MT-DRACO

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-『少年』の心を持つクルマ趣味人へ-

アバルト&フィアット500 車高調

2016-04-26 21:50:05 | 足回り関係

試作品での実走行テストを繰り返してます、倒立モノチューブ車高調

本日、鎌倉のSESさんにて最終仕様の打ち合わせをしてきました。

早ければ7月中旬に初回製作分をリリース出来そうです。

 

凡そ2か月半に渡って何パターンかの仕様で何時ものようにとっかえひっかえ実走を

繰り返してようやくたどり着いたといった所です。

既に何人かのお客様にも試乗味見して頂いてますが

車高ダウン量に関してはフェンダーとのクリアランスは現行試作品よりも

更に10mm程ダウン出来るように変更。

(前後共に目いっぱい下げますとフェンダーとのクリアランスは指1本)

リヤのショックは純正ショックよりも20mm程ショートストロークの予定です。

リヤスプリングは口径97mmの直巻きプログレッシブレートのスプリングです。

このプログレッシブレートの1G加重までの設計が実用域での乗り心地に大きく影響する部分で

狙った乗り味に持っていくのに一番苦労しました。

競技指向の場合ですと65mmの直巻きが一番ポピュラーです。

 

フロントは倒立タイプのフルタップ20段調整

スタビライザーへのロッドはフルタップ全長調整なので基本的には

純正流用で特に問題無いと思いますが更なるステップアップの検討も

してます。

 

現在未確認なのはこのフルタップネジ部分の対腐食性能です。

メーカー側は自信を持っているようなのですが・・・

塩水噴霧の曝露テストデータは持っていないようなので独自に

チェックする必要があるかもしれません。

尤も、世の中で売られている競技指向ベースの車高調ですと

ほぼ例外なく融雪剤散布路面で一冬過ごして乗りっぱなしですと

赤錆が発生したりします。

又、車高調本来の機能を最大限活かす為には装着後1年若しくは1万キロ

走行までに一度オーバーホールを行い、必要な場合は再度基準減衰とバネレートの

見直しを行うのが正しい車高調の使い方と思います。

現実は初期設定のままオイル漏れ等の不具合が発生するまで放置

宝の持ち腐れ状態が殆どと思います。

一応、7月中旬初回リリースの内 限定にて 3set 程

横浜トライバルオートさん若しくは鎌倉SESさん

にて装着可能なお客様向けに先行予約モニター販売を計画してます。

詳細及び価格等は直接連絡下さい。 

 

 

MT-DRACO with SES

* ABARTH&FIAT500  倒立モノチューブ20段調整車高調<前後車高調正>            

                          ¥315,000(税抜)

 

* ABARTH&FIAT500  倒立モノチューブ20段調整車高調 <リア車高固定>

                          ¥265,000(税抜)

 

 

FIAT500S 味見試乗大歓迎です!!

 

mtakek9x1007@silk.ocn.ne.jp

Mobile: 080-6689-9950

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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