが4000年の歴史が培ったテクノロジーはありとあらゆる不可能を可能とする。AppleのiPhoneを作り、中国製である事を誇示する為に「tPhone」と命名して販売するなど、日用雑貨から最先端テクノロジーまで、あらゆる範囲をカバーする中国の技術は侮りがたいものがある。日本は、この中国に見習うべく様々な努力をしている。最近の例では、ミートホープ社とカト吉は牛肉も豚肉も遺伝子の反応が出ない「ビーフコロッケ」を製造するなど、中国に匹敵する製品を開発したが、中国も日本の追撃をかわすべく「ダンボール紙」を材料に肉まんを製造し販売するなど、日々研鑽を怠っていない。

2008年五輪、英国水泳チームはぎりぎりまで北京入りせず大阪で最終調整だとか

2007-07-13 01:55:15 | 中国
ちょっと旧聞になるが、来年の北京五輪について、英国の水泳チームが選手への悪影響を考えてぎりぎりまで北京入りせず、代わりに日本の大阪で最終調整を行うことを決めた、らしい。さすが狡猾な英国というべきか。
韓国でもよさそうなものだけど、やっぱり近すぎるからか、信頼性もいまいちなのか、日本はアジアの中でもまだまだ一番信用されているんだな。

===========================================================
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070518-00000009-san-int
北京五輪 英国水泳チーム、大気汚染の悪影響懸念
5月18日8時0分配信 産経新聞
 2008年の北京五輪で、英国の水泳チームは、中国の大気汚染が選手に悪影響を与えることを懸念し、大会直前まで現地入りしないという。17日のフランス通信(AFP)が伝えたもので、同チームの役員は「通常の五輪なら現地入りは10日前だが、北京五輪では3日前までに入ることはない」と述べた。
 大気汚染が選手の体調などに影響を与える可能性があり、深刻に受け止めているためで、同チームは大阪でぎりぎりまで最終調整を行い、北京入りする計画だ。
 オーストラリア・オリンピック委員会も北京の大気汚染問題を懸念、同国の選手に対し、競技直前まで北京入りしないようアドバイスしているという。(北京 野口東秀)


また、日本の信頼度(共同電)
http://www.sankei.co.jp/enak/2007/may/kiji/30life_japanfaith.html
信頼度、日本が米中上回る 
6月29日(金)   速報 
日米中の3カ国で最も信頼できるのは日本-。米シンクタンク「シカゴ地球問題評議会」が29日までに発表した世界各国の世論調査でこんな結果が出た。
それによると、日本、米国、中国の3カ国を対象に「世界の中で責任ある行動を取ることへの信頼度」を世界16カ国の市民に聞いたところ、「大いに」と「ある程度」を合わせ日本への信頼度は平均46%で、米国(同41%)、中国(同38%)を上回った。
国別では、日本への信頼度が一番高かったのはインドネシアで76%。オーストラリア(72%)、米国(71%)が続き、16カ国中6カ国で信頼度が50%を超えた。
逆に、日本を信頼しないとの回答は、「全く」と「さほど」を合わせた平均で43%。韓国が81%と最悪で、中国も79%だった。
米国への信頼度が最も高かったのはフィリピンで85%。最低はアルゼンチンで84%が信頼しないと答えたほか、フランスも72%が不信を表明した。
中国に対して最も高い信頼度を示したのはインドネシアとオーストラリアで、いずれも59%。信頼しないとの答えはフランスが最高で76%、平均でも52%だった。
調査は昨年から今年にかけて各国で約500-2500人を対象に行われた。日本では調査が実施されなかった。
==========================================================

やっぱり日本への信頼度は高い。だから、英国が最終調整地に選んだのだろう。

しかし翻って北京五輪だが、そもそも今の公害汚染都市・北京でオリンピックができるのだろうか?相次ぐ食品公害、大気汚染、欠陥施設の報道を見ていると、もはや中国は崩壊に向かって突き進んでいるという印象を受ける。

そもそも選手の健康への悪影響というなら、北京に着いて、北京で水を飲んだり、食事をしたり、呼吸をしているだけで、確実に身体を蝕まれるだから、選手の健康を考えるなら、出場拒否するしかないだろう。

