ベトナムハノイの「季節の果物、今が旬」
ハノイのロックダウンも予想通り「15日間延長」になった。予定では8月23日午前6時までである。
しかし感染状況のひどいホーチミンでは早々9月15日までのロックダウン延長と、さらなる制限の強化が決まった。
先の見えない状況である。感染者数も昨日最高数を記録した、死者数も400に近い数字だ。ベトナムの弱点は
重症者に対して、良いケアができる環境が無い事である。その結果感染者は日本より若干少ないのに
死者数は日本の7-10倍という数字になっている。大変な状況である。
最近ブログでは「枕詞」のように「コロナの状況」を伝えている。
さて、そんな状況でも「季節は確実に移り変わっている」こうして家にこもりきりだと
街路樹の花や、風の香りなどで「季節を感じることができない」さみしい限りである。
そんな中、「食べもの」で季節を感じることができた。
昨日「3歳の友人」の母上から「ニャン(竜眼)」が手に入ったので「差し上げます」という
ありがたい連絡があった。
そうか、もう「ニャン」の季節。この連絡で「季節の移ろい」に気づくことができた。
日本では全く見ないが、ここベトナムではポピュラーな果物である。
「夏も終盤に差し掛かるとこの果物を街で見かけるようになる」
味は「バイ(ライチ)」よりもさっぱりした味だ。大きさはバイよりも小ぶりである。
このニャンはハノイの隣の「フンエン」という町の特産である。
毎年この時期になると「フンエン出身の社員が」大量に会社に持参してみんなにふるまうが、
今年はそれもできなかった。そんな中思いがけず「季節の便りをニャンで感じることができた」
このニャン、味は好きなのだが、種と実離れが悪く、少々食べるのが面倒だ。
その点で自分はバイのほうが好きである。
(このニャンを乾燥させると干しブドウのように甘くなり、それを焼酎につけこむと
おいしい果実酒になる)
早く、季節の移ろいを街中で「肌で感じたいものである」
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