認知症について書くことになるとは思いもしなかった
MRI 検査で「両側側頭葉下部萎縮」が知見されました(本物の画像。病院でコピーをくれた)
その側頭葉や前頭葉の両方もしくは片方が委縮すると何が起こるかというと「前頭側頭型認知症」だそうだ。告知を受けた本人は結構ショックだ。そういえば1ヶ月間ブログを更新していないぞ、ブログって何だっけ?それって、おいしいの?
ちなみに認知症は「変性性認知症」、「脳血管性認知症」と「その他」に分類されます。「変性性認知症」は脳の神経細胞の異常が原因で起こり、アルツハイマー型認知症、レビー小体型認知症、それと前頭側頭型認知症など。「脳血管性認知症」は脳梗塞など脳の血管の異常が原因。その他に脳外傷や脳腫瘍、脳炎などで起こる認知症がある。
その前頭側頭型認知症の臨床症状は高度の性格変化、社会性の喪失や注意、抽象性、計画、判断などの能力低下。詳細は次の通り。
・行動障害(自己に無頓着で社会的意識の喪失)
・脱抑制的徴候(自己中心的で、性的脱抑制、暴力的行動など)
・口運び傾向(oral tendency、拾ったものを口にする)
・常同的および保続的行動(マンネリ化した行動など)
・感情障害(抑うつ、不安、希死念慮、固定観念、妄想、心気症、感情的な無関心、感情移入や共感の欠如、感情鈍麻、自発性低下など)
・言語障害(発話量減少、常同言語(同じ単語や句の反復)、反響言語と保続)
症状を羅列したら言葉が無くなった。私が普段から人として「そうなってはならない」と思っていることばかりじゃないか!
私の脳は縮んでいるようだが、両側側頭葉下部萎縮が知見できたから認知症と確定したわけではないし、元々頭蓋骨との間に隙間がある脳かもしれないとのことだ。隙間は異常かもしれないが、じゃあ何が詰まっているかというとロマンでいっぱいかな。それと近親者に認知症がいないので、遺伝的要因はないのが救いだ。
言語、記憶、聴覚に関わっている側頭葉。私はクイズ番組が好きで一人でニヤ付いたりしているが、漢字が書けないのでネプリーグは得意ではない。小ネタや小エロには事欠かない記憶力には自信がある。しかし記憶を司る側頭葉が阻害されると、新しい記憶が取り込めなくなり、古い記憶の中だけで生きることになるのだろうか。
前頭側頭型認知症のことをブログに書いたことを忘れずに、3 年後にまたMRI 検査を受けようと思う。
頭頂委縮は加齢、ほっとけ!
C3-5 頸椎椎間板ヘルニア えーん
見事な垂直に切り立った後頭部、そうオレだよ!オレ!