これならまだしもインドやアフリカ諸国の「不衛生」のほうがマシに見える。「不衛生」なのは、人間とは別の生物体である細菌などが生きていける環境なんだから、少なくとも決定的な害ではない。しかし中国で現在進んでいる「汚染」はすべての生物体にとって害毒となる有害化学物質なのだから。

私が最後に中国を訪れたのがちょうど10年前だが、当時福建省のショウ州でレストランに入ったときに、ビフテキを頼んだら、なんと「ヒルのようなものを炒めた食品」が出されたことがある。ちょっと食してみたら、この世のものと思えない奇妙な味がした。
しかし、こういう話さえも、今のように「二酸化硫黄や鉛が入った食品」を出されることに比べたら、まだまだ長閑で、良心的だったのだなあ、と思える今日この頃の中国の恐ろしさであった!

今の中国は生物が住めるところではない!今中国にいる人間は、確実に身体を蝕まれ、ひょっとしたら数年後には全員癌や公害病を発症させて全員死んでしまうのではないか?中国人と駐在員も全員死亡。後に残るのは、化学物質で汚染された不毛の大地だけ・・・。
同じ人類として、悲しくなる。
そもそも中国を改革開放させるべきではなかったんだと思う。しかし後には戻れないだろう。中国は確実に汚染され滅亡し、人類にも多大な被害を与えることになるだろう。

そういえば、2ちゃんねるの「東アジアニュース+」板に、気の利いた書き込みを見つけた:

================================================================
【五輪】「皇太子、北京五輪から離れよう」デンマーク両政党、政府・皇室に進言[07/01
http://news21.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1183263337/320

320 名前:ε(*´・ω・)з*麻耶*ε(・ω・`*)з ◆GG/iTdNb3w [sage] 投稿日:2007/07/02(月) 04:41:25 ID:m6Kc4Qzp
オリンピック夏季大会正式課目競技(ウリが作ってみました)
* 水泳 ←汚染された水を使用、選手全員が腹痛を起こし途中棄権(もしくは、中国人が綺麗な水を使ってる事にファビョン)
* シンクロナイズドスイミング ←同上
* アーチェリー ←黄砂の為 視界不良 選手団から苦情
* 陸上競技 ←競技中選手全員が体調不良を起こし全員棄権
* バドミントン ←なんとか大丈夫
* 野球 ←外野守備側から激しい苦情
* バスケットボール ←なんとか大丈夫
* ボクシング ←中国人選手が競技中不利になった瞬間謎の停電(韓国が同じ事を過去にしている)
* カヌー(含カヤック)←汚い河で競技出来ないとき棄権要請
* 自転車競技 ←競技中選手が失神痙攣を起こして競技中止
* 馬術 ←中国産の餌を食べた選手団の馬が腹痛を起こし 競技不可
* フェンシング ←なんとか大丈夫
* サッカー ←代表選手が肺炎を試合中に発症w
* 体操 ←なんとか大丈夫
* ハンドボール ←なんとか大丈夫
* ホッケー ←なんとか大丈夫
* 柔道 ←なんとか大丈夫
* 近代五種 ←なんとか大丈夫
* ボート ←海が汚いと選手団が棄権要請
* ヨット ←同上
* 射撃 ←黄砂による視界不良で試合不可能
* ソフトボール ←なんとか大丈夫
* 卓球 ←なんとか大丈夫
* テコンドー ←なんとか大丈夫
* テニス ←なんとか大丈夫
* トライアスロン ←試合に参加した選手が、途中で死亡
* バレーボール ←なんとか大丈夫
* ウエイトリフティング ←なんとか大丈夫
* レスリング ←なんとか大丈夫
===================================================================

これでも、まだまだ甘い評価だとは思うのだが・・・。

中国製品を使っていない「チャイナ・フリー」表示を広げよう!

