アジアカップ。
興味はあまりありませんが、FPの大塚君が現地に観戦に行かれるということで
少しだけ語ります。
まだ1戦しか消化していないので、1戦だけを観ての評価は「酷」でしょう。
オシムが適任であるか否かにつても語るつもりはありません。
ただ、この大会に優勝できなかった場合、どのような「動き」があるのか
興味があります。
本日発売のサッカーダイジェスト(週刊)でセルジオさんもご自身のコラム
で語っています。
政治の世界では、総理による大臣への「任命責任」が問われていますが
ドイツワールドカップでの責任を「フライングによる次期監督の公表」で
うやむやにしてしまった川淵船長。
彼の独裁体制をなんとかすべきと考えます。(前から述べていますが)
もう彼の役目はとっくに終わっています。
それなのに会長職に固執している。
「日本サッカーの為=私腹を肥やすため」としか聞こえません。
ドーハの悲劇の時も、当時の長沼会長が犠牲となり
彼は(当時は椅子男)まんまと責任を逃れました。2度も責任を逃れて
3度目も!という訳にはいかないと思います。
ま、ここでは何度も指摘している話ですが(笑)
船長が辞めても、まったく「惜しまない」というのが解答です。
さて、オシムが適任か否かは述べないといいましたが
起用された選手達に対しての印象を少しだけ語りましょう。
ドイツ経験組あるいは、ジーコ、トルシエあたりから代表キャップを
積み重ねている選手が少ないですが、そのことが第1戦での終了間際の
失態を生んでしまったように思います。
ドーハーの悲劇にはじまり、昨年のワールドカップの豪州戦。
得点さえとられなければ・・・という戦い方。
日本代表としては経験していても、実際には体験していない選手の多さ
経験者が半数以上を占めていれば、起こらなかったかもしれません。
あくまでも結果論で語っていますし、「たら」「れば」を言っても
仕方のないこととは解っています。
特に感じられるのは、オシムチルドレンと言われる選手達。
自分はオシムのサッカーを理解しているし、体現できる!といった
態度が、ときに電波を通じて「傲慢さ」として伝わります。
オシムのサッカーを理解していても、サッカーのセオリーというものを理解
していなければ、なんにもならない(大事な場面でミスを犯す)と思います。
あまり好きではない巻選手。
彼こそが、「傲慢さ」を醸し出している選手の典型といえるでしょう。
彼はストライカーであるのに、得点という結果を残せていません。
FWの他の役割(前線からのディフェンス)を強調していますが、オシム
チルドレンだからといって、得点力に長けている訳ではありません。
監督というモノは、使い易い選手を起用する。その1点につきる起用な
だけだと思います。
日本人選手のの得点力のなさは、オシムもお見通しでしょうから
「どっこいどっこいの選手」であれば、自分が教えた選手を使うのは
当然でしょう。
彼は背の高い「柳沢」といったところでしょう(笑)
新しい選手、自分の采配の色をだせる選手起用が「オシムジャパン」
らしさを演出しましたが
「基本」「セオリー」といったものをないがしろにする選手が多いこと
を理解していなかったようです。
口酸っぱく言っても、理解されないのが今のJリーグの選手達。
そいうことを理解している選手はごく僅かでしょう。
口で言っても解らないのなら、殴ってでも解らせる(苦い体験をした選手達の起用)
伝わらない場合には、そこまでする必要があったのでは?
選手達の奮起を期待しつつも、川淵丸には沈没していただきたい思いもあり
心中複雑であります。
雅104