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ある日カッパ姉ちゃんとカメラおじさんの家に一匹の子犬がやってきた。
日々のうつろいの発見と冒険を胸に生きていこう!

ときどき独りを感じる時

2006年01月21日 | めんちゃん日記
お腹はやっと治ったんだ。
でもね。あざみ野の爺ちゃんの家に預けられる
土日になって又ピーと板の間にやっちゃった。
世田谷のロマンスグレーのねこ先生には、
僕の背中に注射を打ちながら、
「あざみ野に行くのが嫌でピーになっちゃうのかなあ」
と笑われたけど、
「そうでもないんだけどなあ」と思いながらも
注射が痛くてヒイイーと叫んでしまってまたまた笑われた。
ああ、このところ記録的な寒さで余り外に行かれない
のでいつも家の中ばかりいて、遊び足らず、
「さみしいな」と
思うことも時々。ご主人のおじさんが九州とやらに
飛行機で行っちゃった二日間なんか、
ご主人とじゃれつかれて肩を並べて、
「さみしいな」と
ふたりしてため息ついたもんで、
そろそろぼくがここに軟禁されてから一年が経つんだね。
 昨日もご主人と散歩していてつい黒服のおじさんが
通りかかるとワンワン吠えて又叱られたけど、
ちょうど一年前。ぼくがあの優しかったママから
まだおっぱいをしゃぶっていたのに無理やり
ペットショップへ連れて行かれた黒服のブリーダー
の憎いおじさんのことを今でも思い出して
つい同じような人に吠えてしまうんだ。
ご主人のいいおじさんは、こういうのを
「幼児期トラウマ」だ
と云っていたけど、ぼくは、犬ではなく
虎柄の馬だった、のかなあと
ふしぎにおもっちゃった。
コメント
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