2007-07-13 01:53:08 | 中国
米国の健康食品会社が、中国製材料を含んでいないという表示として「チャイナ・フリー」と表示することを決めたという。
これ、世界的に広がればいいと思うが。

============================================================
(ロイター=ロサンゼルス)米国の健康食品会社が汚染に対する不安を和らげるため、自社製品に「チャイナ・フリー(中国製品は含まれていません)」と表示することにした。これは北京を誤った方へと導くかもしれない。
ユタ州オレムに本社を置くFood for Health International社は、人間用とペット用の自然食品サプリメント全般を製造している。同社のフランク・デービス社長は、同社の食品は、中国から来た成分をまったく使っていない事実の喧伝を始めると述べた。
「ナイン・ア・デイ-プラス」カプセル、自然食「アクティブ・アダルツ」、サプリメント「ヘルシー・ドッグ」などの同社の製品に「チャイナ・フリー(China-Free)」ステッカーを貼る計画だ。同社はさらに広告やプロモーションに「チャイナ・フリー」を使う。
「これは報道に対する対処です。それらを読んだのは私たちだけではないという見解を私たちはとっています」と、デービスはロイターに語った。これは中国製品と関連がある汚染された製品を詳述しているニュース記事をさしたもの。同社の製品は有機的に生育した食品工程で生産され、化学添加物なしでアメリカ合衆国で包装されている言う。
(中略=汚染ペットフードでペット死亡など危険な中国製品の経緯説明)
アメリカ食品医薬品局は、シーフードにその起源を表示することを要求しているが、肉や農産物には必要ない。官僚とメーカー、消費者の全員が製品にラベルをつけるよりよい方法を議論しているけれど、「チャイナ・フリー」より優れたものはまだない。

ソース:ロイター(英語)Health food maker promotes "China-Free" products By Bob Tourtellotte
http://www.reuters.com/article/healthNews/idUSN0618941720070706
翻訳文: 2ちゃんねる http://news21.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1184077946/
============================================================

デンマークの左翼政党も声を上げ始めた「北京五輪ボイコット」 日本にはマトモな左翼はいないのか?

2007-07-12 00:29:10 | 中国
ちなみに、北京五輪ボイコットといえば、ダルフール虐殺に荷担しているという理由で、フランス大統領選挙の過程や、米議会では、主に人権派・リベラル派から提案されているが、今度はデンマークでも、左翼政党が提案しはじめているようだ。

まあ、ソースが「大紀元」なので、まあちょっと引用に躊躇するんだけど、
==============================================================
「皇太子、北京五輪から離れよう」=デンマーク両政党、政府・王室に進言
http://jp.epochtimes.com/jp/2007/06/html/d32899.html
 【大紀元日本6月30日】「政府と王室はいずれも来年北京で開催される五輪に参加すべきではない」。デンマーク社会民主党(DF)および社会主義人民党(SF)両党は、人権状況が改善されない中国で来年開催される北京五輪に参加すべきではないと主張し、デンマ-ク政府と王室に対し五輪不参加を要請した。デンマーク大手新聞「ユランズ・ポステンJyllands-Posten」」紙が26日に報道した。
===============================================================
ここで、特に社会主義人民党というのは、かなり急進左派的な社会主義左派政党だ。台湾にも好意的で、私も台湾で党首に会ったことがあるが、すごくマトモだといえる。
左翼だからこそ、今の中国に対して批判的であるべきだろう。

日本にはこういうマトモな左翼が少ないのは、残念だが。

北朝鮮にまで「偽者が多くて嫌だ」と指摘された中国 北京五輪は開催できないのでは?

2007-07-12 00:28:31 | 中国
時事通信の配信でこんな記事を見かけた:

===============================================================
北朝鮮、期限切れ薬の支援要請=「中国製は偽物多い」と韓国に
7月11日20時1分配信 時事通信
 【ソウル11日時事】北朝鮮の赤十字会が今年2月に韓国の製薬業界団体に対し、使用期限が切れた医薬品の支援を要請する文書を送っていたことが11日、分かった。韓国の通信社・聯合ニュースによると、文書では「中国から入ってくる薬はわれわれの体質に合わず、偽物が多い」として韓国製の医薬品支援を求めている。
製薬業界団体によると、北朝鮮側は期限切れの薬を使って何らかの問題が発生した場合は「北朝鮮側がすべて責任を取る」として、使用期限が6カ月から1年過ぎた医薬品の支援を要請。抗生物質や結核、風邪などの薬が必要だとしている。
 これに対し、製薬団体は「医学的な問題が発生する可能性もあり、期限切れの薬を送ることはできない」と拒否しているという。北朝鮮が韓国側にこうした要請をしたのは昨年に続き2回目で、国内の医薬品不足の深刻さを浮き彫りにしている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070711-00000159-jij-int
===============================================================

