来たー!何が来たかというとショーン・ビーン(Sean Bean)が出ています。誰?知らない?いいえ、絶対どこかで見たはずです
それは「出演作でよく死ぬ映画俳優トップ10」(WhatCulture!より)
第1位がショーン・ビーン
" Sean Bean Death Reel "(血が出るシーンがあるので注意)
00:07 - Don't Say a Word (2001)
00:24 - Equilibrium (2002)←(邦題)リベリオン。結構好き
00:33 - Outlaw (2007)←ジャック・リーチャーとは別の映画
00:39 - Airborne (1998)
00:43 - Red Riding: In the Year of Our Lord 1974 (2009)
00:51 - Essex Boys (2000)
00:57 - Ca$h (2010)
01:02 - Patriot Games (1992)←スパイ物作家トム・クランシー原作
01:14 - Black Death (2010)
01:28 - Henry VIII (2003)
01:39 - GT
01:45 - The Island (2005)←結構面白い。スカヨハ出てます
01:58 - Clarissa (1991)
02:03 - Caravaggio (1986)
02:08 - War Requiem (1989)
02:20 - The Field (1990)
02:41 - Lorna Doone (1990)
02:47 - Scarlett (1994)
02:56 - Lord of the Rings: The Fellowship of the Ring (2001)←書くまでも無く指輪のやつ
03:14 - Goldeneye (1995)←007
03:30 - The Hitcher (2007)
死ぬシーンばかりとBGM で
以下
2位ジョン・ハート「エイリアン」「ヘルボーイ」「Vフォー・ヴェンデッタ」
フェイス・ハガーされている人
この後、胸から子エイリアンが飛び出てくる例のトラウマになったシーン
マウスオーバーでトラウマを思い出しましょう
3位ゲイリー・オールドマン「レオン」「エアフォース・ワン」
ヤクでいっちゃったスタンスフィールド刑事(レオンより)
ショーン・ビーンを紹介する記事が書けるとは、あー書き終えた感無量
ん
ん
ん
そう!ジュピターだった。ウォシャウスキー姉弟によるSFアクション映画です。
そのウォシャウスキー兄弟といえば『マトリックス』(The Matrix)1999年
1999年のアカデミー賞では視覚効果賞、編集賞、音響賞、音響編集賞を受賞。従来のCGにはない、ワイヤーアクションやバレットタイムなどのVFXを融合した斬新な映像表現は「映像革命」として話題となった。名作です、シリーズ2作目、3作目となって大味感は否めないが
『マトリックス レボリューションズ』人類側の戦闘兵器「APU」(Armored Personnel Unit)
乗機するのはキャプテン・ミフネ。壮絶に爆死します
このAPU と『ジュピター』 Jupiter Ascending に出てくる宇宙船と操縦桿?が同じ
さてマトリックス、カタカナで書くと洗剤みたいだ。メィトゥリックス、とでも発音するのだろうか?そして、ワン・ダイレクションなのか?ワン・ディレクションなのか?ちなみにピオニアーじゃなくてパイオニア、いやアクセントを入れるとパイオーニアかも。そうパイオニアは木星探査機(カール・セーガン博士のメッセージ付きの例のやつ)だ
さて、
「木星」(英語 Jupiter)をご存知だろうか?太陽系にある惑星の1つで、内側から5番目の公転軌道を周回している第5惑星である。太陽系惑星の中で大きさ、質量ともに最大のものである。その大きさと大気が水素分子とヘリウムから構成され、大気における両者の比率は太陽とほぼ同じであることから「太陽になれなかった惑星」と言われている
で
で
で
映画ジュピター Jupiter Ascending
、、木星が登るとでも訳すか、違うなジュピター登場。木星関係無いの?
ストーリーですが
人類は家畜だったのです
設定が似ていると言えば似ているマトリックスと
それは宇宙のどっかの王族の生業。その王族の国が木星のようなガスを主成分とする惑星(ガス惑星)
「知らない方がいい」って元傭兵スティンガー(ショーン・ビーン)
清掃員のジュピター・ジョーンズは本当は王女様。ひざまずくショーン・ビーン
ジュピターの出生に何かの秘密があるのかと思っていたら、前王女とDNA が同じだから跡継ぎ。両親の出会いとか、父親が強盗に殺されるシーンは何だったんだろう
ジュピターを殺しに来た王家の傭兵から、元傭兵ケイン(チャニング・テイタム)が守ります
王族の長男、次男、長女、そして傭兵とか元傭兵とか連邦とか正悪など良く分かんない
王家の傭兵に連れ去られるジュピター
ミステリーサークルを残して宇宙船が発進。宇宙人のテクノロジーで少しなら地球人の記憶を消すことができるという非常に都合がいい設定
DNA が同じだから前女王とそっくり?
