![Still Life.jpg](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/f4/18ac146c998f3b5afc36cbfd8fe0398d.jpg)
私は人を悲しませたくない、だから誰よりも長生きして、親しい人を見送る。誕生日を祝ってくれる人が減って、そのうち見送る人の方が多くなるだろう。そうして、最後に私一人が残ったら、安心して死ねる。その時、この映画のようなラスト・シーンが起きたら素晴らしいだろう
感想を2行ちょっとでまとめてみました。
さて、
ストーリーは、主人公(ポスターの写真の人)ジョン・メイ(ありきたりの名前だ)はロンドンのケニントン地区の民生係。
![Still Life 02.jpg](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/dd/0dc8e6a9d1fdaa25b9a947b567f20c76.jpg)
この地区で孤独死した人の写真を見つけて、故人の宗教を探し出し、その人に合った弔事を書いて、その葬儀にふさわしい音楽を選んで、故人の知人を探し葬儀に招待し、葬儀に参列する。しかし知人が見つからなければ、ジョン一人が見送る。孤独死とはいえ人の死を尊厳を持って真摯に弔う律儀な公務員。孤独死なので役所が死亡手続きをするのだろう。それが民生係、ジョンの仕事。
![Still Life 01.jpg](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/bc/4a9cf542759f77ba333fe43965c752e0.jpg)
そういうジョンの生活も、ネコ缶みたいな簡素な食事からして律儀そのもの。ある日、自分のアパートの向かい、目の前に住む隣人の孤独死を知る。そうして、その亡くなった隣人の過去を辿るのだが、彼は自分と全く違う生き方をしていた
![Still LIfe 03.jpg](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/09/f4228a75a3f8b826e993f8dcbc43313a.jpg)
ネタバレ上等!いいえ、この映画だけはしません。
もう一昨年になります、イギリスで3週間過ごしたのが懐かしいです。晴れることがめったになく、毎日が曇りという天気なのですが、冬の日本海側のような陰鬱さはありません(日本海側すまん)。その下で、ジョンの仕事・生活と同じように映画も律儀に淡々と進む。しかし、死者を敬うジョンの仕草一つ一つに意味があり、飽きることが無い。上映時間が90分と短いこともあるかな。そして、イギリスらしいブラックジョーク。そう、まあありきたりのと言ってしまえばそうなのですが、前述のように淡々と進むので。しかしラスト・シーンは違う。どう表現したらいいか分からない、この感動が私の心のどこから出てきたか分からないから。
私もジョンのようにちょっとした好奇心で冒険がしたくなった、で帰りにスコッチウィスキーを買って帰りました。
※おまけ
Restaurant ‘Ryuzu’ レストラン リューズ
おいしいものが食べたいとレストラン リューズへ、お昼ごはんを食べに行ってきました。
ええ、虚栄心の強い私ですから、ただのレストランではありません。ミシュラン2つ星。シェフは飯塚隆太さん、新潟県出身。
画質が悪くて恐縮です、iPhone ですから。ごはん中にカメラを出したくないのです
![IMG_4196.JPG](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/98/f170eb82e17ef4eb2e70396adb0a8972.jpg)
カウンターに座らされました。お店は広くありません。30席くらいかな。先ずはシャンパン。背の高いキレイなグラス。国産だそうだ、名前は忘れた
![IMG_4189.JPG](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/0a/314f6b811292cd2f2cad652fafba5759.jpg)
ランチは、MENU DÉJEUNER 前菜1皿とメイン、デザート、飲み物で3,600円、私はMENU DU JOUR 前菜2皿とメイン、デザート、飲み物で5,800円、他にMENU “Ryuzu” シェフお任せ8,400円から。
アミューズでゴボウのスープに小さいマドレーヌが付いたもの。前菜1皿が鴨とフォアグラのソシソン仕立て 根セロリと林檎のサラダを添えて
ソシソンって何だろう?マソソソ・マソソソみたいだ
![IMG_4190.JPG](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/50/ddf6560ec0aeb7f6aed31f516f3718d0.jpg)
うん、おいしいよ。赤いのはリンゴ味のソース。正直、それほど感動は無かったけど。
2皿目はスペシャリテだそうで、新潟産 八色椎茸をタルト仕立てに ラルドの薄いベールで覆って。写真は無いよ。椎茸のおいしいね。椎茸やパンチェッタから旨味が出て、それを吸ったパイ生地。やるね、ここのシェフ。3皿出てきました、で島根産 平目のポワレ 法蓮草を添え黒胡椒風味のジュと共に。ヒラメは日本産がおいしいね。やっぱり
カウンター越しにキッチンが見えます。ちゃんとシェフが働いてます(写真の奥の人では無い)
![IMG_4192.JPG](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/83/4229f245e54e78e61e0485024cf5d2eb.jpg)
メインが新潟産 妻有ポークのロース肉をしっとりとロースト 季節野菜のソテーを添えて
![IMG_4193.JPG](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/37/505db643dd359004805c4b81544230a8.jpg)
どう料理したか忘れました、蒸し焼きだったか、パサつかずにしっとり焼き上げてある。豚の脂身っておいしいね
デザートはイヴォワールのムースを飴のチューブに詰めて ピスタチオのエスプーマと苺のソルベ、練乳ホイップ。
![IMG_4194.JPG](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/cd/9408f7b8292eb6ff9a684bf4c1638156.jpg)
飴の中に入っているのはホワイトクリーム。パリッと割れた
![IMG_4195.JPG](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/96/b8c15590fccf4721003ab79ff1c945f5.jpg)
シャンパン、サンペレグリノ、お皿に合わせてワインを都合4杯かな。で、サービス10%入って16,800円。高けーよ!飲み物が高すぎる、たぶんディナーも同じワイン出すんじゃないかな。シャンパングラスが背が高くて余りにもキレイだったので写真を撮らせてもらったのだけれど、値段も余りにも高かった。ランチ用にスパークリングとハウスワイン、赤・白を用意していただきたい。グラスもランチは食洗機で洗える汎用品で、埃が付かないように専用のガラスケースに飾ったりしないで、そしてサービスするときにいちいち磨かなくても良し
帰りに女優の”いしだあ〇み”を見かけたよ
![IMG_4197.JPG](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/da/974d4e0f668415b96f43311e284744b2.jpg)
絶対、本人だよ。どこかで見たことがあるなと思って。引き返して写真撮らせてくださいって、そこまでしないけど
目撃は下記地図の辺りです
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※おまけ
アナと雪の女王
![ana.jpg](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/fd/94d3f82a938fded8d491023c11cf7598.jpg)
この人” アナ ” じゃないって知っていました?