国そのものがフィクションで出来ている共和国=北朝鮮すら「偽者が多い」と指摘した中国の薬品・製品。
この北朝鮮の指摘を見たら、「社会主義」のくせに新自由主義まっしぐらの中国なんかよりも、チュチェ思想純粋培養でいまだに開放やっていない北朝鮮のほうが、よっぽどマトモな感覚を持っているように見えるのは、私だけではあるまい。
だから韓国も、「医学的な問題が発生する可能性もあり、期限切れの薬を送ることはできない」なんてつべこべ言っていないで、とっとと送ってやれ。
いくら期限切れでも、曲がりなりにも先進国韓国製のほうが、中国製の紛い物なんかよりも、よっぽど使えると思うけどな。だから北朝鮮が泣きついてきたんだし。
これを機会に日本もついでに支援の輪に加わるべきだと思う。
北朝鮮のほうが中国なんかよりよっぽどマトモな感覚を持っているんだから。

そういえば中国のバブルって、とっくに崩壊しているんでしょ?それが万人の目にも明らかになるのは秋口ごろだろうけど。でも、すでにやたらと各国から不正食品が指摘されているし、オリンピック施設も突貫工事で次々崩壊したりしているし、オリンピックボイコットの声も広がりつつあるし、中国はもうぼろぼろだな。オリンピックできないんじゃないの?ひょっとして来年早々と1940年の東京五輪みたいに開催権返上か?

中国ネット言論、李登輝への下劣な罵詈雑言の嵐

2007-06-08 00:33:12 | 中国
中国の有名ポータルサイト「新浪網」のニュース討論板では、李登輝の靖国参拝のニュース記事をめぐって大量の書き込みがある。
http://comment4.news.sina.com.cn/comment/skin/default.html?channel=gn&newsid=1-1-13173648&style=0
中国時間7日12時16分から始まって、21時現在で3000を超える活発な書き込みがある。
それを見ると、
「李登輝を国家分裂罪で指名手配にせよ。台湾が祖国に復帰していない現時点では福建検察と裁判所が台湾を代理して審判を下すべきだ」
「民族のクズ、人間のクズ、ゴミ」
「中華民族の歴史上最悪最低の裏切り者として歴史教科書に記載すべきだ」
「これは人間ではなく、イヌ畜生、日本人はもともとイヌであり、李登輝も下等な動物種に属するのだろう
「暗殺しろ」
「かつて日本人慰安婦が産み落とした日本人のイヌだろう、唾棄すべきやつだ」
などと、ありとあらゆる罵詈雑言が書き込まれている。

私もネットでよく罵詈雑言を書き込むが、これほどの「豊富な」罵倒表現は使いこなせない。中国人は、他人を罵倒することにかけてだけは、さすが一流だわいw。

(しかし「慰安婦と日本人のオメコ」というのは、明らかに慰安婦を馬鹿にした発言だ。これにはさすがに「慰安婦を侮辱するな」というレスもついていたが、それでもこうした書き込みがある時点で、中国が慰安婦を単なる反日の材料として利用しているだけで、内心では慰安婦を侮辱するという人権感覚ゼロだということを暴露してしまっている)

