(裏)長男の荷物

それどこで買ったの?いくらしたの?Where did you get It? How much was It done?

UK The White Hart

2013年12月14日 15時45分00秒 | イギリス
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Chippenham のThe White Hart に泊まります。
素晴らしい。自分の語彙の少なさに辟易します。代わりによその悪口を書きます。その差で比較して評価してください。
Clean and comfortable は当たり前ですが、さらに上を行っています。逆に大いに裏切られた。アメニティはSoap, Bath & ShowerGel, Shampoo & Conditioner, Hand & Body Lotion, Mending Kit など一通りそろっています。バスローブもあります。ダブルベッドに厚いマットレス、厚いピローが4個。フレンチプレスのコーヒーセット。対して部屋の飾りは、趣のあるシックなもの。ごみ箱一つ取っても。
内部がそうであるように、周りも緑の芝、牧草、レンガ色の砂利道、林、小川、そして古い昔のままの外観。
スタッフも「英語が話せない」と言うと、理解して分かるように説明してくれます。「おもてなし」と言う言葉は、今や安っぽく聞こえるので使いたくありません。でも、それです。
あと、特筆なのはサクサクつながる無料のWi-fi 。
まだまだ載せたいのですがチェックアウトの時間になりました。

イギリスの全ての宿がこうでは無いと思いますが、当たりが続きます。イギリスに対するステレオタイプ的なイメージは捨てなければいけません。

チャンスがあればまた来ます。もちろんLotus に乗って。

転んでもタダでは起きない、重箱の隅をつつくいやらしさ、私はそれを個性と思う。

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まずはパブで1杯

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ブルーチーズのコロッケとサラダ。ブルーチーズとフルーツとはちみつドレッシング。鉄板の組み合わせ。当然おいしい。もう1杯ビール。

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35日間エイジングしたサーロインステーキ。大きさを比べるためiPhoneを置いてみました。
薪でローストしてあるのか香ばしい。それを木のプレートに盛り付けてある。
日本では今さらながら「熟成肉」とか聞くけど、イギリスで見かけたステーキは、ほぼエイジングでした。

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ワインはシラーズを選びました。ワイルドに。

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Individual indulgent black forest trifle とか言うデザート
訳すと”個性的な甘い黒い森のトライフル”
下からチョコクリーム、ベリーのシロップ漬け、チョコムース、クリーム

おいしいし、盛り付けに工夫がしてあって素晴らしい。トータルの値段は調べるのが面倒なので許してください。

翌日
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ここ The White Hart はB&Bなんだろうけど、レストランがありました。しかも大変、しゃれています。

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わざわざコッツウォルズなんぞ目指して来なくても、イギリスの田舎は”普通”で、このくらい良いところです。

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コンチネンタルブレックファストが付いているのだけれど、フライドエッグのトーストとフルーツサラダをオーダーしました。トーストの盛り付けがまたおもしろい。左奥がフルーツサラダ。ガラスの密閉ポットで出された。
ここThe White Hart のシェフはできるぞ。レベル高いぞ。


UK Lotus Elise オープンで走ってみた

2013年12月14日 13時55分00秒 | イギリス
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ウィンドウをあげれば風はほとんど巻き込みません。冬用のジャケットを着て、ヒーターをONにしておけば寒くありません。オープンカー、コンバーチブルのシーズンは秋から春です。
エンジン音、ロードノイズに風切り音のゴォーが入るのでうるさいです。カーステレオは聞けます。

ブレーキについて。2000年代に入ってもエリーゼにはエアバッグとかABSは付いていませんでした。潔い。ようやく111RあたりからABSが付いたそうです。
900kgの軽い車体がどれだけ止まるか60マイルからフルブレーキ・・すると勝手な方に向くと怖いので、80%くらいでブレーキ。ガツンとABSが働くかと思いましたが、ヌイーっと。ブレーキ効かないよ。やはり勝手な方に向いてしまうのだろうか。

シフトミスをよくします。何速に入っているかわからないのです。シフトレバーが短いうえに遠いのですよ。
小さい車体にエンジン載せたらシフトレバーはここにきました、ドライバーは何速に入っているか体で覚えろと、ロータスの設計は言うでしょう。

Lotus Elise ソフトトップ
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エリーゼのソフトトップを外しました。