ちなみにDNA が双子以外で一致するには、理論値で1000兆分の1の確率だそうだ。統計学では10億分の2の確率で全くもって”0”でええんちゃう、とする。1000兆分の1は言うなれば” ロマン ”かな
王族の長男がジュピターと結婚して王家を継ごうとする
どこかで見たことがあります(300 〈スリーハンドレッド〉 ~帝国の進撃~)ですね
3D だと必ずこの構図が入る
ジュピターに振られた王子様はキレます「全人類を” 収穫 "する」ハーベスト・タイム
収穫に「痛みが無い」とセリフで言わせるのは動物保護の観点からアメリカらしい
王子様はエディ・レッドメイン(Eddie Redmayne)。「博士と彼女のセオリー」ホーキング博士役
こうしてジュピター、元傭兵のケインとスティンガー vs 王家の闘いが始まる、、といったストーリー
「アクションシーンの極め付きは、撮影スタッフが“シャドウ・チェイス”と呼ぶ冒頭の約10分間を費やした・・」とあるように冒頭10分見とけば終わりだそうだ、それがさっきのこれ
画像の中央で光っているのは盾(シールド)、重力ベクトルを反転させて空中を滑空できる” ブーツ "を履いて空中戦
まあ確かにすごい。これとか土星?のリングから”浮上”する宇宙船のスケール感とか
例えば海面から浮上する潜水艦、発進する宇宙戦艦ヤマトみたいな
しかし跡継ぎ兄弟喧嘩と、王女様を成り行きで守るために戦う元傭兵という陳腐なストーリー、ちちんぷいぷい
そういえば、前に酷評したSFアクション映画があったな、、「GUARDIANS OF THE GALAXY ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」だ
ラスカルとは反対側のアライグマ
そもそも、予告編で ↓ これやっちゃぁいかんだろう「マトリックスから16年」綾小路きみまろか?
まだまだ悪く書くネタはあるのですが、そもそもありきたりのストーリーでもう飽きた
先入観無しで、前知識無しで映画を見ろとか言うバカヤローがいますが、一理あるかも
人の創造物は人の想像を超えない、といったところか、SF 映画の限界か
※追記
ジュピターを観るまえにバードマンを観ました。ドラムソロはメタルでしか聞いたことがありませんでした、しかもドラムソロは休憩時間みたいな。ドラムが好きでも嫌いでもありませんが、効果音としては上手いなと思いました。『グランド・ブダペスト・ホテル』がバラライカを使ったように(同年アカデミー賞作曲賞)。
さてジュピターですが、BGM とかがダメ、アニメによくある追いかけるシーンみたいなトム&ジェリーなの。『マトリックス』と比較してはいけないのですが、同作で使われているのが「マソソソ・マソソソ」です。うちにあるはずのDVD が見当たらないのでどのシーンか残念ながら思い出せない
マソソソ・マソソソは「ロック・イズ・デッド」を映画1.『マトリックス』に、「ディス・イズ・ザ・ニュー・シット」を映画2.『マトリックス・リローデッド』に、「レディーマー」を映画3.『クイーン・オブ・ザ・ヴァンパイア』に、「ディスポーザブル・ティーンズ」を映画4.『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』に、「ザ・ファイト・ソング」「レジデント・エビル・メイン・タイトル・テーマ」「セイジャー・オブ・パワー」「リユニオン」「クレンジング」を映画5.『バイオハザード』に、「ロング・ハード・ロード・アウト・オブ・ヘル」を映画6.『スポーン (映画)』に、「ザ・ラ・ラ・ソング」を映画7.『パーティ★モンスター』に、「イレスポンシブル・ヘイト・アンセム」を映画8.『ソウ2』に、「ユー・アンド・ミー・アンド・ザ・デビル・メイクス・スリー」を映画9.『バイオハザードIII』に提供するなど、映画への楽曲提供も行っている。だそうだwiki より。やり手じゃねぇーか、マリリン・マンソン
※おまけ
2014年”私”が選ぶ最も優秀な映画「Kick-Ass 2 キック・アス/ジャスティス・フォーエバー」より
あのカフェテリアでの "Sick Stick" (ゲロ・スタンガン)のシーン
曲はGlasvegas 「 Euphoria, Take My Hand」そしてチャイコフスキー「くるみ割り人形」作品71a 第8曲 花のワルツ (Valse des fleurs)やるねチャイコ
これは、今でも思い出し笑いする