また、笑えたのが
http://comment4.news.sina.com.cn/comment/comment4.html?channel=gn&newsid=1-1-13173648&list=4&rid=21765710
「誰か腕のいい人間は李登輝を殺してくれ。お前に旅費として1000元出すから」
なんていう書き込みもあったが、それなら、お前自身が行けよw。自分で手を下そうとせずに、喚くだけ喚くだけ。しかも金も1000元ぽっきりなんて、飛行機どころか船代にもならない。さすがは中国人だけのことはあると思う。
それから、
http://comment4.news.sina.com.cn/comment/comment4.html?channel=gn&newsid=1-1-13173648&list=4&rid=21766355
「日本とは外交関係の格下すればよい。代理大使級とか」
という書き込みがあったが、これは望むところだなw。というか、どうせなら「日本と断交して、日本鬼の汚い金であるODAなんて受け取るな!」とでも言えよw。
どうして単なる「代理大使級に格下げ」で「ODAはそのまま」なのか?w そんなに日本が憎いなら、そんな憎むべき相手から「援助を恵んでもらう」なんて恥じゃないのかな?金をもらうときには乞食になるくせに、口先だけは偉そうなことをいう中国人の下劣な心性がありあり出ている発言だと思う。

北京五輪聖火問題 そもそも北京五輪なんて開催できるの?

2007-05-01 18:01:11 | 中国
パリから帰った当日(27日)、台湾および世界の各メディアは、台湾政府が北京五輪の聖火を受け入れ拒否したことで盛り上がっていた。

私は別に聖火なんて来る必要はないと思うが、これでまたぞろ国民党系は「政治がスポーツに干渉するな」などとトンチンカンな批判を行っているのが笑えた。果たして政治が干渉しているのは、台湾、北京、どちらか?大体、北京五輪に限らず、五輪というのは国威発揚の手段になっていることは周知の通りだし、特に独裁国家では久しぶりに開かれる北京五輪は、1936年のベルリン、1980年のモスクワと並ぶ、いやらしい政治宣伝、国威発揚、国家主義高揚の手段になっていることを国民党系が知らないとしたら、あまりにも無知である。つまり、本気で政治のスポーツに対する干渉を拒否するならば、北京五輪は批判しなければならないことになる。もっとも、スポーツというのは、政治の道具、侍女であることは、昔からの常識なんだが。しかも国民党自身、ファシストを学んだためもあって、救国団とかスポーツを政治宣伝に利用してきた張本人である。今回民進党政府批判をしている国民党所属立法委員黄志雄は、だったら立法委員になんかならなければいい。いまさら「政治の干渉」などという国民党の厚顔無恥ぶりには呆れる。

確かに中国としてはこの路線は最大限の譲歩のつもりかもしれない。香港やマカオから台湾に入って、さらに福建あたりに抜けるのが、台湾を自国のものだと宣伝したい中国としては「べスト」なのだろうから、ベトナムから台湾そして中国に入る路線は、譲歩したつもりなんだろう。
しかしこれは不自然である。北朝鮮からどうして台湾を素通りしてベトナムに迂回してまた台湾に来るのか。この点は実は台湾の親中派も不自然性に気が付いているようで、連合報の投書欄でも、ある統一派が「北朝鮮→台湾→ベトナム→中国」を主張していた。
そもそもどんな路線であっても、別に台湾が入る必然性はないではないか?今回の路線を見ても、近隣諸国のすべてがコースに入っているわけではなく、日本、南北朝鮮、ベトナム、そして台湾から中国となっている。民進党政権は台湾から中国に入るという点だけを問題にしているようだが、私に言わせれば、それ以前に、このコースはすべてかつての朝貢国や藩属国ばかりで、化外のフィリピンは除外されている点が明らかに中国の中華思想の世界観を反映していて問題だろうといいたい。フィリピンがないんだったら、歴史的にフィリピンと一体だった台湾は入る必然性がない。

そもそも北京五輪が順調に開催できるのか、私は非常に懐疑的である。
フランス大統領選挙でもロワイヤルやバイルがダルフール問題に関連して北京五輪ボイコットを提唱している。これは実現されるか、あるいは効果のほどもわからないので、なんともいえないが、こうした主張や議論が先進国から出てくることそのものが、やはり世界にくすぶっている北京五輪に対するある種の不安と懐疑を示すものなのである。
フランスはおひざもとのダルフールにリンクさせているが、そもそも中国そのものの人権弾圧、労働者搾取、植民地侵略、軍拡、環境破壊などの問題が多い(もっともフランス政治家がそれを指摘しないのは内政干渉という批判を恐れてのことか?)。
オリンピックが平和の祭典だというのは嘘だが、しかしこれまでの五輪はほとんどすべて平和的な民主主義国家で開催されてきた。例外は1936年のナチス治下のベルリン、1940年に決まっていた軍国主義治下の東京(しかも直前に急遽ヘルシンキに変更)、1980年の共産党独裁下のモスクワ、1984年のまだ共産党一党支配下だったサラエボの3ないし4回しかない。怪しいのは、1968年のメキシコ、1988年のソウルだが、メキシコは一党優位とはいえ一応民主的選挙が行われていたのであり、ソウルもその前年に慌てて民主化宣言して移行が始まったところだった。