ソフトトップの固定の仕方
車体に対して左右、ソフトトップの両側に突起が2個、前後で合計4個(左右合計8個)。1個の突起が内側のボタンで出入りします。固定側の突起をフロントピラーとボディのくぼみに引きかけ、てこで引っ張りながら可動側の突起をはめます。取り外しは逆で、両側の突起を外したらくるくると巻きます。ソフトトップを内側から支えるつっかえ棒(傘の骨)が2本ありますので、たわませて(半ば強引に曲げて)抜きます。丸めたソフトトップと棒2本をリヤラッゲージスペースに収納します。
そうなのです、両側で引っ張っているだけです。これが100?で走っても水漏れしないのですよ。

※小ネタ
なぜ、エリーゼがソフトトップなのか。シャーシーで十分剛性が出ているので、FRP(←ただでさえ軽い材料)の屋根を付けると重くなるから。だそうです。


UK Gloucestershire Warwickshire Railway ボランティア Santa Specials

2013年12月14日 12時10分00秒 | お話
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とうにイギリスから戻っているのに、どうしても書きたかったので書いています。

今日は月命日。
震災で行方不明になっている方が2800人余りいらっしゃるそうです。今なおボランティアの方々が捜索を続けています。復興と口では言えても、身内が行方不明のままでは震災自体が終わっていない。そういう思いで、ボランティアの方々は凍える中、捜索を続けていらっしゃいます。
震災で救急・救助に入った方々と同じことはできませんが、がれきの撤去やあと片づけは私もできたかもしれません。人手も足りなかったと思います。しかし、ごめんなさい、私には無理です。大事な人を無くしたり、住まいを無くしたり、職場を無くしたり、そういった方々を見ることが辛い、耐えられない。何と声をかけたらいいのだろう。「がんばってください」?、私なんかに言われなくても精一杯がんばっているのに。まして「ありがとう」なんて言われた時には、返す言葉が見つかりません。私の心が弱すぎるのです。東北の人たち、ごめんなさい。

このGloucestershire Warwickshire Railwayはボランティアで運営されています。軌道の敷設、懸架、駅舎の建設、運営などの資金は寄付から。実際の軌道の敷設、懸架、駅舎の建設、運営はボランティアによるものだそうです。おじいちゃん、おばあちゃん、お父さん、お母さん、もちろん子供たちまでみんな笑顔。ちなみにイギリスでも写真を撮るときは「チーズ」と言っています。はるか10,000㎞向こうから遊びに来た見ず知らずにも笑顔を向けてくれる。
レンガを積み、敷石を運ぶ。報酬は、お金には代えられない”笑顔”。その子供たちの笑顔が社会をより良い方向に変えていくのだと信じています。子供に笑顔が無い国は滅びます。
生活のためだけに働く人生はさみしい。大変勝手な思いです。人が笑顔になれる活動に参加したい。表に出られない裏方の仕事でもいっこうに構わない。
イギリスの田舎をガタゴトと小さなSLが走る小気味よい揺れの中、ミルクティーを飲みながら、そう思いました。
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駅員の人たち

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油まみれで列車を連結

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歌で出迎え

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サンタクロースいらっしゃいました。1対1の面会です。ふざけていません、素直にうれしいです。
「うれしいです、光栄です、、、」これ以上の英語が浮かびません。

「ここに本物のサンタクロースがいるんですね?
・・・・いや違います、サンタクロースは一人しかいませんよね。
私は、まだサンタクロースを信じています。
・・・・いや違います。サンタクロースは実在します。」
私は何を言ってるんだろう。もうボロボロです。サンタクロースとの面会を想定していませんでした。

Santa Specialsなので料金(お金のことはどうでもいいです)に、プレゼントが含まれていておもちゃがもらえます。でも、さすがに受け取れません。「他の良い子にあげてください。」
サンタクロースとの別れ際に
「日本の良い子たちにプレゼント届けてくださいね。」とお願いしておきました。「もちろん、ホゥホゥホゥ」
さて、日本の良い子たち、プレゼントを受け取ったでしょうか。

あー何だろう、この幸せな感じは。


UK Gloucestershire Warwickshire Railway

2013年12月14日 11時00分00秒 | イギリス
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Gloucestershire Warwickshire Railway
ここCheltenham には動体保存してあるSL に乗ることができます。Web でチケットが取れるので行ってきました。
12月の土曜・日曜はSanta Specials £14 となって特別なイベントがあります。

動くのですよ、この小さいSLが。目の前で見ると大きいですが。
ホームに入ってきて、とりあえず客車と切り離し給水塔で水を補給。少し進んで、ポイント切り替えて、どこかへ走って行ったと思ったら、戻ってきて今度は客車の後ろ側に連結。いやぁ、かわいらしい。汽笛ピー。
近寄り放題、触り放題。窯は触りませんが。
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多分、大切にされているんでしょう、この小さなSL。

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客車も昔のまま。暖房効いています。