つまり、問題は36年ベルリン、80年モスクワ、84年サラエボである。
いずれも、五輪開催後5-11年後に国家や体制が崩壊している(40年の東京では行われもしなったし日本も5年後に体制崩壊している)。
つまり、独裁体制下で五輪を行うと、その国家や体制が近く崩壊するという奇妙なジンクスが見てとれる。だとしたら、北京は五輪を首尾よく開催できたとしても、5年ないし10年後には共産党一党独裁体制が崩壊する可能性が高いのである。
どうして独裁体制が五輪を行うと崩壊するかというと、話は簡単で、無理をしているからである。独裁体制というのは低開発の状態なのであり、そもそも五輪を行うだけのパワーがない。しかも民主国家と異なって合意や同意を経て行っていないので、五輪開催のための施設整備の過程で無理を行っており、その不満や歪が蓄積され、それが数年後に爆発するのである。
中国は確かに近年の経済成長は著しく富がある程度蓄積されつつあるとしても、それは表面的なもので、実際には貧困な内陸を考えれば、その実力は1936年のドイツにも及ばない。
しかも北京五輪は「グリーンオリンピック」などという大嘘をウリにしている。これが嘘であることは、北京の大気汚染のひどさを見ればわかることだが、なんとグリーンピースや欧米日の「知識人」と呼ばれる世間知らずの人たちの間では、それが信じられていて、北京五輪が「史上初の環境五輪」などと付和雷同している。
そのつもりで北京に行ったら、エライことになりそうだが、それは自業自得だとしても、36年のナチスでも思いつかなかった世紀の大嘘が、社会に矛盾や歪をもたらさないはずがない。
考えられるのは、五輪実施直前に、各地の暴動が拡大したり、会場近くで環境汚染が深刻化することである。前者はあるいは治安部隊を人海戦術で投入して開催期間中は鎮圧できるかも知れないが、後者に関しては大嘘をついてきた中国共産党指導部のお粗末な頭では避けられそうにない。
そうなれば、五輪開催どころか、世界から誰も北京になど行かなくなる。
あるいは首尾よく開催までこぎつけたとしても「グリーンオリンピック」がどこへやら、北京など大都市周辺には光化学スモッグが発生するわ、有毒ガスが発生するわ、黒心食品で人々が中毒を起こすわで、その看板の出鱈目さが明らかになって、中国の信頼性はゼロになってしまうだけだろう。
芝生に緑の着色をして「緑化」などと悦に入っている北京の粗雑な頭では、これは絶対に避けられない展開だ。

つまり、いずれにしても北京五輪は開催直前になって中止になるか、あるいは開催した途端に嘘がバレて世界からバッシングされるか、大失敗に終わる可能性が高い。
だとしたら、聖火など受け入れないほうがいいし、できれば参加も取りやめたほうがいい。光化学スモッグで同胞の選手や観戦客がバタバタ倒れることは目に見えているのだから、人々の健康と福祉のためには、ボイコット呼びかけは理にかなっているといえる。

法輪功もしょせんは大中華帝国主義 それに同調する「台湾の声」も大中国派

2007-03-31 17:20:28 | 中国
先日、台湾でのメディア批判の座談会に呼ばれて話してきた。その後、「新唐人電視」という法輪功系のテレビ局に取材を申し込まれて、あまり気が進まなかったが、断るほどでもなかったので受けた。ところが、呆れたことにそれは取材というよりは、もろ誘導尋問と法輪功の折伏のような感じで、終わりがけに「美國神韻藝術團」とかいう怪しげなグループの台湾巡回公演のパンフレットをくれた。それが写真のものだが、デザインセンスが共和国(北朝鮮)や毛沢東時代の中国(「白毛女」とか)と同じで笑ってしまった。しかもインクのにおいが独特のやたら臭い、嫌な臭いがするのも特徴だ。
またパンフの内容といえば、「中華文化が人々を魅了」「真の華人電伝統文化を舞台に」「中華文化の新たな意義付け」「中国人の人生哲学」などの大中華主義の文字が躍り、しかも現在の中華帝国主義の植民地になっている「少数民族」の文化までも「中華文化」の中に含めている。また、台湾人も中国人の中に含められている。
これでは、まさに大中華帝国主義そのものではないのか?

だからこそ、以前は法輪功が実はトロイの馬ではないかと疑っていたこともある。しかし、今回記者と話した感じでは中国共産党のトロイの馬ではなく、中国共産党批判の部分は一応本心ではないかと感じた。
ただ、私は取材で「中国共産党は10年もせずにつぶれるだろう」という点では彼らに同調したものの、
「しかし、中国共産党に取って代わる政権が、今より良いとは思えない」
「中国社会は現在道徳喪失で、とんでもない拝金主義と自己中心主義に冒されている。悪いのは中国人一人一人の心であって、それを共産党だけのせいにしているようでは、共産党がつぶれても、共産党と同じ政権ができるだけだ。西欧市民社会や台湾などの民主主義は、自己検証・反省の基盤に立って、一人一人が改善したから成り立った。それができない中国人は民主主義とは無縁である」
「共産党が悪いというなら、次に生まれる政権はチベットや台湾の独立を認めるのか、それも疑問だ」
「むしろある意味では毛沢東時代のほうが、共産主義とはいえ一定のモラルが社会にあった点ではまだマシだったといえる」
と、彼らの気に障るようなことを言ってやった。
彼らはそれに対して「共産党さえつぶれればよい」というばかりで、「今の道徳が乱れているのは指導者がそうだからだ」と言うばかり。しかし、いかなる体制も、それが独裁体制だろうが、人民や社会のレベルを超越するものではない(だから日本の安倍政権や石原知事も日本人や東京都民の低劣さの反映である)。今の中国共産党政権が悪いのは、人民や社会が腐っていることの反映でしかない。
それがわからないなら、そんな人たちが「共産党批判」を展開する資格などない。

考えてみると、法輪功は台湾独立支持を明言した例はない。チベット、ウイグルについても独立を支持したことはない。
法輪功の中国観は、中華民国、中華人民共和国と変わらない。それは「新唐人」テレビとその英語名「Tang Dynasty」が示すとおりである。彼らは単に中国共産党にとってかわって、大中国の覇者となり、「偉大な唐代の大中国」を復活させたいだけだろう。
法輪功には現在の中国共産党の問題を批判しても、「中国」社会や「中国人」一人一人の心に内在する問題を検討し、見直そうという姿勢はない。共産主義を批判している分、反共といううたい文句には弱いアホな米国人どもをたぶらかすことができる分だけ、余計タチが悪いといえるかも知れない。

もっとも幸いなことに台湾人で騙される人は少ないようだ。もちろん台湾人はあまり排他的なことはしないため、彼らが来ることは拒まないが、後で聞くとやっぱり内心はウザがっているし「台湾独立を支持しないからやっぱり大中国主義だ」ということはわかっている。騙されるのは、「知識人」などと気取っている世間知らずの学者風情にはいるが、一般への広がりはない。大体、今どきの台湾人は賢くなっているからだ。

ところが、台湾独立を主張しているはずの「台湾の声」は、愚かなことに、よく法輪功のソースを用いている。趙紫陽が死んだときにもそれを追悼する記事を流したこともある。李登輝も法輪功の「九評」を絶賛したことがある。しかし九評は国民党右派学者が書いたものであり、古い反共意識による共産党批判に過ぎないものだ。
「台湾の声」の「台湾独立」はまやかしである。「台湾の声」は法輪功と結託することによって、大中華主義の片棒を担いでいるだけである。法輪功は台湾人を中国人と見做している。たんに「反共」だからといって同調しているようでは、国民党や馬英九のような反動ファッショ反共主義と変わらない。